ダバの序盤の行動は「意地」と考えるとわかりやすいね。
ひょんなことから預かったアマンダラ宛の手形、本来ならアマンダラの銀行なり部下なり執事なり渡せば済む話し。
だけど、手形を巡って大騒ぎになったもんだからここで素直に渡してしまうと状況に流された形になってしまう、そこで「俺は手形に振り回される男じゃない」となるわけだ。
つまり、事態に巻き込まれた、のではなく事態を主導する立場でいたいという意地がで出てきたのだ。もし、手形を巡る騒ぎが起きなければ銀行で渡して謝礼もらって終わる話しだっただろう。
そして、その意地の結果が自分の手でアマンダラに直接手渡さなければ気がすまない、と動き出していくのである。
ダバは本来的真面目で正義感も強く頭いいのだが、その意地を通すために行動してしまうのだ、これが若さか。
もちろん、それを見透かして面白がり試すように煽っているのがアマンダラである。
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