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2019年09月15日14:59

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◎ 安倍政権の総仕上げ ◎

「若さ」第504号
※ 四方山話 ※

◎ 安倍政権の総仕上げ ◎

   9月11日、第4次安倍再改造内閣が発足しました。
 自民党党則まで変えて続投して来た安倍晋三総理・総裁。
 日本にとってその是非は遠い将来において歴史を以って判断されることでしょう。 
 ただ、現状において圧倒的多数を要し、安倍総理・総裁に代わる党、人材が存在しないということでしょう。 

 先ずは、安倍晋三さん個人と総理・総裁の履歴を観ておきましょう。
 安倍晋三・アベシンゾウ : 昭和29年(1954)9月21日・生まれ・64歳。 
 東京都新宿区で誕生。  成蹊大学法学部政治学科卒。  渡米:52年(1977)〜54年  
 (1979)・カリフォルニア州ヘイワード英語学校、ロングビーチ語学学校、南カリフォルニア大学に留学。  
 54年4月、神戸製鋼(株)東京本社に3年勤務。 
 父:安倍晋太郎外務大臣秘書官。      62年(1987)森永製菓松崎昭雄社長の長女・昭恵さんと結婚。媒酌人は福田赳夫夫妻。 

 平成3年(1991)父・晋太郎が急死。 第40回衆議院選挙(5年7月18日)に父の地盤を引き継いで山口1区から初当選。
 父が会長を務めていた「清和会」に所属した。 
 12年(2000)第2次森喜朗内閣で内閣官房副長官、 第1次小泉純一郎内閣でも内閣官房副長官を再任、 小泉首相の北朝鮮訪問に随行し、金正日総書記との首脳会談では、強硬論を主張して拉致被害者5人の帰国が実現した(その対応について賛否両論あった)。  

 15年(2003)9月、衆議院の解散を前にして幹事長の山崎拓のスキャンダルが持ち上がり、後任の幹事長として小泉総裁は安倍(49歳・議員歴10年)を抜擢しました。 
 今次の安倍晋三再改造内閣で、話題の小泉進次郎環境大臣について安倍総理は「私は議員歴10年で幹事長になった(小泉大臣も議員歴10年)」決して若過ぎることは無いと発言しています。
 小泉大臣は、無派閥で30年9月の総裁選挙では劣勢承知で石破茂候補に投票しています。一寸先は闇という政治の世界です。

 今次の組閣で留任は総理を含めて3人のみという人事をどう観るか。
 石破茂派(19人)、石原伸晃派(11人)からの入閣者はありません。閣僚20人を掲げます。 

 留任(3人):総理・安倍晋三(64)当9回。  副総理・財務・金融・麻生太郎(78)当13回。
         官房・拉致問題・菅義偉(70)当8回。  
 再任(4人):総務・高市早苗(58)当8回。  外務・茂木敏充(63)当9回。  
         厚生労働・加藤勝信(63)当6回。   防衛・河野太郎(56)前・外務、当8回。 
 初入閣(13人) : 法務・河井克行(56歳)無派閥・衆当7回、広島3・慶応大。 
     文部科学・萩生田光一(56歳)細田派・衆当5回、東京24・明治大。 
     農林水産・江藤拓(59歳)無派閥・衆当6回、宮崎2・成城大。
     経済産業・菅原一秀(57歳)無派閥・衆当6回、東京9・早稲田大。      
     国土交通・赤羽一嘉(61歳)公明党・衆当8回、兵庫2・慶応大。       
   環境・原子力防災・小泉進次郎(38歳)無派閥・衆当4回、神奈川4・米コロンビア大院。         復興・福島原発事故再生・田中和徳(70)麻生派・衆当8回、神奈川10・法政大。  
     国家公安・防災・武田良太(51)二階派・衆当6回、福岡11・早大専門職院。  
    1億総活躍・沖縄・北方・衛藤晟一(71)二階派・参当3回、衆当4回、参比例・大分大。
     IT・科学技術・竹本直一(78)岸田派・衆当8回、大阪15・京都大。  
    経済再生・全世代型社会保障改革・西村康稔(56)細田派・衆当6回、兵庫9・東京大。         地方再生・北村誠吾(72)岸田派・衆当7回、長崎4・早稲田大。  
     五輪・女性活躍・橋本聖子(54)細田派・参当5回、参比例・駒沢大苫小牧高校。

 自民党役員は、 幹事長:二階俊博(80)留任、衆当12回、和歌山3・中央大。  
            総務会長:鈴木俊一(66)前五輪相、衆当9回、岩手2・早稲田大。
            政調会長:岸田文雄(62)留任、衆当9回、広島1・早稲田大。  
            選挙対策委員長:下村博文(65)細田派・衆当8回、東京11・早稲田大。 
                                              ・・・ 以上 ・・・  
波 未曽有の台風被害 波

   9月9日、台風15号が東京湾を北上し、未明の千葉県(船橋)に上陸しました。
 千葉県、神奈川県の東京湾岸沿いで大きな被害発生しています。
 特に南房総地方で送電線倒壊、広域で長期停電(千葉県で最大93万戸)、給水不能、交通障害が未だ続いており、被害の実態は未だ不明の情況です(山中で倒壊した高圧送電鉄塔の改修未定。倒木など交通障害が解消できません)。

 オール電化の時代で一週間送電ストップしては死活問題です(高齢者の死亡も報じられています)。
 9日、10日は、35度を超える猛暑日でした。
 11日・安倍内閣第4次改造などで現地との連携・即応体制の不備など悪条件が重なったとも考えられます。 

 台風は時速30kmと速い速度で北東進して茨城沖へ抜けて行きましたが、千葉市付近で960hPaで最大瞬間風速57.5mという史上1位の強さを記録しています(観測記録の無い南房総では60m以上も想定されます)。

 被害状況など未だ取りまとめられる情況にありませんが、15日現在で約13万戸が未だ送電されていない情況です。
 当野田市は千葉県の最北端にあって台風の左半円にあったため強風は吹き荒れましたが、公園の樹木が倒れた位で大きな被害はありませんでした(余りにも雨戸が騒がしいので、04:00〜約30分テレビで台風情報・実況を見ていました)。
 3連休中での復旧を期待していますが、救援ボランティアも現地での対応が難しいため「近くの人で日帰りの出来ること」が条件のようです。

※ 今日は何の日 ※

14日 平成22年(2010) 民主党大会党首に菅直人再選(小沢一郎敗戦)。総務大臣に片山善博・前鳥取知事。幹事長←岡田(外務)←前原(国交)。

14日 平成25年(2013) 新型国産ロケット「イプシロン」打ち上げ成功。

15日 安土桃山時代(1600)関ヶ原の合戦。東軍:徳川家康、西軍:石田三成。

15日 昭和15年(1940) 特務艦「宗谷」は横須賀鎮守府付属となる。

15日 敬老の日 昭和41年(1966)、平成15年(2003)から第三月曜日。

15日 平成20年(2008) 米証券大手リーマン・ブラザーズ破綻。サブプライムローン問題(低金利住宅融資のコゲツキ・ドル安)世界恐慌へ発展。

15日 平成25年(2013) ホームラン新記録。ヤクルトのバレンティンが本塁打56の新記録を放った(1964年・王55本)。25年・最終60本。

16日 昭和22年(1947) 第17次引揚業務(9/16小樽〜9/22函館)ソ連・カラフト真岡から(第8回目)1,313人を収容・引揚げ帰国。

16日 平成21年(2009) 第172特別国会開会。第1次鳩山由紀夫内閣発足(第93代、60人目)。21.8.30.衆議院選挙で大勝(自民党大敗)。民主党、社民党、国民新党の連立政権。自由民主党(昭和30年11月15日・結党以来)の下野。

16日 平成25年(2013) 台風18号が豊橋市付近に上陸、中部〜関東〜三陸沖を通過。福井県(若狭湾)・京都府・滋賀県に「大雨特別警報」発令。

17日 明治27年(1894) 黄海海戦(日清戦争)日本艦隊:旗艦・松島4,278排水トン(司令長官:伊藤祐亨中将)が、清国北洋艦隊:旗艦・定遠7,335排水トン(司令長官:丁汝昌提督)を撃破。

17日 昭和39年(1964)東京モノレール開業(浜松町〜羽田空港・250円)。1カ月後、10月10日・東京オリンピック開幕(10月1日東海道新幹線開業)。

17日 平成14年(2002)小泉純一郎首相が北朝鮮・金正日総書記と会談。日朝国交正常化交渉を盛り込んだ日朝平壌宣言。拉致被害者5人が帰国(地村保志・富貴恵(小浜)、蓮池薫・祐木子(柏崎)、曽我ひとみ(佐渡))。

17日 平成22年(2010)菅直人改造内閣(7月参院選惨敗)、国民新党連立。

18日 昭和6年(1931)満州事変起こる(日本軍が奉天郊外柳条湖の満鉄爆破)。以後、日華事変、太平洋戦争の20年(1945)敗戦まで14年間戦争。

18日 昭和11年(1936) ソ連から耐氷型貨物船として長崎県(香焼島)松尾造船所(川南豊作社長)が受注(後の宗谷など同型船3隻)。

19日 明治35年(1902) 正岡子規・34歳没(子規忌)。俳人・歌人(句は1万8千)、雑誌「ホトトギス」を主宰(坊ちゃん、野菊の墓など掲載)。慶応3年10月14日・生。尾崎紅葉、幸田露伴、夏目漱石と同年生。

19日 昭和6年(1931)日本初の臨時ニュース(ラジオ)。満州事変の第1報。

19日 昭和23年(1948) 第24次引揚業務(9/19小樽〜9/25函館)ソ連・カラフト真岡から(第13回目)914人を収容・引揚げ帰国。

19日 平成22年(2010)7日に逮捕した中国漁船船長の拘置期間延長。

※ 季節の句 ※

              大いなるものの  過ぎゆく 野分かな     高浜虚子

              海峡の    花火は月に  迫りけり      野崎 薫

               真夜中の  台風去りて   朝仕事        若さ

                                         以上・「若さ」第504号   







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