おうちにあるものでカレーを作ろう♪

カレーって、
在庫一掃セールと言うか、使い忘れていた野菜とか、
冷凍庫の置物になっている肉とか、
かんたんにドバッと使うのにいいよね？

それでもカレーを作る時は、
なんとなく「スパイスを食べたい」気がするときで、
胃腸だったり、別に特おかしくはないものの、
なんとな〜〜〜〜〜〜〜〜くどんよりしているような、
やる気のないようなときに、スパイス料理を作りたくなる。

そしてそれは突然やってくる。
あ〜〜、しゃあねえカレー作るか〜〜みたいな。

　　　　　　　　　　　　　　


ですので、特別に材料を買うわけじゃございませんのよ。
あるもので作りますの。

まずは、どこのご家庭にも普通にあるスパイスを取り出します。



上の方から、
シナモン、スターアニス、山椒、
コリアンダー、カルダモン、クローブ、メティ、
マスタードシード、クミン、ローリエ。

一般のご家庭ではたぶん、
オールスパイスやナツメグ、メースなども当然あると思うのですが、
あまり料理をしない独り身としてはこんなもんです。
アジョワンがないのが痛恨ですね

レモングラスとか、「葉っぱ系」はまだそれなりにあると思うけど、
そっちは今回は殆ど使わない。
キャラウェイ、ディル、オレガノ、セージ、ローズマリー、タイム、バジル……
どちらのご家庭でも普通に揃っているでしょうけど、
今回は、ホールスパイスで攻めるつもり（薬膳風）なので、
全然使いませんことよ。



適当に、どちらのご家庭でもかならずある「実験用乳鉢」でごりっとつぶして、
油に入れて温めます。
あまり煮込む気がないので、本当は薬研でゴリゴリするのがいいのでしょうけど、
まあ適当。

焦がさない、それだけは注意しましょうね。


いい感じで香りが上がったら、
生姜とにんにく……ん？？あれ？？にんにくどこ？
しょうがないので、ショウガあるけどにんにくないので、
冷蔵庫で眠っていた古いチューブにんにくを使うことにします。
これいつのだろ？




ジュワ〜。

玉ねぎのみじん切り。
ここは、わりとしっかり炒める。
塩を入れると早く水が出て、飴色玉ねぎにしやすいのですが、
「塩使うもんか！」
カレーって実は、塩が決め手なんですのよ。
なので、味がぴしっと立っているとしたらかなり塩分が入っているはずです。




トマト缶。
こんなにいらねーーーーと思うんだけど、仕方ないですね。
残しても……。
一般のご家庭でしたら、一缶なんて当たり前ですのにね。



どばーーーー。
ほとんどトマトカレーです
っまいいか





隠し味。
カツオブシにみそ。
カレーって実は「旨味要素」が乏しい。
飴色玉ねぎと、トマトに頼ってしまう。あとは具材。
なので、煮込む気がない場合、うまみを足してやらないと「塩で決める」しかない。
砂糖も入れますよ。
エスニック料理屋だったら、魔法の白い粉ドバッと入れる。
一般のご家庭には、グルタミン酸ナトリウムはございませんよね？

これは、てんさい糖。こくや旨味を必要な時はグラニューよりもこっち。



ほぼベースができましてよ。
塩が薄いから、味はダメです。
それに、ホールスパイスって多少煮込まないと苦いんざますのよ

具材。
どちらのご家庭にもある、値引きシールの張ってあるナス。




ポイポイポイっ♪

ご家庭にはかならずあると言っていいだいこんとにんじんもいれちゃえ♪



ご家庭の常備品、つかいかけのえのきもいれちゃえ！



あとはもうちょっと味が馴染むまで、煮込みましょうね。

ん〜〜ごはん炊きたくなってきたので、急遽炊飯。
もうどちらのご家庭でも当たり前の雑穀を20種類くらいと玄米。

ブラックガルバンゾーや、各種のレンズ豆がカレーと合う。


馴染んできましてよ♪
あとはパウダースパイスで、カレー完了！と思いましてよ。
でもここで、
どちらのご家庭にもある「処理して下茹でしたレバーとハツ」があるのを思い出し、
えいっ！いれちゃえ！




パウダー。



ターメリックとフェヌグリークと、辛いパプリカと甘いパプリカと、
あと手抜きでご家庭の必需品、純カレー粉にガラムマサラ。

最後に、ない家はないだろう生パクチーとカスリメティをいれまして♪

できましてよ。