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2019年01月21日10:13
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『老いの坂一合目』㉔ ”好きになった人”
隆慶一郎さんの小説家デビュー作『吉原御免状』に出会って以来、読む本の大半は歴史時代小説となった。池波正太郎作品を大半読んだころ、佐伯泰英さんが『密命』をはじめとした書き下ろし文庫のシリーズを数々手がけ、他の作家の参入も相次いで、毎月数冊の新刊が読めるようになった。
書き下ろしではないが、北方謙三さんの「大水滸伝」シリーズは、文庫化を待てば毎月続編が出る。『水滸伝』１９巻、『楊令伝』１５巻に次ぐ『岳飛伝』１７巻の文庫完結章が出たのが昨年３月。『チンギス紀』の文庫版刊行が待ち遠しい。
ここ数年で”好きになった人”（歴史時代小説作家）の名を挙げれば、野口卓、長谷川卓、坂岡真、倉阪鬼一郎。２０１６年に直木賞を受賞した青山文平作品は、昨年から読むようになった。野口さんは１９４４年、長谷川さんは１９４９年、青山さんは１９４８年生まれで、作家デビューは遅いけれども、私よりも年長者。
一方、倉阪さんは１９６０年、坂岡さんは１９６１年生まれだから、１９５０生まれの私より、ほぼひとまわり若いが、すでにベテランの域でお気に入りシリーズ続編が出たら即、本屋に向かう。ところが、北方さんら３人の選考委員が揃って激賞して第１０回角川春樹小説賞を受賞した今村翔吾さんは１９８４年生まれという若さが気になって、評判の高い『羽�箸椶軻仭函戰轡蝓璽此幣妖措辧砲砲麓蠅鮟个靴�ねていた。
読む本が手元になかった昨年１１月、好みに合うかどうかわからないまま、第１作『火喰鳥』を買ってみたら、めちゃくちゃ面白い。で、カミサンともども最新の第７作『狐花火』まで年内に読みきった。
４００頁超の長編を３か月おきに書き下ろし、その間にハルキ文庫でも新シリーズ『くらまし屋稼業』を開始し、すでに３巻刊行済みだ。いま、角川春樹小説賞受賞作の『童の神』を、単行本で読もうかどうか、迷っている
書き下ろしではないが、北方謙三さんの「大水滸伝」シリーズは、文庫化を待てば毎月続編が出る。『水滸伝』１９巻、『楊令伝』１５巻に次ぐ『岳飛伝』１７巻の文庫完結章が出たのが昨年３月。『チンギス紀』の文庫版刊行が待ち遠しい。
ここ数年で”好きになった人”（歴史時代小説作家）の名を挙げれば、野口卓、長谷川卓、坂岡真、倉阪鬼一郎。２０１６年に直木賞を受賞した青山文平作品は、昨年から読むようになった。野口さんは１９４４年、長谷川さんは１９４９年、青山さんは１９４８年生まれで、作家デビューは遅いけれども、私よりも年長者。
一方、倉阪さんは１９６０年、坂岡さんは１９６１年生まれだから、１９５０生まれの私より、ほぼひとまわり若いが、すでにベテランの域でお気に入りシリーズ続編が出たら即、本屋に向かう。ところが、北方さんら３人の選考委員が揃って激賞して第１０回角川春樹小説賞を受賞した今村翔吾さんは１９８４年生まれという若さが気になって、評判の高い『羽�箸椶軻仭函戰轡蝓璽此幣妖措辧砲砲麓蠅鮟个靴�ねていた。
読む本が手元になかった昨年１１月、好みに合うかどうかわからないまま、第１作『火喰鳥』を買ってみたら、めちゃくちゃ面白い。で、カミサンともども最新の第７作『狐花火』まで年内に読みきった。
４００頁超の長編を３か月おきに書き下ろし、その間にハルキ文庫でも新シリーズ『くらまし屋稼業』を開始し、すでに３巻刊行済みだ。いま、角川春樹小説賞受賞作の『童の神』を、単行本で読もうかどうか、迷っている
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