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2020年02月21日17:29

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検査陰性後に感染の可能性もあり、下船後隔離しないのは危険。下船後さらに諸外国のように隔離すべき

末吉 敦 宇治徳洲会病院 院長です。
感染疑い患者を診察している病院です。
クルーズ船については、まだ船内から新たに、感染者が出ている状況で、検査陰性後に感染の可能性もあり、下船後隔離しないのは危険です。下船後さらに諸外国のように隔離すべきです。
DMATが動員されてますが、感染防御には、素人です。地震などの災害に対応する様に訓練された組織です。
3日現地で働いて帰って2週間隔離されるような招聘をかけたのは意味がわかりません。
感染のプロチームを招聘すべきでしょう。
感染症学会員、専門医など厚生労働省には、医師が沢山いると思いますが、医学部卒業後すぐ入った様なペーパー医師が多く各方面のプロを入れてアメリカのCDCのようなプロで構成された組織を作るべきです。
新型肺炎対策会議を欠席した大臣を叩くのではなく、9回目まで専門家を招聘せずに対策会議を開いたことを問題にすべきです。
今すべきことは、日本の総力を挙げて、検査体制を拡充して、インフルエンザのようにすぐ検査できるようにする事です。全大学病院は、PCR装置を全面的にコロナウイルス検査優先ですべきです。
現在の検査の適応は厳しすぎて、疑い例の検査がほとんどできません。
京都は、ほとんど検査してくれません。
愛知は、積極的に検査をしているので感染者が増えているように思います。
オリンピックは、このままでは確実に中止です。
オリンピックをしたいのなら、押谷仁先生や、岩田先生を入れたチームを入れて、対策を練るべきです。国家の危機的状況では、日本の役所では嫌われる、岩田先生の様にはっきり物申す専門家が必須です。
経済的な影響を考えて、対策がぬるくなる時期ではないと思います。
クルーズ船の状況は、世界のどの国が見ても、対策が失敗と評価されます。
実際医学系の学会は、海外からの講演演者の参加キャンセルが相次ぎ、中止の学会が出てます。
潜伏期が短く、無症状患者が少ない感染症は、封じ込め易いですが、今回のように、潜伏期が長い患者が多く無症状感染者が多ければ、夏までに封じ込めは、現在のままでは無理です。
観桜の会などではなく、
コロナ対策に国会は集中すべきと思います。
観桜の会の件はアウトとは思いますが、世界は第二の中国と見ていると思います。
国民は政治家の危機管理能力があるか、悲観的に見ています。
インフルエンザの死亡率は0.001%
70歳以上で0.03%
今回のコロナウィルスは、2%ですから
インフルエンザの2000倍怖い感染症です。
中国は、初動は、遅れましたが、現在の
中国の戦略に学ぶべきだと思います。
経済は、大打撃でしょうが、何を優先すべきか決断すべきです。
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