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2019年12月14日14:22
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◎ 今年の漢字は「令」 ◎
「若さ」第５１７号
※ 四方山話 ※
◎ 今年の漢字は「令」 ◎
今年の世相を表す漢字は圧倒的多数で「令」でした。
12月１２日、日本漢字能力検定協会（京都市東山区）は全国から募集した「今年の漢字」を清水寺（東山区）で発表しました。
森清範貫主が縦１．５ｍ、横１．３ｍの和紙に毛筆で書き上げました。
応募総数２１万６，３２５票のうち、約１４％の３万０，４２７票で「令」が１位で、２位は「新」１万４，８５０票（約６．９％）、３位は「和」１万０，２８１票（約４．８％）でした。
「令・和」で４０，７０８票１８．８％を占め、「新」を含めると５５，５５８票、約２５．７％で、新時代への祝意と期待が込められています。
新元号の「令和」は、平成３１年（2019）４月１日に菅義偉官房長官が発表しました（４月３０日、平成天皇が退位。５月１日、令和天皇が即位）。
元号の発表に続いて安倍晋三首相が会見し、元号に託した意味は「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」ことだと語りました。
元号の発案者については公表されていませんが、出典は『万葉集』巻五の「梅花の歌三十二首」の序文からでした。
天平２年（730）１月１３日、大宰帥・大伴旅人（『万葉集』の編纂者の一人とされる大伴家持の父）の邸宅（現在の福岡県太宰府市・坂本八幡宮辺り）で開かれた「梅花の宴」（筑紫歌壇の員）で詠まれました。
「梅花の歌三十二首」の序文は、「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮の香を薫らす」（「令月」・「風和」）の一節を典拠としています。
日本の元号は７世紀半ばの「大化」から「平成」に至るまで、漢籍から元号の２字を選んでおり、日本の書籍・歌集（万葉集）からの元号は初めてです。
更に配慮があった？のは、明治・Ｍ、大正・Ｔ、昭和・Ｓ、令和・Ｒ、とローマ字の表示が混同しないことでもあります。
「今年の漢字」から飛躍しましたが、第１回の「今年の漢字」を御存じですか？。
平成７年（1995）１月１７日に阪神淡路大震災がありました。
その年末、第１回「今年の漢字」は「震」でした。
ゴルフ日本シリーズ
男子ゴルフの今季最終戦となる“日本シリーズＪＴ杯”が１２月８日（日）東京よみうりＣＣ（７０２３㍎＝パー７０）で最終日を迎えました。
スポーツにはドラマが付き物ですが、今年も見所ドラマがありました。
ダントツ２連覇かと視られていた今平周吾（２７歳）＝フリー＝は、後半に崩れて３位。
最終日、４アンダー５位、首位と２打差でスタートした石川遼（２８歳）が、7バーディ・2ボギーの「65」をマークし通算８アンダーで逆転優勝しました（米メジャー大会を歴戦、現選手会長の面目躍如）。
８アンダーで並んだブラッド・ケネディ（豪）とのプレーオフ３回目で約４ｍのパットを決めての優勝でした（2015年以来２回目）。
石川は、優勝賞金4000万円を獲得。 今季の賞金が1億3281万円で３位。 生涯獲得賞金も史上最年少で10億円を突破しました（これまでは池田勇太の３１歳）。
実は私のゴルフ歴は５０歳過ぎてから７０代まで２０年程で、元々運動神経の鈍い私のゴルフは仲間との付き合いが中心の遊びであったようです。
唯一、プロのプレーを観たのが２６年前・平成５年（１９９３）１２月５日、東京よみうりＣＣでの“日本シリーズ日立カップ”でした。
前日の４日（土）は職場の旅行会で熱海泊でしたが、Ｓ君と観光（自由参加）を止めてゴルフ観戦に向かいました。 天気も良く忘れられない見学となりました。
最終組を追い掛けながら、仰天の飛距離や神業のショットを見せて貰いました。
その結果は、今年の日本シリーズに優るドラマがあった事を今にして確認しています。
優勝（１１年ぶり２度目）は、中島常幸―１８、 ２位：丸山茂樹―１５、 ３位：尾崎将司−１４、 ４位：飯合肇―１１（同スコア：陳志忠・台湾）でした。
スタート時では、首位の尾崎―１４を２位の中島がー１３で追う形でしたが、６７打で逆転優勝。 ２位の丸山はツアー１勝の若手ながら、前半には４バーディーで２位に２打差をつけて−１６単独首位にもなっていました（最終６９打で２位）。
首位スタートの尾崎は７２叩いて―１４で３位でした。
優勝の中島が賞金３０００万円、 ２位の丸山が賞金１５００万円、 ３位の尾崎が賞金７５０万円、 ４位の飯合が賞金５０５万円でした。
この結果により、 飯合肇の年間賞金額が１億４，４６３万円、 尾崎将司の年間賞金額が１億４，４５９万円で、 その差４万円という僅差で飯合肇が賞金王となりました。
中島は１億３，０８４万円で３位、丸山は１０位までの記録に入っていません。
表彰式で中島と尾崎に挟まれた２位の丸山は小さくなって、尾崎に突かれていましたが、尾崎が２位なら賞金王という背景もあったのでしょう。
少し長くなりましたが、この際「ゴルフ日本シリーズ」の歴史を調べてみました。
第１回は、昭和３８年（１９６３）で石井朝夫（４０歳）が優勝しています（殿堂入り）。
当時は東西の代表による競技法で、 １１月５日・６日（大阪・よみうりＣＣ）、 １１月８日・９日（千葉県野田・紫ＣＣすみれコース）で行われました。
第２回・３９年〜第２４回・６２年までは、 よみうりＣＣ（大阪）と東京よみうりＣＣで ゴルフ日本シリーズとして行われ、杉原輝雄、尾崎将司、青木功、中島常幸などの時代でした（第１８回・５６年は東京よみうりＣＣで２日間のみ）。
第２５回・６３年から「ゴルフ日本シリーズ日立カップ」となり尾崎直道、丸山茂樹が台頭しています。
第２７回・平成２年（１９９０）第２７回が大阪と東京で行われた最後の日本シリーズとなり、尾崎直道が優勝しました。
その後、平成７年（１９９５）第３２回・平成７年（１９９５）から東京よみうりＣＣが恒例の会場として継続されています。
第３５回・平成１０年（１９９８）から「ゴルフ日本シリーズＪＴカップ」となって現在に至っています。
本大会２度目の優勝を果たした石川遼と本大会とは深い縁があります。
第４３回・平成１８年（２００６）までは「最優秀プロ決定戦」の形（プロ選抜）大会でした。
ところが、平成１９年５月に高校生アマチュアの石川遼が、史上最年少でツアー優勝したことから、同年７月３０日の理事会でアマチュア選手の出場が承認されました（第４４回・平成１９年からオープン戦）。
私の見学した第３０回（平成５年）は、東京よみうりＣＣが単独会場になる過渡期で第２９回と第３１回は、「読売ゴルフ・メンバーコース」で行われており、「日立カップ」時代でした。
唯一第１回のみ東の会場となった「紫ＣＣすみれコース」は健在ですが、最近のメジャー大会は同地域の「千葉ＣＣ梅郷コース」が多く使われています。
改めて地元野田市とゴルフの縁を確認する機会となりました。
☆ ノーベル賞の授賞式 ☆
１２月１０日、ノーベル賞の授賞式がスウェーデンの首都・ストックホルムで行われました。
ダイナマイト等を考案製作したスウェーデンの化学者アルフレッド・ノーベル（１８３３〜１８９６）の遺言により創設されたもので、毎年命日に当たる１０日に授賞式が行われています。
今年は旭化成（株）の名誉フェローで携帯電話やパソコンに用いられるリチウムイオン二次電池を発明した吉野彰さん（７１歳）が化学賞を受けました。
我が国では、昭和２４年（1949）に湯川秀樹京都大学教授（５０歳）が物理賞（原子核内における中間子の存在を理論）を受章したのが最初です。
今回の吉野さんを含めて、物理学賞：９人、 化学賞：８人、 生理学、医学賞：５人、文学賞：２人（川端康成、大江健三郎）、 平和賞：１人（佐藤榮作、）の２５人が受賞しています。
日本は、アジアでダントツ！維持したいものです。
※ 今日は何の日 ※
１４日 義士祭。元禄１５年（１７０２）赤穂浪士４７人が吉良上野介屋敷に討入り主君浅野内匠頭の仇討。４７士は切腹、港区泉岳寺に葬られている。
１５日 平成２８年（2016）ロシア大統領・プーチン来日、安倍総理と会談。１５日・山口県長門市温泉旅館「大谷山荘」、１６日・東京「首相官邸」などで会談。北方領土関連の経済協力に新構想、旧住民の墓参、ビザなし渡航などを一層安易に増加。平和条約の締結が領土交渉などの前提問題。
１６日 宝永４年（1707） 富士山の大噴火、３１日まで続いた（以後なし）。Ｍ８．４を含む地震が頻発。江戸から佐久（長野）まで降灰があった。
１６日 平成２４年（2012） 衆議院議員選挙（都知事選挙も同日）。自民党圧勝、与党・民主党激減（即日・野田代表辞意）。民主党政権・３年３カ月で幕。（自公政権復活。１２月２６日、第２次・安倍晋三内閣発足）。
１７日 明治４４年（1911） ノルウェー アムンゼン隊が南極点初征服。フラム号 ３５５�邸。核椒泪好函．肇奪廛好�ーナー型 補助エンジン（蒸気）２５馬力。５人の隊員がロス海鯨湾から往復３，４４５�腺坑稿�で征服、帰還。
１７日 明治３６年（1903） ライト兄弟が有人動力飛行（１２馬力）に成功。
１７日 平成１５年（2003）「二式大型飛行艇」防衛庁へ譲渡式。石破茂・防衛庁長官。曾野綾子・日本船舶振興会（日本財団）会長などが出席。
１７日 平成１５年（2003）「二式大型飛行艇」船の科学館から防衛庁へ譲渡。（昭和７年、海軍が制式採用。昭和５５年７月２０日一般公開。要目：長さ28.1m、幅38.0m、乗員10人、最大速度453.2km/時、最大航続距離7,200km、離水距離295m）。
１７日 平成２３年（2011） 北朝鮮・金正日総書記（６９歳）が死去。昨年後継者として現れた三男・金正恩（２８歳）の手腕・存在に注目。
１８日 明治４１年（1908） 日本で初の海難通信ＳＯＳを汽船「第２電信丸」が発信。山口県角島沖で沈没。角島無線電信局が受信。
１８日 平成９年（1997） 東京アクアライン開通。川崎市〜（東京湾）〜木更津（１５．１ｋｍ）平成元年着工。総工費約１兆４，４０９億円。
１９日 昭和４３年（1968） 第９次南極観測隊（「ふじ」）が、南極点到達（我が国最初で最後）。「昭和基地」から雪上車で踏破（現在は空路）。
１９日 平成２４年（2012） 韓国大統領選挙・朴槿恵が当選（初の女性大統領）。
２０日 明治１２年（1879） 尻屋崎灯台（青森県）・本州東海岸の北端に日本初の霧笛（２０秒おきに４秒間）を設置。
２０日 明治３８年（1905） 大日本帝国海軍 連合艦隊 解散式。
東郷平八郎 連合艦隊司令長官 連合艦隊解散ノ辞「告別の辞」（旗艦「三笠」参謀・海軍中佐 秋山真之の起草とされている）告別の辞は長文であったが、東西の戦史の例をひき、最後は次の一句で結んでいます。「神明はただ平素の鍛錬に力め戦はずしてすでに勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して治平に安ずる者よりただちにこれをうばふ。古人曰く、勝って兜の緒を締めよ、と」。（司馬遼太郎著「坂の上の雲」（雨の坂）・文春文庫・八より抜粋）
※ 季節の句 ※
木がらしや 目刺にのこる 海のいろ 芥川龍之介
最終の 電車すぎるや 夜鷹蕎麦 有山薫糸
林道や 百舌鳥は季語かと 空仰ぐ 若さ
以上・「若さ」第５１７号
※ 四方山話 ※
◎ 今年の漢字は「令」 ◎
今年の世相を表す漢字は圧倒的多数で「令」でした。
12月１２日、日本漢字能力検定協会（京都市東山区）は全国から募集した「今年の漢字」を清水寺（東山区）で発表しました。
森清範貫主が縦１．５ｍ、横１．３ｍの和紙に毛筆で書き上げました。
応募総数２１万６，３２５票のうち、約１４％の３万０，４２７票で「令」が１位で、２位は「新」１万４，８５０票（約６．９％）、３位は「和」１万０，２８１票（約４．８％）でした。
「令・和」で４０，７０８票１８．８％を占め、「新」を含めると５５，５５８票、約２５．７％で、新時代への祝意と期待が込められています。
新元号の「令和」は、平成３１年（2019）４月１日に菅義偉官房長官が発表しました（４月３０日、平成天皇が退位。５月１日、令和天皇が即位）。
元号の発表に続いて安倍晋三首相が会見し、元号に託した意味は「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」ことだと語りました。
元号の発案者については公表されていませんが、出典は『万葉集』巻五の「梅花の歌三十二首」の序文からでした。
天平２年（730）１月１３日、大宰帥・大伴旅人（『万葉集』の編纂者の一人とされる大伴家持の父）の邸宅（現在の福岡県太宰府市・坂本八幡宮辺り）で開かれた「梅花の宴」（筑紫歌壇の員）で詠まれました。
「梅花の歌三十二首」の序文は、「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮の香を薫らす」（「令月」・「風和」）の一節を典拠としています。
日本の元号は７世紀半ばの「大化」から「平成」に至るまで、漢籍から元号の２字を選んでおり、日本の書籍・歌集（万葉集）からの元号は初めてです。
更に配慮があった？のは、明治・Ｍ、大正・Ｔ、昭和・Ｓ、令和・Ｒ、とローマ字の表示が混同しないことでもあります。
「今年の漢字」から飛躍しましたが、第１回の「今年の漢字」を御存じですか？。
平成７年（1995）１月１７日に阪神淡路大震災がありました。
その年末、第１回「今年の漢字」は「震」でした。
ゴルフ日本シリーズ
男子ゴルフの今季最終戦となる“日本シリーズＪＴ杯”が１２月８日（日）東京よみうりＣＣ（７０２３㍎＝パー７０）で最終日を迎えました。
スポーツにはドラマが付き物ですが、今年も見所ドラマがありました。
ダントツ２連覇かと視られていた今平周吾（２７歳）＝フリー＝は、後半に崩れて３位。
最終日、４アンダー５位、首位と２打差でスタートした石川遼（２８歳）が、7バーディ・2ボギーの「65」をマークし通算８アンダーで逆転優勝しました（米メジャー大会を歴戦、現選手会長の面目躍如）。
８アンダーで並んだブラッド・ケネディ（豪）とのプレーオフ３回目で約４ｍのパットを決めての優勝でした（2015年以来２回目）。
石川は、優勝賞金4000万円を獲得。 今季の賞金が1億3281万円で３位。 生涯獲得賞金も史上最年少で10億円を突破しました（これまでは池田勇太の３１歳）。
実は私のゴルフ歴は５０歳過ぎてから７０代まで２０年程で、元々運動神経の鈍い私のゴルフは仲間との付き合いが中心の遊びであったようです。
唯一、プロのプレーを観たのが２６年前・平成５年（１９９３）１２月５日、東京よみうりＣＣでの“日本シリーズ日立カップ”でした。
前日の４日（土）は職場の旅行会で熱海泊でしたが、Ｓ君と観光（自由参加）を止めてゴルフ観戦に向かいました。 天気も良く忘れられない見学となりました。
最終組を追い掛けながら、仰天の飛距離や神業のショットを見せて貰いました。
その結果は、今年の日本シリーズに優るドラマがあった事を今にして確認しています。
優勝（１１年ぶり２度目）は、中島常幸―１８、 ２位：丸山茂樹―１５、 ３位：尾崎将司−１４、 ４位：飯合肇―１１（同スコア：陳志忠・台湾）でした。
スタート時では、首位の尾崎―１４を２位の中島がー１３で追う形でしたが、６７打で逆転優勝。 ２位の丸山はツアー１勝の若手ながら、前半には４バーディーで２位に２打差をつけて−１６単独首位にもなっていました（最終６９打で２位）。
首位スタートの尾崎は７２叩いて―１４で３位でした。
優勝の中島が賞金３０００万円、 ２位の丸山が賞金１５００万円、 ３位の尾崎が賞金７５０万円、 ４位の飯合が賞金５０５万円でした。
この結果により、 飯合肇の年間賞金額が１億４，４６３万円、 尾崎将司の年間賞金額が１億４，４５９万円で、 その差４万円という僅差で飯合肇が賞金王となりました。
中島は１億３，０８４万円で３位、丸山は１０位までの記録に入っていません。
表彰式で中島と尾崎に挟まれた２位の丸山は小さくなって、尾崎に突かれていましたが、尾崎が２位なら賞金王という背景もあったのでしょう。
少し長くなりましたが、この際「ゴルフ日本シリーズ」の歴史を調べてみました。
第１回は、昭和３８年（１９６３）で石井朝夫（４０歳）が優勝しています（殿堂入り）。
当時は東西の代表による競技法で、 １１月５日・６日（大阪・よみうりＣＣ）、 １１月８日・９日（千葉県野田・紫ＣＣすみれコース）で行われました。
第２回・３９年〜第２４回・６２年までは、 よみうりＣＣ（大阪）と東京よみうりＣＣで ゴルフ日本シリーズとして行われ、杉原輝雄、尾崎将司、青木功、中島常幸などの時代でした（第１８回・５６年は東京よみうりＣＣで２日間のみ）。
第２５回・６３年から「ゴルフ日本シリーズ日立カップ」となり尾崎直道、丸山茂樹が台頭しています。
第２７回・平成２年（１９９０）第２７回が大阪と東京で行われた最後の日本シリーズとなり、尾崎直道が優勝しました。
その後、平成７年（１９９５）第３２回・平成７年（１９９５）から東京よみうりＣＣが恒例の会場として継続されています。
第３５回・平成１０年（１９９８）から「ゴルフ日本シリーズＪＴカップ」となって現在に至っています。
本大会２度目の優勝を果たした石川遼と本大会とは深い縁があります。
第４３回・平成１８年（２００６）までは「最優秀プロ決定戦」の形（プロ選抜）大会でした。
ところが、平成１９年５月に高校生アマチュアの石川遼が、史上最年少でツアー優勝したことから、同年７月３０日の理事会でアマチュア選手の出場が承認されました（第４４回・平成１９年からオープン戦）。
私の見学した第３０回（平成５年）は、東京よみうりＣＣが単独会場になる過渡期で第２９回と第３１回は、「読売ゴルフ・メンバーコース」で行われており、「日立カップ」時代でした。
唯一第１回のみ東の会場となった「紫ＣＣすみれコース」は健在ですが、最近のメジャー大会は同地域の「千葉ＣＣ梅郷コース」が多く使われています。
改めて地元野田市とゴルフの縁を確認する機会となりました。
☆ ノーベル賞の授賞式 ☆
１２月１０日、ノーベル賞の授賞式がスウェーデンの首都・ストックホルムで行われました。
ダイナマイト等を考案製作したスウェーデンの化学者アルフレッド・ノーベル（１８３３〜１８９６）の遺言により創設されたもので、毎年命日に当たる１０日に授賞式が行われています。
今年は旭化成（株）の名誉フェローで携帯電話やパソコンに用いられるリチウムイオン二次電池を発明した吉野彰さん（７１歳）が化学賞を受けました。
我が国では、昭和２４年（1949）に湯川秀樹京都大学教授（５０歳）が物理賞（原子核内における中間子の存在を理論）を受章したのが最初です。
今回の吉野さんを含めて、物理学賞：９人、 化学賞：８人、 生理学、医学賞：５人、文学賞：２人（川端康成、大江健三郎）、 平和賞：１人（佐藤榮作、）の２５人が受賞しています。
日本は、アジアでダントツ！維持したいものです。
※ 今日は何の日 ※
１４日 義士祭。元禄１５年（１７０２）赤穂浪士４７人が吉良上野介屋敷に討入り主君浅野内匠頭の仇討。４７士は切腹、港区泉岳寺に葬られている。
１５日 平成２８年（2016）ロシア大統領・プーチン来日、安倍総理と会談。１５日・山口県長門市温泉旅館「大谷山荘」、１６日・東京「首相官邸」などで会談。北方領土関連の経済協力に新構想、旧住民の墓参、ビザなし渡航などを一層安易に増加。平和条約の締結が領土交渉などの前提問題。
１６日 宝永４年（1707） 富士山の大噴火、３１日まで続いた（以後なし）。Ｍ８．４を含む地震が頻発。江戸から佐久（長野）まで降灰があった。
１６日 平成２４年（2012） 衆議院議員選挙（都知事選挙も同日）。自民党圧勝、与党・民主党激減（即日・野田代表辞意）。民主党政権・３年３カ月で幕。（自公政権復活。１２月２６日、第２次・安倍晋三内閣発足）。
１７日 明治４４年（1911） ノルウェー アムンゼン隊が南極点初征服。フラム号 ３５５�邸。核椒泪好函．肇奪廛好�ーナー型 補助エンジン（蒸気）２５馬力。５人の隊員がロス海鯨湾から往復３，４４５�腺坑稿�で征服、帰還。
１７日 明治３６年（1903） ライト兄弟が有人動力飛行（１２馬力）に成功。
１７日 平成１５年（2003）「二式大型飛行艇」防衛庁へ譲渡式。石破茂・防衛庁長官。曾野綾子・日本船舶振興会（日本財団）会長などが出席。
１７日 平成１５年（2003）「二式大型飛行艇」船の科学館から防衛庁へ譲渡。（昭和７年、海軍が制式採用。昭和５５年７月２０日一般公開。要目：長さ28.1m、幅38.0m、乗員10人、最大速度453.2km/時、最大航続距離7,200km、離水距離295m）。
１７日 平成２３年（2011） 北朝鮮・金正日総書記（６９歳）が死去。昨年後継者として現れた三男・金正恩（２８歳）の手腕・存在に注目。
１８日 明治４１年（1908） 日本で初の海難通信ＳＯＳを汽船「第２電信丸」が発信。山口県角島沖で沈没。角島無線電信局が受信。
１８日 平成９年（1997） 東京アクアライン開通。川崎市〜（東京湾）〜木更津（１５．１ｋｍ）平成元年着工。総工費約１兆４，４０９億円。
１９日 昭和４３年（1968） 第９次南極観測隊（「ふじ」）が、南極点到達（我が国最初で最後）。「昭和基地」から雪上車で踏破（現在は空路）。
１９日 平成２４年（2012） 韓国大統領選挙・朴槿恵が当選（初の女性大統領）。
２０日 明治１２年（1879） 尻屋崎灯台（青森県）・本州東海岸の北端に日本初の霧笛（２０秒おきに４秒間）を設置。
２０日 明治３８年（1905） 大日本帝国海軍 連合艦隊 解散式。
東郷平八郎 連合艦隊司令長官 連合艦隊解散ノ辞「告別の辞」（旗艦「三笠」参謀・海軍中佐 秋山真之の起草とされている）告別の辞は長文であったが、東西の戦史の例をひき、最後は次の一句で結んでいます。「神明はただ平素の鍛錬に力め戦はずしてすでに勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して治平に安ずる者よりただちにこれをうばふ。古人曰く、勝って兜の緒を締めよ、と」。（司馬遼太郎著「坂の上の雲」（雨の坂）・文春文庫・八より抜粋）
※ 季節の句 ※
木がらしや 目刺にのこる 海のいろ 芥川龍之介
最終の 電車すぎるや 夜鷹蕎麦 有山薫糸
林道や 百舌鳥は季語かと 空仰ぐ 若さ
以上・「若さ」第５１７号
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