マスキング

桜を見る会のニュースの中にハテナがありました。
白塗り部分があったのが大問題になったことです。
名簿に塗ってあった黒塗りとは何が違うのか‥‥
単純に色が違うだけじゃないかと思ったのですが
黒塗りは「プライバシー保護の観点から」などの
理由をつけられるので逃げられるみたいです。
しかし、白塗りは全く次元が違うのだそうです。
「これは改ざんだ。白塗りになっていたら、
そこに（記載が）あったことすら分からない。」
ということなのだそうです。

人物なら全体ではなく、顔を隠して撮影するとか、
映像に写っている人物の顔をぼかすなどの方法は
テレビニュースなどでよく見られる手法です。
しかし今回の場合は、官僚が証拠隠滅を図ったと
言われても仕方のないことをしているのですから。
こんな官僚に公務を任せることはできませんし、
とりあえず仕事からはマスキングしたくなります。

これまで立体物に染付するのは避けてきました。
というのも、皿に円を描くことは簡単にできるのに
立体の周りに円を描くのは難しかったからです。
ノーマルサイズであればロクロの上に載せて
回転させながら確実に描くことがます。
これがミニになると中心を取るのも微妙なので
なかなか綺麗に描くことができませんでした。

先日模型店で見つけたのが曲面に貼ることのできる
塩ビ製の曲線用のマスキングテープです。
このテープだと貼ってから微調整もできるので、
ミニチュア陶器用として使うことができます。
とはいえ、全てがうまくいくとは限りません。
絵具の乾燥の度合いや濃度の関係もありそうなので
これから色々な方法を試す必要があると思います。
まず新たな第１歩を踏み出すことはできたので、
依頼されても応えられなかった厳しい注文にも
これからは応じることができるかもしれません。