2020年09月23日
筒井康隆・山下洋輔/「家」-1976年
Jazz 山下洋輔 音楽
筒井康隆・山下洋輔/「家」
日本を代表するSF作家の筒井康隆と山下洋輔の1976年のコラボレーション作品。海上に浮かぶ巨大な家を舞台にした、ボルヘスのごとし幻想譚。筒井康隆書き下ろし短編小説のサウンドトラックの体でリリースされた一枚、小説の方は全文がライナーに掲載されています。演奏は山下洋輔(p)、坂田 明(as)、伊勢昌之(g)、向井滋春(tb)、高橋知己(ts)、近藤等則(tp)、国吉征之(fl)、望月英明(b)のジャズ・ミュージシャン他、そして、なつかしいシュガー・ベイブ時代の大貫妙子(vo)、寺尾次郎(b)、村松邦男(g)の三人、本作が最初の録音とされるタモリの持ちネタで知られ山下洋輔トリオだった坂田明が発祥とされる「ハナモゲラ語」でタモリが初参加で、これが実質的録音メディアデビュー盤。筒井自身はナレーションで参加。こんなアルバムが作られていた時代なんだなと思いつつ、日本的な情緒が不条理の渦に溶け込んでいくような不思議な感覚に陥ります。それにしても、この独特な音空間はすごい。筒井康隆の小説を題材にした山下洋輔の天才的トータル・プロデュース作。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
https://51036951.at.webry.info/201707/article_10.html
日本人が知らない裏歴史…江戸時代、幕府が「ミイラ」を大量輸入していたワケ
1/23(土) 21:01配信
現代ビジネス
「日本医学」の発展の陰で
写真:現代ビジネス
江戸時代、幕府が鎖国を行い、自国の支配を強固にしたことは周知の通りだ。しかしこの間、完全に海外との交流を断絶していたわけではない。幕府はいわゆる「四つの口」と呼ばれる、長崎の出島、対馬、薩摩、松前の地で貿易を行ってきた。
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当時の輸入品の大部分は生糸や絹織物で占められていたが、それ以外に一風変わった代物もあった。例えば、享保13(1728)年に時の将軍、徳川吉宗が中国の商人から取り寄せた象などは有名だろう。
だが、奇妙な輸入品は他にもある。江戸中期以降、西洋医学の研究が盛んになると、伝統的な漢方医学と融合し、日本医学は独自の発展を遂げるようになった。
その過程で海外から様々な薬が輸入されたのだが、その中には、なんと「ミイラ」があったのだ。
当時、薬学に精通していた学者の貝原益軒が編纂した書物に『大和本草』がある。同書では日本内外の1362種の動植物・鉱物の効能がまとめられているが、そこには確かに「木乃伊(ミイラ)」の項目が記されているのだ。
また、蘭学者の大槻玄沢も自著『六物新志』で、ミイラを薬として紹介。とりわけエジプトのミイラが最上品だとしている。
気になるミイラの薬効だが、前出の『大和本草』によれば、まさしく"万能薬"のような扱いだ。
曰く、塗り薬にすれば骨折や打撲に効き、丸薬にして服用すれば、貧血や頭痛、胸やけなどに効く。他にも、虫歯や虫刺されにも効果があり、炙って匂いをかがせれば、気付け薬にも使えたという。
万能薬として珍重されていたミイラ。一見すると、超自然的な癒やしの力を期待した人々の迷信にも思えるが、そうとは言い切れない。
実は死体に施された防腐剤の主成分は、ミツバチの巣から採取できる樹脂製混合物「プロポリス」。天然の抗生物質として、実際に滋養強壮に効果があると言われているのだ。
死後の世界へ旅立つはずが、遠く離れた江戸の地で薬にされてしまったエジプトの人たちは、何を思ったのだろうか。(栗)
『週刊現代』2021年1月23日号より
週刊現代(講談社)
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https://news.yahoo.co.jp/articles/2e11e3d4169db85a4e220b35e75e98d107d92f74
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