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2019年11月20日07:01

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思い入れ

先日見ていた卓球のワールドカップですが、
中国との決勝戦を見て感じたことは執念です。
その違いが勝敗を分けたように思いました。
日本にとって中国はまだ格上の存在であり、
負けても仕方がないと思っているのではないか、
勝ち切るという熱い想いのような覚悟がない、
そのように見えたのは私だけでしょうか。

この3ヶ月、上絵の作成を続けてきましたが、
実験的な絵付けを繰り返してきた結果、
無駄なこともあったので時間もかかりました。
時間をかけたからといって良い作品になるとは
限らないのがミニチュア陶芸の世界も同じです。

割合うまくできたのは数点しかありません。
結果はどうあれ、掴んだものもありました。

『青粒』と呼ばれる大正時代のテクニックは
昔の伊万里風の陶器には時代が合いません。
でもどうにかして自分でも作ってみたいと
以前から思ってきたので無視しました、(笑)

本物の青粒の技術はわからないことだらけなので
表面上の「らしさ」だけのことなのですが、
粒を盛り上げる前に、下地を作らなければ
思ったような効果がないことも分かりました。

今回は下地に黒を塗ってから焼き、その上に
緑の粒をひたすらポツポツと置きました。
実際にやってみて感じたのは、
粒同士が接触しないように密集させて置くことは
とんでもなく難しいことだと分かり、
職人の技術への執念の一部を感じた青粒でした。

ジャパンギルドミニチュアショーin TOKYO
 2019年11月23日(土)11:00〜16:30
       24日(日)10:00〜16:00
 都立産業貿易センター台東館6F

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