先日のニュースでパソコンを使ったユーロの偽札が
かなり出回っているという話がありました。
特殊な印刷だとしても早晩日本に上陸するかも。
戦時下では国家が偽札を製造していた歴史もあり、
偽物作りの技術の進歩は止まらないのでしょうね。
学生時代にポスターカラーを混ぜ合わせて、
色見本と同じ色を作る訓練をしていたのですが、
普通に色を作っていても面白くないこともあり、
閃いたのは、使っていたバスの定期券の複製でした。
地模様を手書きした後に、会社名や購入日付を入れ
最後に大きな文字で期限切れの日付を入れました。
偶然、アルバイトでそのバス会社の車掌をしていた
後輩に見せたところ、何の疑問も持たなかったので
偽造であることを打ち明けてから破棄しましたが、
偽物作りは高揚感を生み出すのかもしれません。
登窯から上がってきた焼酎サーバーがあったのですが
口の部分が欠けたものの、捨てきれずにいました。
ステンド仕立てにしたランプの笠に合わせてみると
何とこれがぴったりだったので復活させることに。
口に合う物を探すとゴムピックの先端がありました。
隙間をパテで埋めると使うことできそうです。
パテで埋めた後、さらに1mm上にパテを盛り上げ
硬化してからアクリル絵の具で色付けしました。
最初は似たような色を適当に付けていたのですが、
描き進めると登窯の雰囲気に近づき始めました。
こうなるとどんどん高揚感が湧き上がってきて、
何度も塗り直し満足するまで止まらなくなります。
最後に艶出しのグロスメディウムを塗って完成!
修復の跡が分かるでしょうか。
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