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2020年09月20日20:10

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無責任な「生きろ」

死を選ぶ、すなわち死ぬほど苦しんでいて死にたい人に「生きろ」というのは、生きたい人に「死ね」と言うようなもの。

死より辛い苦しみの中にいる相手に生きろというのだから、それはその死より辛い苦しみを受け続けろというのと同じである。

生きていればいいことがあるかもしれない、しかし、必ずあるとは限らないし、ないかもしれない。

そんななんの保証もない言葉なんて直面している苦痛や絶望にはなんの助けにもならない。

死にたい人は「今」苦しんでいるのであり、「今」絶望しているのである。
そんな人に「生きろ」というならば「今すぐ」その苦痛や絶望を取り除いてやらねばならないだろう、それができないのに「生きろ」というのならば残酷かつ無責任である。

つまり、相手の今後の一生を責任をもって幸せにする責任が持てないならば「生きろ」などと言う言葉は使ってはいけないのだ。

軽々しく「死ね」と言ってはならないように、軽々しく「生きろ」とも言ってはいけないのだ。そもそも人の生死に軽々しく口を挟むことが無責任とも言える。





■「つらくても生きてこそ」今苦しい人にはるな愛が伝えたいこと…インタビュー中に思わず涙も
(まいどなニュース - 09月20日 17:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=6239319
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