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2018年11月14日10:05

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宮滝

吉野の川上(宮滝)・・・吉野の中


白州正子は、「かくれ里」(1991年4月、講談社)の「吉野の川上」で、「南国栖のあたりで、吉野川は右へ屈折し、『滝つ瀬』となって流れるが、その急流にえぐられた奇岩が、異様な姿で川床をうねって行く。竜神の信仰は、このような景色から想像されたに違いない」・・・と書いている。


宮滝には滝はない。宮滝の滝は「たぎつ」(水が激しく流れる)の意味である。「吉野の川上」には「万葉の道」と呼ばれている散策路である。それが吉野川を渡る所が柴橋である。その柴橋の中ほどから下流を向くと、「たぎ(滝)つ瀬」の様子を想像することができる。昔は、もっと水量が多かった。大滝ダムの影響で現在では環境に配慮しつつも、多少、水量が少なくなっている。ちなみに、宮滝の名前の由来は「たぎつ川にある宮」の「滝の宮処」だと言われている。宮滝の詳しい説明は次をご覧ください。


http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/miyataki.pdf






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