補強しました

大地震がいつ起きるかわからない日本列島。
3.11の衝撃から耐震補強工事が活発になり、
地震の少ない地元でも外壁に大きな鉄骨が
取り付けられている建物があります。
建築基準法も改正されたこともあり
そのためか、地震で倒壊する建物が
少なくなってきたようにも思います。
転ばぬ先の杖という言葉もありますが
安心して生活ができないと辛いですからね。

安心して使えなかったランプのケースですが、
どんな素材で作られているのか調べてみると
プラモに使われているスチロール樹脂でした。
道理で壊れ易いはずです。

それで今までも部分的に短いアクリル板を
貼り付けるなどして補強してきたのですが、
今回はできるだけ長いアクリル板を使い
補強しようと思いました。

角が壊れ易いことはわかっているので
L字状の板を使いたかったのですが、
アクリル板を熱して直角に曲げる
アクリル曲げヒーターは持っていません。

考えた方法がこれです。
熱を遮断したい場所を板で覆い、
曲げたい場所をヒートガンで熱し、
曲がるようになってからM字ブロックなどを
押し付けて直角に曲げ固めるというもの。

ドキドキでしたが思った以上に楽に曲がり
長さや角度の再調整も簡単にできました。

板を取り付けてみると画像下のように
直線的にできておらず、直角もちょっと
怪しいことがわかりせっかくの精密作業が
生かし切れずなんだかなぁという結果でしたが
補強という意味では十分ではないかと思います。