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2019年02月22日08:28

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日本林業のあり方(その2)

日本林業のあり方(その2)
はじめに(2)

本「日本林業はよみがえる」(2011年/1月、日本経済新聞出版社)の帯に書かれているが、日本の森林は「宝の山」であり、日本は世界に冠たる林業大国になれるということらしい。

彼はさらに次のように述べておられる。すなわち、

『 戦後の植林から50年を超える森林も多くなり、いよいよ利用段階に入ることから、日本林業はまさに、本来の優位性を回復できる地位を獲得しつつある。』

『 林業を起点とする木材関連産業は、木材を加工する製材や製紙などの一時加工、木材を利用する家具や住宅などの二次加工等々伝統的な利用に加え、バイオマスエネルギーなどの古くて新しい利用形態も広がっている。さらに、これらに付随するさまざまなサービスの需要も大きく、産業の裾野が広いのが大きな特徴である。このため、安定した木材生産体制を構築できれば、木材関連の一大産業集積を興すことが可能となる。こうした産業は自ずと資源に近いところに立地するのであり、林業再生は疲弊が深まる地域経済にとって、大きな希望を与えることなるだろう。』・・・と。



私は、日本の林業の現状(その6)で、「 収穫期を迎えた森林 を伐採し、植えて、育てる、そして伐採するというサイクルを回す必要がありま す。」「日本では成長した森林を活かすべき時代となったのです。」という「森林・林業学習館」の見解を紹介したが、梶山惠司さんも「いよいよ利用段階に入る」とおっしゃっているのである。

しかしながら、梶山惠司さんの指摘するところでは、伐採も、植林も、育成も、そのやり方が間違っているという。林道の作り方も間違っているという。

どこが間違っているのか? 梶山惠司さんの指摘する間違いをこれから紹介し、日本林業のあり方を考える一助としたい。


是非、国は、日本林業のあり方を真剣に考えてほしい。政治の役割および行政の役割の重要性は絶大である。国は、林業再生、地域再生のために全力を尽くすべきである。



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