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2018年12月11日18:19

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◆新しい音楽◆

僕は限られたジャンルの音楽を繰り返し聴いていて特に不便を感じていませんが、人間には「飽きる」という感情がありますので、何か新しい音楽に出会いたくなりました。来月大江千里さんのコンサートに行くことになったので、予習をかねて最新盤の「Boys & Girls」を購入しました。
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僕は大江千里さんについてあれこれ語る立場にありません。というのも、大人になってから付き合いで聴くようになって…なんだかんだアルバムは一通り聴いたし、過去の作品でとても素晴らしい曲も知りましたが…青春時代を大江千里さんと駆け抜けたであろう先輩ファンの皆様のことを考えると、単なる外野といいますか。

とはいえ、大江千里さんが歌手活動を国内で行っていた最後の年のころのグローブ座や納涼千里天国、活動休止を発表した大さん橋のコンサートには参加しており、年齢を重ねたミュージシャンの新境地での挑戦についてのお話を聞いたのが印象的でしたし、あの時のコンサート終了時の混乱というか困惑っぷりは忘れがたいものがあります。

でも、大江千里さんがイチから勉強して取り組みたいとおっしゃっていたジャズに関する作品や活動がたわわな果実として実りだし、興味を持ったころにコンサート。ちょうど、ご本人の曲をジャズアレンジしたアルバムを出したこともあり「これなら僕にも理解できるかもしれない」と飛びついた次第です。我が家にあるジャズアルバムと言ったら松田聖子さんの「SEIKO JAZZ」くらいですから(笑)。

大江千里さんはもともととても美しいメロディラインが特徴で、そんな人がジャズアレンジをするのだから、仕上がりが良い予感しかしなかったのですが、本当に素敵なアレンジのピアノインスト作品になっていました。オリジナル曲も僕には高尚でうまく説明できませんが、奥行きのある風景が浮かび上がる素晴らしい作品でした。

しかし一方で大江千里さんの作品は歌詞も秀逸です。歌の活動はしなくなると聞いてもったいないと思いました。でも、2枚組の製品には当時のサウンドをリマスターしたものがボーナスディスクとしてパッケージされており、改めて素晴らしい歌詞の世界を味わうことができます。そして生まれ変わった立体的なサウンドは必聴です。音ものと歌ものとそれぞれに良さのある作品で、とても良い出会いになりました。

ライナーノーツを読んでいると「グローリーデイズ」や「真冬のランドリエ」なんかもジャズアレンジの候補にあがったそう。より親しみやすい作品を中心に選んだので惜しくも今回のアルバムには入っておりませんでしたが、ぜひコンサートで聴いてみたいものです。

日程:
1月19日(土) 名古屋 ダイアモンドホール 開場18:00 / 開演18:30
1月25日(金) 福岡 イムズホール 開場18:30 / 開演19:00
1月26日(土) 仙台 戦災復興記念館 記念ホール 開場17:30 / 開演18:00
1月28日(月) 東京 TOKYO FMホール 開場18:30 / 開演19:00
1月29日(火) 東京 TOKYO FMホール 開場18:30 / 開演19:00
1月30日(水) 大阪 高槻現代劇場中ホール 開場18:30 / 開演19:00
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