『再会』 気まずくなって 別れた訳じゃない もしも まだ持ちが 変わらなければ また会おうと 別の道を 歩き出してから 何度この場所に 来たのだろう そう思いながら 歩く私の目の前に 手を振る君と 再び出会った
「貴方に会いたい」 mailをすれば 声を聞きたいの それよりも 貴方に会いたい 離れていても 一緒だなんて いつまで待たせるの 解っていても 早く貴方に会いたい
都会に憧れて飛び出したこの街も今ではもう知らない街みたいまるで思い出を消されてしまったようにそれでも何処か懐かしい匂いがすると思うのは夕映えの海と潮の匂いが変わらずあの頃と同じようにふたりを包んでくれたから
追いかけていた夢に近づく度にあなたの姿が遠くになってゆく今ではもう届く事のない遠い別人(ひと)それでもまだその先を追いかけるあなたは輝いてその姿遠くから見ているだけ
ラジオから流れる 何度も聴いていた ラブソング 今は少しほろ苦い あの頃のまま 何処か 大人になりきれない ショーウィンドーに 映る私の姿
もういいでしょう思い出のアルバムに納めて閉じても少しづつ薄れていくと思っていたのに未だに色褪せらる事もなく季節が来る度に鮮明なままだからどうすることも出来なくてあの頃の思いに戻されてしまう