アマゾン・プライムにて。
舛田利雄監督、石原裕次郎、二谷英明、渡辺美佐子
てっきり、零戦スゴイ! 日本軍スゴイ!っていうお調子者映画かと思ってこれまで観なかったのだけど、これはマジすごい作品だった。
極道、チンピラ、降等兵、心病んだ兵など、日本海軍の恥部を集めて島流しにしたような海軍基地の島に単身隊長として赴任した裕次郎演じる海軍中尉。
とんでもない連中と命がけで渡り合ううちにダメ連中の信頼を勝ち取っていく。
しかし、破竹の進撃を続ける米軍の攻撃はその島にも…
自分の年代だと「いい人」のイメージの二谷英明が憎まれ役でいい味。
お客さんサービスのためか、何故か島に流れ着く慰安婦の渡辺美佐子がエロい!
タイトルにもある「零戦」は、単発低翼、水滴風防、暗緑色の機体に黒いカウリングに日の丸、間違いなく零戦である。
P-2Vがいろんな場面で出てくるのも良い。もう一つの双発機はビーチの…なんだろう?
さて、この作品の撮影を観ていたのが某マイミク、おにちゃんの旦那さん。裕次郎は態度がデカかったとか。まぁそうなんだろうなぁ。
自分的には「独立愚連隊西へ!」と並ぶ傑作だ。
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