「藤井棋聖の座布団が、汗でジトッと…」…"将棋盤"の職人

「藤井棋聖の座布団が、汗でジトッと…」　王位戦第1局…"将棋盤"の職人が見た意外な一面とは




7/27(月) 19:39配信


メ〜テレ（名古屋テレビ）







三輪碁盤店（名古屋市西区）
　藤井棋聖の活躍で、将棋ブームが起こりつつあります。
　名古屋市内の店では、将棋盤の注文が増えています。


　名古屋市西区の三輪碁盤店。
　創業100年を超える老舗碁盤店です。

「以前はお買い上げ頂くために、いろいろな種類の将棋盤を並べていましたが、数年前から藤井先生の将棋ブームで、ほとんど注文受けてしか作っていないので、在庫のある商品はほとんどないです」（三輪碁盤店　店主　三輪京司さん）

　店では、将棋ブームで注文台数が、この3年で3倍以上になったといいます。







将棋盤は職人たちが一つ一つ手作り
　販売している将棋盤は、工房で三輪さんたち職人が1つ1つ手作業で製作しています。
　販売価格は約1万円からと、決して安くありません。
　
　将棋を覚えて少し経った人が、いい将棋盤が欲しいと買い求めるようになっているそうです。

「羽生先生が7冠とられた時も、結構ブームがあったのですが、それと比べても藤井先生はけた違いに影響力があります。とにかく将棋を始めたい方、小学生、中学生が多くなりました」（三輪碁盤店　店主　三輪京司さん）

　タイトル戦で使用できるような質の高い将棋盤は、全国でも限られた職人しか作れません。



職人が見た藤井棋聖の"意外な一面"





王位戦第1局の将棋盤は三輪さんが製作
　7月に愛知県豊橋市で行われた王位戦の第1局。
　実は…

「だいぶ前に私が作った将棋盤です」（三輪京司さん）

　藤井棋聖と木村王位の対局で使われた将棋盤は、三輪さんが準備しました。







三輪碁盤店　店主　三輪京司さん
　そこで、藤井棋聖の意外な一面が…

「常に勝たれているので、飄々と自然体で戦っていると思っていましたが、対局直後に藤井先生の座布団を片づけることがありまして。対局に使う座布団って特殊なんです。将棋盤と一緒に持っていくのですが、半袖だと寒いような部屋です」

「じっと座って考えて対局している方の座布団が、汗でジトッとしているとは思わなかったです。それだけ一生懸命考えているのかと、びっくりしました」（三輪京司さん）

　この時、藤井棋聖は白星を飾りました。
　将棋盤を用意する三輪さんだからこそわかった、藤井棋聖の知られざる一面でした。

（7月27日　15:40〜放送　メ〜テレ『アップ！』より）






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ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ以上転載ーー
https://news.yahoo.co.jp/articles/32a6a050f1be266ec13f879ab74c92c57a0231de