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2020年01月25日11:26

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〇 自然には勝てない 〇

「若さ」第523号
※ 四方山話 ※

〇 自然には勝てない 〇

   地球規模の温暖化が進んでいることは、どうやら間違いないようです。
 これには人間社会が放出する環境破壊(伐採など自然破壊、排出ガス等)が原因とされています。もう30年も前ですが、気象予報士の話を聴いたことがあります。

 その要旨は、地球全体の温度は常に一定で、何処かでマイナス30度の地域があれば、それを平準化するプラス(30度)の地域があるという。
 単純に考えれば南半球と北半球が季節(温度)を分け合っているということでしょう。
 ただ、最近の気象状況を見ていると穏やかな季節の移り変わりとは思えません。
 氷山の融失とかオーストラリアの森林火災(昨年秋から燃え続けて北海道の面積を超える約1040万ヘクタールを焼失、28人以上が死亡している)なども異常気象が(人為的にも)影響していると考えられます。
 自然は正直な神様が創造しています。

 愚かな人間の性。
 自然破壊に繋がる温暖化の原因となると分かっていても、その対策を講じない、目先の経済的利益や個人的事情(権力保持を優先するリーダー)によって改善策が遠ざけられている現状です。
 今年の日本。
 1月20日に通常国会が開会されました(6月17日まで150日間)。
 安定多数の安倍晋三内閣の思いのままです。
 全野党共闘の体制は成りませんでした(小規模バラバラでも夫々の得る立場があるのでしょう)。
 平成から令和へ皇室の行事と海外出張(バラマキ外交?)で英気を養い、都知事選、オリンピックなど大きなイベントを睨みながらの政権の維持(解散?)が図られることでしょう。
 積年の暗い影、臭い物に蓋をして一向に憲法改正の悲願?を夢見ておられるようです。

 安倍内閣総理大臣は昨年(2019)11月20日に憲政史上最長の通算2887日在任となりました。
 明治34年から大正2年まで3次にわたり内閣総理大臣を務めた桂太郎の長期在任記録を106年ぶりに更新し、春(地方選挙の頃)には3000日を超えることになります。
 勿論その執政内容・実績こそが重要ですが、健康は元より支持母体、ブレーン、党運営、対抗勢力の情況など幾多の好条件が無ければ実現できない記録です。

 安倍総理はもちろん次の総理を狙う政治家(陣営)の動きも報じられています。
 極限られた人(集団)によって国を動かし、世界の情勢を醸成していくのが旧来からの人間社会でしょう。
 氷山の一角、ピラミッドの頂点を支えているのが一般市民です。
 「世界は一つ」にはなれません。
 各国が対抗するために国のリーダーが活動しているようにも思われます(代表する政治家の存在感)。
 国内が乱れている国、貧困な国は、有力な国に救われ?取り込まれて支配下に置かれます。


♪ 手のひらに太陽を ♪

 どんな政権下にあっても、個々の国民が個々の条件・環境の中で何とか自分の仕合せを求めて、何とか納得の出来る人生でありたいと考えながら、大きな時流の中で次代へと進んでいきます。
 一介の老人ながら 現今までの足跡に納得できる誇りと実績を見出しながら、出来得れば現状を維持・発展させて、社会に負担を掛けないで人生を終えたいものと考えています。

 「一寸先は闇」と云うのは、政界だけの話ではありません。
 人生すべて先は見えません。
 寝たきりになるのか、ボケて折角のオリンピックも楽しめないことも無きにしも非ずです。 
 現在の心境としては、まず寒い冬が早く去って欲しい。そしてスモッグや黄砂などの無い、清らかに澄んだ青空の下で眠気を誘うほどに穏やかな春を迎えたいと願っています。

※ 今日は何の日 ※

25日 鎌倉時代(1212) 浄土宗の開祖・法然上人没。

25日 明治35年(1902) 旭川で−41.0度。観測史上・日本最低気温。

25日 昭和32年(1957) 「宗谷」第一次南極観測、観測基地をオングル島として資材の陸揚げを開始。

26日 昭和33年(1958)客船「南海丸」 494総トン淡路島南方で沈没。乗客139人、乗員28人、計167人全員死亡。

27日 明治3年(1870) 国旗制定記念日。「商船規則」(太政官布告第57号)でデザインや規格が定められた。現在は「国旗国歌法」平成11年(1999)8月13日公布・施行の企画による(縦横比は2:3、日の丸は旗の中心、縦の5分の3)。

27日 平成20年(2008)大阪府知事に弁護士タレント橋下徹(38歳)。

27日 平成23年(2011)鹿児島、宮崎県境の霧島連山・新燃岳(しんもえだけ・1421m)が昭和34年(1959)2月以来52年ぶりに噴火。

28日 昭和18年(1943)特務艦「宗谷」はブカ島で米潜水艦からの魚雷攻撃を受けたが不発弾となり撃沈を免れた。

28日 明治45年(1912) 白瀬 矗ノブ中尉 第2次南極探検の最南地点から帰途。南緯80度5分、西経156度37分(大和雪原と命名)。海南丸(機帆船・204トン・18馬力)ロス海鯨湾から上陸。

29日 昭和32年(1957) 「宗谷」第一次南極観測、オングル島に公式上陸し、「昭和基地」と命名、日の丸を掲揚した(宗谷から25kmの位置)。

30日 大正15年(1926) 25代目内閣総理大臣に若槻禮次郎(第1次)。

※ 季節の句 ※

               月光の  しみる家郷の   冬の霧     飯田蛇笏

               海光の  鳩冬天へ   飛び立てり     森木史子

               ほうれん草  出荷控える  温暖化       若さ

            「若さ」の句は、5年前(平成27年)の春先に作ったものです。
    今年も暖冬で東京では未だ初氷が観測されていません。統計開始以来、最も遅い記録は平成28年(2016)1月13日で、これを大きく更新中です。
  5年前も暖冬で一斉に野菜が出回り、ほうれん草などは出荷しても採算が取れない情況で、ほうれん草は農家の畑に放置・山積みとなっていました。                          因みに5年前の今日(1月25日)は晴れで気温は9.0度〜12.2度でした。
       今年は(1月24日)は晴れで気温は7.4度〜13.4度でした。

                                            以上・「若さ」第523号   








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