そぼろ降る雨熱い舗装(みち)が冷やされて…忘れていた土の匂いが蘇る夜の街が目覚める頃街の明かりが雨を虹色に彩るまるで崩れ落ち飛び散ったステンドグラスのように
素足のシンデレラ本当はガラスの靴も身を飾るドレスも沢山の花も要らないのあんなに憧れていた夢のような世界何て退屈な場所でしょうもうガラスの靴もドレスも要らないわあなたの元へと素足で駆け出すシンデレラ
何も解らずに…ガラスの靴に憧れて夢を見ていた頃が幸せだったのかもしれないそれでも夢を持つことは悪くはないでしょ誰もが持ち続けている夢は必ずあるはずだからそれだけで幸せと思えるのならそれでもいいじゃない
寂しい…って誰に言えばいいんだろう誰が…受けとめてくれるの? 本当は強くなんかないのに優しくなんてしてないのに傷つく事なんて怖くはないよ傷つける事が 怖いんだ傷ついた痛みは身体より心の方が消えないことが有るって事を知っているだけだから…
月が薄紅に染まる年に一度のストロベリームーン今度ふたりで見ようと約束したのを覚えてますか雲に覆われた空にあの日を思い出す
夕暮れの雑踏から流れきたまだ何処か少しぎこちないギターのメロディ足を止める人も少なくそれでも懸命に歌うその姿に去ることも出来ずに最後まで聴いていたあの頃のあなたと重ねるかのようにもうあれから何度季節が巡ったのでしょう今ではもう手の届かない世
何処で…迷ってしまったの ずっと一緒に 歩いていると 思っていたのに 気がつけば ふたりは違う道 また出会うことは あるのかしら
大丈夫そう言った後ろ姿の肩が小刻みに震えていた何時もとは違うもうひとつのあなたのその姿に何も声をかけることも出来ずに立ち尽くしたあの日…今あなたは幸せですか?
出会いと別れ繰り返しそれぞの時間は過ぎてゆく時間を戻す事は出来ないけれどいつまでも胸の中には輝き続ける季節(とき)がある
ニワトリだって「鳥」なんだだからボクは空を飛ぶ毎日毎日何度も何度も走って羽ばたきをするあと少し高く強く羽ばたけと初めは笑っていた仲間達そのうち見守るようにエールを送るやがて目指した高い樹の枝に止まった時誰もボクを笑う者は居なかった
車のライトが部屋を照らし影を映し出す少し明かりを落とし軽やかな曲でも流し影と一緒に踊ってみましょうか やがて夜が明け躍り疲れたら鳥達の鳴き声子守唄にして眠りに就くのも良いでしょう昨夜遅くからの連投失礼しましたm(__)m
なんて脆いのだろうか触れてしまえば今にも音たて崩れてしまいそうなのになのに微塵もそんな姿を見せずにステージに立っている人々にその声を聴かせる為にそしてこれがラストステージだとは誰も知らない
「幸せの記憶」なんて忘れたと笑ってみせてもそんな記憶思い出すほど有りはしないどんなときでも思い出すのは過ごした時代の流行り歌今ではうろ覚えでも頭によぎれば口ずさむフレーズで過ごした時代が蘇る
いつまでも夢を重ねていけると思っていたのに少しずつズレて今では重ねることも出来なく離れていく理想と現実の狭間の中で迷子なった精神(こころ)を救い出す一歩踏み出す勇気が欲しいだけ