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2019年11月30日07:13

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伝統

伝統的と言われる行事に疑問符がついた出来事が
立て続けに報道されました。

一つは大嘗祭です。
政府は世論調査の結果も全く無視し、
なぜか伝統という名の下に前例を踏襲しました。

もう一つは戦後60年以上続くという桜を見る会。
疑問が次々に噴出して収束が見通せません。
急遽、来年度は中止することに決めたのは、
危うい内容があるので露見しないようにという
重大な理由があったのではないでしょうか。

先月から桜の盆栽を作っていたのですが、
百均で見つけた透明キューブに入れてみると
間が抜けているようで物足りなさを感じました。

布を貼ろうか、木の台を作って置こうかと
悩んでいたのですが、思いついたのが竹です。
皿の図柄にあった竹の筏を思い出しました。

竹の筏なので荒縄的な糸を探していたところ、
出てきたのが『ヨマ』です。
ヨマと聞いてピンと来る人は長崎人だけかも。
ヨマは長崎ハタ(凧)のための揚げ糸です。
この糸を素早く出し入れしてハタを操縦します。
ヨマの先に付けたビードロで相手の糸を切る
伝統的な喧嘩凧なのですが、30年以上前に
練習していたこともあったので残っていました。
このヨマをほぐして細竹を組み立てました。

盆栽を乗せてみるとなんとなく伝統の香りが
漂ってくるような雰囲気が出てきました。
前述の政治的な生臭いような伝統ではなく、
このような日本人の感性的な伝統こそ
これからも受け継いでいきたいものです。

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