本日は、『定年誕生日』　通過点に過ぎないターニングポイント

　2ヶ月の有休消化の最終日が本日。
我が社は誕生日付で定年となるルールなので、有休にもかかわらず製造部朝礼の挨拶するためだけに出向いて3分間スピーチ。
総務へ顔出して、勤続表彰状や記念品とか組合からの退組選別金、製造部からの餞別金とかをいちいち読み上げてもらい頂戴しましたね。
ある程度大きな規模の会社なので、こんな部分はありがたくヘソクリにしま〜す。
接待室にて部長と30分ほど談義をして会社を後にしました。


　皆と一緒や群れるのが嫌いな僕の3分間スピーチは即興そのもの。以下記録としておくために覚えている限り。

　30代後半あたりから意識しているモットーは、『名もなく　貧しく　うつくしく』です。
お金はたまっていないので、そこは達成できているのかな。
自分探しを楽しみながらやっている自分がいて、皆さんこれからでも楽しみながら自分を知るようになっていただきたい。
僕は植物が好きなので、木に見立てそれぞれに好奇心の部屋をつくっておくことでした。
具体的にいえばその部屋に入る時のスイッチは、スナップスイッチのON・OFFではなくボリューム機能が備わったような連続可変にすることで、100％でなくともいいような環境にできること。
山歩きや植物、コレクションの部屋などいろいろな部屋を往来するとその枝は太くなっていく。
40代後半に体力が衰え始めると、振り返る自分になるけどそこにみえるのは樹形。
けっして真っすぐではなく途中で折れた枝もあるような、古木のような樹形になっていたりするけどそれが自分のことなのだと思える。
遅かれ早かれ体力がもっと衰え、大病をしたり様々なことがあって「死」が近づいてくるけれど、どのみち誰もが迎えることなのだから早まることはありませんね。
あまり喋り過ぎても大変だからこの辺で・・・
　
お世話になりましたの言葉もいわず、「ありがとうございました」でおしま〜い。
本来はもっと話すべきポイントがあったけど、最低限に端折って僕のスピーチとなりました。（偉ソォ〜ウ！！）