mixiユーザー(id:345319)

2017年10月23日20:00

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衆院選雑感

結果は自民の圧勝だったけれども、
一か月足らずの選挙戦で、
これだけの浮き沈みがあったわけで、
無風選挙を望んだ自民党の思惑通りでもなかった。

自民圧勝を許した「戦犯」は誰かというと、
やっぱり小池さんなんだろうけど、
これも結果論であって、
民進候補を無条件で受け入れていたら風が吹いたかどうかは
よくわからない。
小池さんにも同情する余地がないとは言えない。

「政策本位」というはずが「排除」といってしまって、
この言葉ひとつが
独り歩きして、
「小池首相誕生か」から
「戦犯」にまで落ちたということになると、
これに肝を冷やさない政治家はいないだろう。

安倍首相が妙に謙虚なのも、
一歩間違えば自分がそうなったかも
という自覚があるからだと思う。
ますます増える浮動票は
台風よりもはるかに進路が予測しがたい。

怪我の功名といえるかどうかはまだ早いが、
小池新党がこけたおかげで、
立憲民主への風が吹いたわけで、
共産党が割を食って気の毒ではあるけれど、
護憲派としては、むしろ投票しやすくなった。

ただ、やはり課題は
ここから政権交代が担えるような野党が育つかどうかで
まだ予断を許さない。

どんな野党でもないよりはマシというだけじゃ困るけど、
このまま政権を続けさせたくないと考えたときに、
票の行き場がないのだけは
やはり民主制としては致命的な欠陥である。

民主党のみならず、
維新、みんなの党、希望の党と
吹くはずの風が吹かずに生まれ損ねた政党の
残骸の数だけ増やしても仕方がない。

いわゆるリベラルならずとも、
立憲民主には同じ道を辿らせたくないと思うだけの理由はある。
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