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2015年12月22日12:36

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【鯨文化】文化を善悪とかその他勝手な価値判断で論じることこそ暗愚の証拠

■追い込み漁などの捕鯨文化「日本遺産」に申請へ 和歌山県
(産経新聞 - 12月21日 22:08)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=3771236

よくある話。

  「いったい、そんなことをして、
   何の価値があるんだね?」

本人は、普通にそう思っているから余計に始末が悪い。
友人に「世界に5人しかいない」というジャンルの研究者がいるが、
多くの考えない人は普通に「それって何か役に立つの?」と聞く。
あきあきして、当人は答える。

  「研究って、そういうことじゃないんだ」


文化ってね、
「価値があるとかないとか、役に立つとか立たないとか」
そういうことじゃないんだよ。

そもそも価値というのは、
「恣意的に設定した物差しの上でしか存在しない」ということを、
理解していない人が多すぎる。
だから価値のあると思えるものは、誰にとってもそうなのだと誤認する。
オリンピックの金メダル、お金、ダイヤモンド、プラチナ、ブランドバッグ、
芸術作品、医療研究……
こんなものに、普遍的価値があるものだと思い込む傾向があるが、
実際には価値に普遍性などない。

「文化」もそういうものだ。
だから、あらゆることが「文化的価値を持つ」し、
また興味のない人間「価値を認めない人間」にとっては、無価値と決めつけられてしまう。

例えば、「拷問」や「暗殺」はまちがいなく非常に練られた文化大系を持つが、
頭の悪い人権主義者なら「殺人は悪」→「悪は文化じゃない」と言い出すだろう。

インチキ人権家やフェミニストなんぞのバカたちは、
「レイプ文化」「夜這い文化」「初夜権文化」「陵辱文化」「奴隷文化」
などといったら基地外のように喚き散らすだろうが、文化は文化である。

いいとか悪いとかは「別の価値判断のスケール」
たとえば、「現代社会の基本ルール」などを適用して判断しているのであって、
それが文化として行われていた当時は「当然のこと」でしかなかった。

文化は、「良い悪い」とかの個人的な思い込みでとやかくいうものではないのである。


     晴れ  どんぶり  サッカー  芽


太地の「小型鯨類の追い込み漁」が、漁業文化であることは間違いない。

「あんなもの文化じゃない」
「虐殺が文化か!」
「野蛮だ!(故に文化ではない)」
「歴史が浅い!」

とか抜かすバカは、
自分の嫌いなことを「一方的で理不尽な思い込み」で罵っているに過ぎない。
まさしく、レイシストの行為だ。
気に入らないものは抹殺せよ、というのがこの手の輩の基本設計だからね。

「アキバヲタク文化」というものがあるとして、

「あんなもの文化じゃない」
「まがいものが文化か!」
「低俗だ!(故に文化ではない)」
「歴史が浅い!」

というのと何も変わらない。

………………………………………………………………………………………………

「文化」という言葉は、すべての言語において同じことを意味してはいないし、
日本語においても、定義は多様だ。

人類学において、
「動物としヒトとを分ける概念」として文化を持ちだしたのは、
エドワード・タイラーだが、

  *広く民族学で使われる文化、あるいは文明の定義とは、
   知識、信仰、芸術、道徳、法律、慣行、その他、
   人が社会の成員として獲得した能力や習慣を含むところの
   複合された総体のことである
       エドワード・タイラー、Primitive culture (wikiより引用)

彼のいう「社会性の中で獲得し伝承される行為」は、
実は動物にもけっこうあって(ニホンザルの芋洗いとかね)、
別に動物とヒトとの差異ではなくなっちゃったけど、
基本的な概念は変わっていない。

  「情報として伝播される何らかの知識や行動」

これはすべて、文化である。
だから、あえてひどい例えで言うと、
「隣の奥さんの犯し方」だろうと「黒人奴隷のしつけ方」だろうと、
「殺した日本兵の頭皮の剥がし方」だろうと「児童ポルノ」だろうと、
文化は文化なのである。


           魚     魚    魚
    霧霧霧霧霧霧霧魚


さて、この記事に出てくる和歌山県知事は、
「よくやった」

南極海調査捕鯨を再開したように、
日本国政府は「捕鯨は日本の文化である」というスタンスを対外的にも示している。

その上でこの申請を蹴ったらどうなるか?
………………………………………………………………………………………………
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/nihon_isan/
「日本遺産(Japan Heritage)」について

1.「日本遺産(Japan Heritage)」とは

(1)我が国の文化・伝統を語るストーリーを認定

 「日本遺産(Japan Heritage)」は,地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。
 ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を,地域が主体となって総合的に整備・活用し,国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより,地域の活性化を図ることを目的としています。
………………………………………………………………………………………………(中略)

2.「日本遺産(Japan Heritage)」の認定

(1)認定に当たって

「日本遺産」として認定するストーリーは,次の3点を踏まえた内容とします。
1歴史的経緯や,地域の風土に根ざし世代を超えて受け継がれている伝承,風習等を踏まえたストーリーであること。2ストーリーの中核には,地域の魅力として発信する明確なテーマを設定の上,建造物や遺跡・名勝地,祭りなど,地域に根ざして継承・保存がなされている文化財にまつわるものが据えられていること。3単に地域の歴史や文化財の価値を解説するだけのものになっていないこと。
日本遺産として認定するストーリーには次の2種類があります。
・単一の市町村内でストーリーが完結する「地域型」
・複数の市町村にまたがってストーリーが展開「シリアル型(ネットワーク型)」
また,ストーリーを語る上で不可欠な文化財群には,地域に受け継がれている有形・無形のあらゆる文化財を対象とすることができ,地方指定や未指定の文化財も含めることができますが,国指定・選定文化財を必ず一つは含めることとする必要があります。
………………………………………………………………………………………………

となっていて、例えば、

  「日本国創成のとき 〜飛鳥を翔(かけ)た女性たち〜 」
   ストーリーの概要(200字程度)
  日本が「国家」として歩み始めた飛鳥時代。
  この日本の黎明期を牽引したのは女性であった。
  この時代の天皇の半数は女帝であり、彼女たちの手によって、
  新たな都の造営、外交、大宝律令を始めとする法制度の整備が実現された。
  また、文化面では、女流歌人が感性豊かな和歌を高らかに詠い上げ、
  宗教面では、尼僧が仏教の教えを広め、発展させるなど、
  政治・文化・宗教の各方面で女性が我が国の新しい“かたち”を産み出し、
  成熟させていった。
  日本国創成の地である飛鳥は、日本史上、女性が最も力強く活躍した場所であり、
  その痕跡が色濃く残る地である。

こんな「ファンタジー」でも通る内容なのである。

間違っても、文化庁としては和歌山県の申請をけることはできまい。
太地のイルカ追い込み漁は、
その他のグダグダな「日本遺産」よりもはっきりとした「伝承文化」なのだからウッシッシ

もしそれで二の足を踏むようなことがあれば、

  「外圧に負けて、日本の文化も守れない恥さらし」

と呼ばれるのは確実だ。
なんていっても、「捕鯨は文化」は国の方針なのだからな。

しかし、認定したらしたで、
「文化庁のお墨付き」として、
国は積極的に「イルカ漁の保護」をしなければなるまい。

もはや、黙って見過ごすこともできないだろう。


さあどうする文化庁?
とりあえず、和歌山県ъ(゚Д゚)グッジョブ!!指でOK


「おまけ」

   これを読んで、日本文化を確認してくれい!

………………………………………………………………………………………………
産経WEST 2015.11.2 15:00
http://www.sankei.com/west/news/151102/wst1511020006-n1.html

【捕鯨の誇りを背負い(1)】
追い込み漁は知恵比べ 成功半分、日々勉強 太地いさな組合長、松本修一さん

 和歌山県太地町で行われているイルカや小型鯨類の追い込み漁。今年5月には世界動物園水族館協会(WAZA)の改善・除名通告を受けて日本動物園水族館協会(JAZA)が加盟園館に追い込み漁によるイルカの入手禁止を決定した。必要数以外は捕獲せず、時には海に逃がし、伝統を受け継いできた太地町の漁師たちの“心”。日々、漁を行っている太地いさな組合の松本修一組合長に話を聞いた。(聞き手 小泉一敏)

 −−今朝も追い込み漁に出られていたんですね

 松本 はい、船は夜明けとともに、ここ太地港から出漁します。今は、12隻で合計21人が漁をしていますね。まずは群れを発見することが大事。双眼鏡でそれぞれの船が扇状に広がって探します。沖合約15マイルほど探しますが、天候などの条件の良い時にはさらに足を伸ばすこともあります。

 −−群れを発見できればどのように追い込むのでしょう

 松本 イルカやクジラは音に敏感です。船で取り囲みながら、音が広がりやすいようにラッパの形をした鉄の管を船の横から海に沈め、かなづちでたたきます。音から逃げようとするイルカやクジラをうまく誘導して、湾の方に追い込んでいくのです。そのため、「追い込み漁」と呼ばれるんですね。陸に近い場所なら、水深が浅くなるのを利用しながら追い込みます。

 ただ種類によって群れに大小があって、バンドウイルカなら300から400頭になるときもあります。ですからまず、どの鯨種なのかをしっかり確認する必要があります。その時に狙っている鯨種、難しい鯨種であれば、すべての船が集まって追い込みを始めます。

 −−イルカ、クジラとの知恵比べの始まりですね

 松本 鯨種によっては追い込める確率が低いものもあります。オキゴンドウは25年ほどの追い込み漁の経験の中でも数回しか捕れていません。漁全体の成功率は半分ぐらいかな。自然相手ですし、結果が良くても次に通用するかもわからない。毎日が勉強です。

 −−太地町は長い歴史の中で、捕鯨と向き合ってきました

 松本 昔の人は高台になっている燈明崎からクジラを見て、水深が浅くてクジラが逃げにくい地形を生かしながら捕鯨をしていたと思います。畑でもその土地その土地で適した作物を作るのと同じように、太地はクジラだったのではないでしょうか。今の追い込み漁では食肉用や飼育用などを選別して必要数だけを捕獲しますし、対象外のものや親子のイルカは逃します。

 −−松本さんは“捕鯨一家”だそうですが

 松本 父親が南氷洋の捕鯨船に乗っていて、その後、太地でも捕鯨をしました。一方、私は地元の高校を卒業して、自動車の整備や長距離トラックの運転手もやっていたんですよ。漁師になったのは、ちょうど28歳の頃でした。

 ◇

 【プロフィル】松本修一(まつもと・しゅういち)昭和37年1月31日、和歌山県太地町生まれ。父親は南極海での捕鯨に機関士としてたずさわる。県立古座高校(当時)卒業。同県新宮市で自動車整備工などを経て、28歳で漁師となる。太地町漁協のイルカや小型鯨類の追い込み漁を行う「太地いさな組合」に所属。平成24年から同組合の組合長を務めている。









◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

追い込み漁などの捕鯨文化「日本遺産」に申請へ 和歌山県
2015年12月21日 22:08 産経新聞

 イルカの追い込み漁などの捕鯨文化について、和歌山県は21日、特色ある文化財を地域ごとに選ぶ「日本遺産」への登録を目指すと発表した。本年度中にも文化庁に申請するという。

 県によると、江戸時代から明治初期にかけて太地町を中心に行われた古式捕鯨などの歴史を、関連する場所や伝統の祭りとともに紹介する内容で申請を検討しているという。

 仁坂吉伸知事は「『これこそがわれわれのクジラ文化だ』というのを、きっちり見せるようにしなければいけない」と強調。追い込み漁についても「ずっと昔から漁の起源はあった。申請にはもちろん含みたい」と述べた。

 日本遺産は、地域に点在する伝統や文化財群を認定し、地域の活性化や観光振興に役立てようとする文化庁の新事業で、初めてとなる今年は全国から83件の提案があり18件が選ばれた。
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