二流

先日、NHKで、立川志らくがキャスターをする
演芸図鑑を見ているとゲストがキム兄でした。

辺見マリの元夫程度の認識しかなかったのですが
お笑いタレントばかりでなく、コラムニストや
映画監督をやったり、放送作家もこなすなど
なんと幅広い活動をするマルチタレントでした。

その対談の中で、『チコちゃんに叱られる』の
チコちゃんの声担当だったことを知りました。
さらに「二流の方が楽だ」という内容の話に
とりあえず二流を目指す私は妙に納得しました。

毎年恒例のギャラリープルプルで開催される
『だれでもアーティスト！ネズミ展』。
干支に関する作品ならなんでもオーケーという
年齢制限なしで人気投票もある展示会です。

毎年出品しているのですが、何をテーマにするか
悩んでしまうことを繰り返しています。（笑）
昨年に引き続いて三題噺的な表現にして行くのも
面白いのかと思い、考えをまとめることに。

今年は定番の「大入りの干支凧」に加えて、
ネズミの三番叟を描いた絵皿までは考えました。
そこまでは何の問題もなく進んだのですが‥‥

１週間色々悩んだ末にたどり着いたのが、
自分の今ある姿を見てもらえるかもしれない
ミニチュア作品を入れるということでした。

「茶道具とネズミ」と言うアイデアでした。
まず畳の上にネズミを立たせ、そこに茶筅と
茶碗を添えるという完成図を描きました。
茶筅に合わせ少し大き目のネズミができあがり、
本焼きをし、上絵で畳と目鼻に着色しました。

これに茶道具を組み合わせ、全体を見ると‥‥
何とか二流までには行き着いたかと‥‥（爆）