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2020年01月23日11:42

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マルコ・ポーロによってホウ砂釉薬を用いた陶磁器がイタリアへと持ち帰られた>ホウ素中性子捕捉療法<「液体のり」を白血病研究に<「液体のり」放射線治療でも期待の星 がん細胞ほぼ消失

ホウ素(ほうそ、硼素、英: boron、羅: borium)は、原子番号5の元素である。元素記号はB。原子量は 10.81。


目次 [非表示]
1 名称
2 概要
3 歴史
4 性質 4.1 物理的および化学的性質
4.2 化合物 4.2.1 ボラン
4.2.2 窒化ホウ素
4.2.3 金属ホウ化物
4.2.4 有機ホウ素化合物

4.3 同素体
4.4 同位体

5 分析 5.1 定性分析
5.2 定量分析
5.3 構造解析

6 分布
7 生産 7.1 市場動向

8 用途 8.1 ガラスおよびセラミックス
8.2 音響機器
8.3 半導体
8.4 磁石
8.5 超硬度材料 8.5.1 炭化ホウ素
8.5.2 その他の超高硬度ホウ素化合物

8.6 建築
8.7 原子力
8.8 有機化学
8.9 生物

9 生物学的役割 9.1 健康問題と毒性

10 脚注
11 参考文献 11.1 和書
11.2 洋書

12 関連項目

名称[編集]

元素名はアラビア語で「ホウ砂」を意味する「Buraq(ブラーク)」に由来する。ホウ素 (Boron) の名称は、ホウ砂を意味する[1]アラビア語のبورق (buraq) もしくはペルシャ語のبوره (burah) に起源があるとされる[2]。中国語では10世紀の「日華本草」にペルシャ語の音写としてホウ砂のことを「蓬砂」とした記述がみられ、14世紀には日本に伝来して「硼砂」と記されている[3]。

概要[編集]

単体は高融点かつ高沸点な硬くて脆い固体であり、金属元素と非金属元素の中間の性質を示す半金属である。1808年にゲイ=リュサックとルイ・テナールの2人の共同作業およびハンフリー・デービーによってそれぞれ個別に単体の分離が行われた。

ホウ素は同じ第13族元素であるアルミニウムなどよりも第14族元素である炭素やケイ素に類似した性質を示す。結晶性ホウ素は化学的に不活性であり耐酸性が高く、フッ化水素酸にも侵されない。ホウ素の化合物は通常+3価の酸化数を取り、ルイス酸としての性質をもつハロゲン化物や、ホウ酸塩鉱物中で見られるホウ酸塩、三中心二電子結合と呼ばれる特殊な結合様式を取るボランなどがある。ホウ素には13の既知の同位体があり、天然に存在するホウ素は80.1パーセントの11Bと19.9パーセントの10Bからなっている。

ホウ素は地殻中の存在率が比較的低い元素であるが、鉱床を形成するため容易に採掘可能であることから人類による利用の歴史は長く、古くから釉薬として使われていた。現代ではガラス向けの用途に使われることが多く、2011年のホウ酸塩消費量のおよそ60パーセントがガラス用として消費されている。その他、半導体のドーパントや超硬度材料、音響材料、殺虫剤などに利用される。

植物にとってホウ素は細胞壁を維持するために必要な必須元素であり、ホウ素の欠乏によって成長障害が引き起こされる。動物にとっても必須元素であると考えられているが、その生物学的な役割はよく知られていない。ヒトや動物に対しては食塩と同程度に無毒な物質であるが、植物では高濃度のホウ素を含む土壌で葉の壊死などの障害が発生し、昆虫に対しては強い毒性を示す。

歴史[編集]





ホウ素鉱石である硼酸石(サッソライト)
ホウ素化合物の存在は数千年前にはすでに知られており、西チベットの砂漠から産出したホウ砂はサンスクリット語でチンカルと呼ばれていた。西暦300年ごろの中国ではすでに釉薬としてホウ砂が利用されており、8世紀のペルシアの錬金術師であるジャービル・ブン・ハイヤーンはホウ砂について言及していたとされている。13世紀には、マルコ・ポーロによってホウ砂釉薬を用いた陶磁器がイタリアへと持ち帰られた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%A6%E7%B4%A0





ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)とは

通常の生体内元素の数千倍の核反応を中性子と起こすホウ素薬剤BPA(p-boronophenylalanine)を、注射により腫瘍細胞に集積させ、そこに中性子を照射し、病巣内部に限局的な核反応を起こします。核反応により生じた重荷電粒子は、従来の放射線療法と比べ、はるかに大きな線量を腫瘍細胞のみに照射することができ、これまで治療不可能であった病巣にも著しい損傷を与えることが期待できる大きな可能性を持った治療法です。

ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)とは

当院における共同研究

これまで、BNCTは、中性子源を原子炉に依存していたことから、広く普及させることができない現状でした。当院では2010年より株式会社CICSとの共同研究により、直線加速器を利用した中性子源を用いることによって、IAEA(国際原子力機関)の基準を指針とした、より小型で、安全な病院設置型BNCTシステムを開発しました。
RFQリニアックの画像
RFQリニアック

ターゲットシステムの画像
ターゲットシステム

照射室写真の画像
照射室写真


進捗

当院に設置された直線加速器および中性子発生のためのターゲットシステムは、2016年に原子力規制委員会から使用許可をいただき、その後、物理特性試験、生物特性試験などの前臨床試験を完了しました。

そして、皮膚がん(悪性黒色腫もしくは血管肉腫)の患者さんを対象にして、国立がん研究センターと株式会社CICSが共同開発した加速器中性子捕捉治療装置「CICS-1」とステラファーマ株式会社が開発したBNCT用ホウ素薬剤「SPM-011」を用いたBNCTの治験を2019年11月より開始しました。今後、装置の医薬品医療機器法(旧薬事法)承認に向けて治験を進めてゆくと同時に、施設、設備等の放射化に対する検討など、様々な課題も引き続き検討しながら、有効性、安全性を確保し、新しいがん治療法としてのBNCTの確立を目標に、開発を進めていきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/clinic/radiation_oncology/bnct/index.html




「液体のり」を白血病研究に…仰天アイデアなぜ生まれた


有料会員限定記事

合田禄
2019年6月1日 10時25分

写真・図版
細胞を培養できた液体のり(文具メーカー「ヤマト」提供)

写真・図版

 会社や家庭に転がっている市販の液体のりが、白血病の骨髄移植で重要な細胞を大量に培養できたという東京大などの成果が発表され、液体のりのメーカーや研究者に問い合わせが殺到している。名前が同じ別の会社の株の出来高が前日までの10倍になったほか、SNSでは「液体のり」がトレンドの言葉になった。

 研究者が培養に成功したのは、事務用の液体のりでトップシェアの「アラビックヤマト」。販売元の文具メーカー「ヤマト」(東京都)には5月30日以降、メディアからコメントの依頼や商品の説明を求める問い合わせが相次ぎ、広報担当者は電話対応に追われた。

 31日には会社のHPにコメントを掲載。「研究チームは通常の販売経路で液体のりを購入され、画期的な結果を出されました。1975年の発売以来、代わることなく愛され続けている『アラビックヤマト』を今後ともどうぞよろしくお願いします」とした。

 ヤマトによると、アラビックヤマトは、昭和30年代に主流だったアラビアゴムが成分の「アラビアのり」を参考にしたことから名付けたという。広報担当者は「液体のりは紙などを接着するのが目的。今回は異なる使用方法ですが、病気に苦しんでおられる方や社会の一助となれるなら、社員一同大変喜ばしい限りです」と話した。

 ヤマトは株式を上場していないが、空調工事などを手がけるまったく別の「株式会社ヤマト」(前橋市)は30日、株の出来高が26万株と、前日までの2万〜3万株から10倍に跳ね上がった。担当者は「どうしてこの時期に出来高が多くなったのかわからない。原因を調査中です」と困惑した。

 ツイッターなどネットでは多くの投稿があった。「机の中にあるコレですか」「きみ、すごい子だったのか!」と驚く声や、商品名にかけて「あらビックリ」とつぶやく人も。研究が進んで「早く必要な人に届くようになればいい」「医療費がかなり削減できるかも」と期待する意見もあった。

 また、「研究はこれがあるから地道に続けないといけない」「しらみつぶしに探したのがすごい」と研究者をたたえる人もいた。

 研究者はなぜ、液体のりで細胞を培養しようと思ったのか。実は論文が掲載される2カ月ほど前、学会でアラビックヤマトが紹介されるのを記者は見ていた。

 英科学誌ネイチャーに論文を発…



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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーーー
https://www.asahi.com/articles/ASM504HKSM50ULBJ00J.html?ref=yahoo


■「液体のり」放射線治療でも期待の星 がん細胞ほぼ消失
(朝日新聞デジタル - 01月23日 04:08)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5945420
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