引退馬の6割不明 疑問抱く青年
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6134732
「動物の愛護及び管理に関する法律」は、たびたび改正されていて、
昨年6月の改正から、
対象動物はこういう事になっている。
>対象動物は、家庭動物、展示動物、産業動物(畜産動物)、
>実験動物等の人の飼養に係る動物になります。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/index.html
で、44条には
4 前三項において「愛護動物」とは、次の各号に掲げる動物をいう。
一 牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる
二 前号に掲げるものを除くほか、人が占有している動物で哺乳類、
鳥類又は爬は虫類に属するもの
と規定されている。
「ウマは、イヌ・ネコ並みです」
で、大事なことはね。
ココで扱う動物は、
「対象動物は、家庭動物、展示動物、産業動物(畜産動物)、実験動物等」
ということで、
家庭動物 → いわゆるペット
展示動物 → 動物園などで飼われているやつ
産業動物 → 乳牛、肉牛、競走馬などなど
実験動物 → 動物実験で人の役に立つやつ マウス、ウサギ、イヌ、ネコなど
それぞれの役割だったり「存在意義」を認めた上での、
「適切な愛誤&管理」だということ。
だから、半島の国のように「イヌを産業動物として扱っていたら」
*正確には、日本人は犬も猫を食べていた歴史があるんですけどね。
徳川300年で、動物食はそんなに一般的ではなくなったんで。
(食べてますけどね)
違う扱いがあったかもしれないね。
ノイヌやノネコは、狩猟鳥獣であるから、
ちゃんとルールに則った狩猟なら、
普通に食ったり「肉を売ったり」していいはずなんだが、
たぶん、保健所とかがすっげー難癖つけるだろうな。
脱線。
つまりね、「ウマは産業動物枠」だよ〜〜ん、ということ。
例えばさ、
「乳を出さなくなったホルスタイン」
飼い続ける意味があるのかな?
当然、お肉にするよね?
エサ代だって馬鹿にならないし。
ホルスタインがゆったりと余生を過ごす牧場なんてないよね?
同様に、走らなくなった競走馬をなんで生かさなきゃいけないの?
メスは繁殖牝馬になるけれど、
それだって、血統背景や繁殖実績で「廃用」となることは多い。
多くの牧場が「功労馬」を生かしておくけれど、
それは、ものすげえ牧場経営に貢献したウマだけで、
基本は、売られるよ。
今、国内のサラブレッド生産は、だいたい7000頭前後。
最盛期には1万を軽く超えていたけど、近頃はずっと7000辺りで安定。
毎年、7000頭が競走馬として供給されるとすると、
ほぼ同数が引退するわけですよ。
そのうち「ほんのわずかな種牡馬」と、
いちおう繁殖に上がるメスを除くと残りは「廃用」
乗馬もあるけどね、競馬業界の隠語「ジョーバ」は肉になることですからね。
そうして、引退馬のまず6割が廃用となりいずれ9割以上が病気や寿命以外で死ぬ。
でもウマはましなほうでしょ?
種牛以外の肉牛や乳牛で、寿命をまっとうする個体があったら教えて欲しいレベル。
ありえないもん基本的に。
サラブレッドは、「肉になる」ことも前提で作られている産業動物です。
ちなみにアメリカは、馬肉食いませんので、
日本に輸出したりしてます。
当然、大量殺処分ね。
20000頭作って、20000頭殺しているのがアメリカだと思えば間違ってない。
サラブレッドって、そういうものなのよ。
アメリカとオーストラリアとアイルランドで、
世界のサラの50%生産しています。
この話もそうだけど、
「出口の問題」じゃなくて、
競馬というシステムが「サラを使い捨てる」ようにできているわけ。
でも、競馬は叩かないんだよね愛誤の人たちは。
不思議。
競馬があるから、ウマが死ぬわけでしょ?
食用馬を叩く「キチガイ系愛誤の白人は多い」ですよ。
でも、競馬は認めてるんだよね。変なの。まあキチガイだからしょうがないけど。
アメリカの廃用馬はみんな殺処分ですよ。
それなら食ったほうがいいと思うけど、アメリカ競馬は薬漬けなので、
あんまり食べないほうがいいかもね。
日本の廃用馬は、肉になるんですが、
「ニューコンビーフ」とかね、人間の食用にもなるけれど、
*本来コンビーフは牛肉100%じゃないとだめ。なので「ニュー」
今は、動物園のエサだったり、特に大きいのが「ペットフード」ですね。
ペット飼うのやめたら?
ウマの処分が減るかもよ。
「お前のイヌやネコの餌になるためにウマが殺されとるんや!」みたいな
ファーディナンド事件というのがありまして。
種牡馬「ファーディナンド」が廃用されたことなんだけど。
これをアメリカ女のジャナリスト?みたいな人が書いたせいで、
ちょっとした事件になったのよ。
ケンタッキーダービー馬だし、けっこうな名馬だったので、
(ニジンスキー直子という血統背景もある)
鳴り物入りの輸入だったわけだけど、結果振るわず。
そうして、牧場経営が怪しくなって「売られてしまう」
で、ごにょごにょで「行き先不明」つまり肉。
日本のサラは、行き先不明になることがほとんどです。
たぶん、「誰がどこで肉にしたか」隠したいんでしょうね。
トレーサビリティつけたり、それを公表しちゃうと、
「あのウマはこの会社のペットフード」とかいわれちゃって被害を受けるからね。
まれに、おかしな趣味の人が買い取って養う例もあるみたいだけど、
基本無理です。
*シェリフズスターは行方不明でも飼われていたらしい
結局、ファーディナンド事件がきっかけになって、
アメリカの種牡馬はほとんど「買戻条件」がついてくるようになりました。
野蛮大国、屠畜大国のくせにそういうところだけは、
「見てくれの愛誤に勤しむ」白人国家のいつものアレです。
話は戻るけど。
「競馬というシステムが、サラは消耗品にしている」
ということを理解しなきゃダメ。
可愛そうだ!とかいうのなら、
「競馬廃止!」に動けばいい。
そのために、競馬関係で働いている何万人もの従業員の職を奪えば?
競馬がある以上は、
「生産頭数の9割以上が廃用になる」
日本なら、おそらく年間6000頭以上。
飼いたきゃどうぞ。
ウマは長生きだからねえ、6000×20くらいになるだろうね。
それでも、一頭でも救いたいんでしょ?
止めないけど、賛同もしない。
そういうエゴが、役に立つとは思えないから。
頭のおかしい愛誤の発想とよくにているよね。
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引退馬の6割が行方不明…「安心な余生を」牧場経営者、CF達成まであと少し 67
2020年06月26日 10:29 毎日新聞
競馬の世界から引退する競走馬の約6割、約3700頭が行方不明――。「この現状は健全か」。こんな疑問を抱く牧場経営者の青年が、引退後の余生を安心して過ごせる場を築こうと立ち上がった。施設整備のためクラウドファンディングで資金を募り、月末の期限を前に目標額1500万円まであと約160万円(25日夜現在)に迫る。【山下智恵】
「引退馬が安心して余生を過ごせるモデルケースをつくりたい」。こう語るのは、北海道日高町の牧場「ヴェルサイユリゾートファーム」代表を務める岩崎崇文さん(28)。
「施設整備は、業界関係者を含め本当に考えなければならない『命』と向き合う事業」と語り、競馬ファンと共に業界の仕組みを動かす日は近いと呼び掛ける。
引退馬を巡っては、日本中央競馬会(JRA)が2017年12月、「引退競走馬に関する検討委員会」を設置し、環境改善を議論する。委員の推計によると、引退馬のうち約6割に当たる約3700頭の行方が把握できない。業界関係者は「繁殖馬として活躍する馬もいるが、繁殖を終えると扱いが難しく利益も生まないため、殺処分したり馬肉業者に引き渡したりするケースが多い」と話す。
約5年前、東京の大学に通っていた岩崎さんは、卒業を前に就職先も内定していたが、競走馬の牧場を経営していた父親が病死。牧場経営を引き継いだ。競走馬の生産者として過ごすうち、引退馬の実情を知った。「しっかりと余生を送らせてあげたい」。18年6月、引退馬を専門に扱う牧場として「ヴェルサイユリゾートファーム」を設立した。
だが、運営資金の問題に直面した。1頭当たり費用は最低月7万円。24頭を抱える牧場にとって、JRAからのわずかな助成金や支援者からの寄付では限界があると感じた。
そこでたどり着いたのが、牧場の施設拡充だ。宿泊施設やレストランを併設し、かつてG1レースを制したローズキングダムをはじめ、アドマイヤジャパンなどの引退馬を主役に観光客を呼び込み、安定的な収益確保を図る計画。この整備費用をクラウドファンディングで募っている。
JRAで通算1918勝を挙げた元騎手の藤田伸二さん(48)は17日、この牧場を訪問。11年の天皇賞(G1)を制した「戦友」、ヒルノダムールに騎乗し、こう言った。「馬たちが穏やかに過ごせる場所があってよかった」
このクラウドファンディングは、目標額に達成した場合のみ支援金を受け取れる「達成時実行型」。残り5日、あと一歩だ。
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