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2021年02月27日16:20

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ダークマターの一部が寄り集まって円盤化(ダークマターディスク)し、天の川銀河の円盤内に収まっていること(二重円盤モデル)、また太陽系がこのダークマターの円盤に近づくと、外側の彗星が弾き出されて地球に>

飛んでくることがある≪


恐竜絶滅を引き起こした暗黒物質とは何か

2018年08月16日 公開

リサ・ランドール(理論物理学者)、大野和基(国際ジャーナリスト)


「目に見えない」ダークマターの正体

写真:大野和基



――(大野)宇宙最大の謎の1つとされる「ダークマター(暗黒物質)」について教えてください。文字どおり、ダークマターとは目に見えない物質のことらしいのですが、われわれの知覚の常識に反しているように思えます。これは理論上存在している物質のことである、と理解すればよろしいですか。

ランドール その言い方は正確ではありません。われわれは、実際に自分の目で直接見えるものだけをリアルなものとして考えがちです。

しかし、自分の目といっても、たとえば大野さんはメガネをかけていますよね。その場合、メガネのレンズを通して入ってくる映像を脳が処理して見ているわけです。必ずしも物質を直接見ていることにはなりません。

ダークマターは宇宙にある物質の一種ですが、光を放出することも吸収することもないため、目で見ることはできません。

現時点でわかっているのは、ダークマターと通常の物質が、重力を通じて相互作用するということだけです。われわれができるのは、その重力による相互作用を「観測(observe)」するということです。

宇宙にダークマターが存在すると考えることによって、恒星や銀河系、銀河団の動きやビッグバン(宇宙の始めの大爆発)、宇宙マイクロ波背景放射(天球上の全方向からほぼ等方的に観測されるマイクロ波。ビッグバン理論を裏付ける有力な証拠とされる)など、多くの要素の辻褄が合います。ダークマターの存在によって、それらがすべて整合するのです。

――著書『ダークマターと恐竜絶滅』で説かれているのは、ダークマターこそ恐竜を絶滅させた原因であるという仮説です。この仮説には、どうやって行き着いたのでしょうか。

ランドール 私と共同研究者は、ダークマターの一部が寄り集まって円盤化(ダークマターディスク)し、天の川銀河の円盤内に収まっていること(二重円盤モデル)、また太陽系がこのダークマターの円盤に近づくと、外側の彗星が弾き出されて地球に飛んでくることがある、と考えてきました。

他方、地質学者と古生物学者による多くの観測で、6600万年前に巨大な天体が地球に衝突したこと、この流星物質(彗星)によって、恐竜を含む地球上の75%以上の生物が死に絶えたことが裏付けられてきました。

すなわち、私たちの考えが正しければ、恐竜絶滅の原因となった彗星の衝突は、天の川銀河の中央平面にあるダークマターディスクによる重力の影響だったということになります。

このモデルを私に示したのは、アリゾナ州立大学の物理学者であるポール・デイヴィスです。2013年12月に行なわれた年次講演会に招かれたときのことですが、私はそれまで恐竜の絶滅のことなど考えてもいませんでした。

地球上には、直径が20劼鯆兇┐襯レーターが20以上確認されていますが、流星物質の衝突には3000万年とか3500万年とかの周期性があるようなのです。この流星物質の周期性もダークマターと関係があるかもしれません。

(本稿は『Voice』2018年9月号、リサ・ランドール氏の「『目に見えない』宇宙の秘密」を一部抜粋、編集したものです)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ー
https://shuchi.php.co.jp/voice/detail/5476



「恐竜が絶滅したのはダークマターのため」? 気鋭の物理学者が驚きの新説

『ダークマターと恐竜絶滅――新理論で宇宙の謎に迫る』(NHK出版刊)3月24日発売。


株式会社NHK出版
2016年3月17日 14時54分


宇宙の多くを占めているにもかかわらず、正体が全く分からない“ダークマター”。「このダークマターが原因で地球の恐竜が滅んだ」と、世界的な理論物理学者リサ・ランドールが主張。つまりそれ、どういうこと?

ダークマターと恐竜絶滅――新理論で宇宙の謎に迫る



◆宇宙最大の謎・ダークマター
宇宙の中で、私たちの地球のように目に見えるものはわずか5%、69%は正体不明のエネルギーであるダークエネルギー、26%はダークマターと呼ばれる未知の物質で構成されているといわれています。

この「ダークマター」は、宇宙に存在することは確かなのですが、見たり、触ったり、捕まえたりすることができない正体不明の物体。世界中の科学者たちがその発見と解明にしのぎを削っています。

著者ランドールは「新種のダークマターが存在し、これが寄り集まると大きな重力が発生、そこに太陽系が近づくと外側の彗星が弾き出され、地球に飛んでくることがある」とさまざまなデータを駆使して論証してゆきます。

◆年代データは語る
この新種のダークマターの場は、3000〜3500万年の周期で天の川銀河の円盤の中に収まることがわかっています。この周期にぴったり重なるのが6600年前の地球。

6600万年前といえば、地球に巨大隕石が衝突したことが確かめられています。だとしたら・・・

ダークマターの重力によって天の川銀河から弾き出された彗星が飛来し、地球に衝突! 衝撃、熱、噴煙によるその後の地球寒冷化などにより生態系は大きな変化に見舞われ、適応できなかった恐竜は絶滅、地球上の75パーセント以上の生物が死に絶えた・・・

アリゾナ州にある直径約1kmのメテオ・クレーター
アリゾナ州にある直径約1kmのメテオ・クレーター


◆ダークマターとは何なのか?
著者は本書でさまざまな可能性を提示しながら、

・宇宙ができあがるまで
・ダークマター発見の歴史
・多次元宇宙とは、彗星とは
・地球をめぐる宇宙の歴史
・地球に天体が衝突する確率
・恐竜とその時代に何が起こったか
・ダークマターとは何者か

など、理論物理学の最新の成果をわかりやすくダイジェストしながら、読者を時空を超える旅に案内します。


ダークマターを捕捉する

リサ・ランドール Lisa Randall
理論物理学者。ハーバード大学物理学教授。素粒子物理学および宇宙論を研究。タイム誌の「もっとも影響力のある100人」やエスクワイア誌の「21世紀にもっとも影響力のある75人」に選ばれた。著書にベストセラー『ワープする宇宙』『宇宙の扉をノックする』(NHK出版刊)がある。




ダークマターと恐竜絶滅――新理論で宇宙の謎に迫る
リサ・ランドール著
向山信治(京都大学基礎物理学研究所教授)監訳/塩原通緒(翻訳家)訳
発売 2016年3月25日
定価 2,900円+税
仕様 四六判上製552ページ
ISBN 978-4-14-081695-0


株式会社NHK出版
〒150-8081 東京都渋谷区宇田川町41−1
https://www.nhk-book.co.jp/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ー
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000018219.html
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