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2020年05月27日09:48

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玄奘とシルクロード(その4)

玄奘とシルクロード(その4)
1、チベットとキルギスとの繋がり(その1)


インドの仏教は、401年、鳩摩羅什によってシルクロードを通じて中国に伝えられたが、上に述べたように、シルクロードとは別ルートでチベットに入ってきて中国とは異なるチベット独特のチベット仏教として発展した。チベットは、古来、交通の要所であった。インドやシルクロードとも繋がっていた。

そういうチベットというとこについて書いたのが、次の報告書である。
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/tibettoto.pdf


その中でチベットのガリ地区については次の通り説明した。
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/garitiku.pdf

グゲ王国は、9世紀に、7世紀初めから9世紀中ごろにかけてチベットにあった統一王国・吐蕃の王族の一部が西チベットで建国した王国。


ガリ地区について、ウィキペディアでは次のように説明している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E5%9C%B0%E5%8C%BA#%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E8%87%AA%E6%B2%BB%E5%8C%BA%E3%82%AC%E3%83%AA%E5%9C%B0%E5%8C%BA


インド、ネパールの貿易拠点として栄えた。さらに、キルギス側からトルファンやウルムチにも行けたのである。つまりチベットは古くからキルギスにおいてシルクロードとつながっていたのである。

これをキルギス側から言えば、キルギスはヨーロッパや中国のみならず、インドとも繋がる大拠点であったのである。玄奘三蔵のインドへ旅は、高昌国の次はキルギスに滞在し、諸般旅の準備をしたのである。

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