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2020年10月28日22:26

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「SF/ボディ・スナッチャー」(VHSビデオ)

「SF/ボディ・スナッチャー」を、VHSビデオで見ましたよ。

フォト


1978年アメリカ映画。原作はジャック・フィニーの「盗まれた街」。1956年の「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」のリメイク作品だそう。「盗まれた街」は、30年くらい前に読んだけど、まぁ詳しい内容は覚えてません。「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」は見てないので、初見に近いです。

「生存本能によって宇宙の彼方から飛来してきたゼラチン状の植物。それは、人間が眠っている間に巨大なさやとなり、全く同じ人間を作り出す。完成すると人間は塵と化して消えてしまうのだ。サンフランシスコの公衆衛生官ベネルは同僚のエリザベスから、恋人のジェフリーが突然人間の感情が失くしたようにすっかり人が変わってしまったと相談を受けた。念のため彼は精神病医学者キブナーを紹介する。翌日、幼馴染のクリーニング店に行くと店主も”妻が妻でない”と同じ悩みを打ち明けた。そして、キブナーの開いたパーティーでも集まった人々の中で同じような会話が交わされた。キブナーの友人でサウナを経営するベルチェック夫妻は、ある日、風呂場の一室に人間の死体らしきものを見つけ、キブナーとベネルに連絡してきた。それは完成途上のあの宇宙植物なのだが…‥。本物と偽物の人間、ベネルが気付いたときは、隣人も同僚も、そしてキブナーさえもインベーダーにすり替わっていた!」(パッケージより)

宇宙の彼方の荒廃した星から、ゼラチン状の植物がふわふわ宇宙を旅をして、地球に飛来してきた。地球の植物に寄生し、莢を作り、花を咲かせたよ。エリザベスはその花を持って帰り、コップに入れておきます。翌朝、起きると同居している恋人ジェフリーの様子が変だよ。
エリザベスは、公衆衛生局の同僚マシューに相談します。外見は彼だけど中身が違うって。マシューに連れていかれた精神病理学者ギブナーのパーティーで、ギブナーに会いますが流行性幻覚だって、言いくるめられます。パーティーに来ていたベルチェックは、妻がやっている美容風呂に帰り、寝ていると、ベルチェックそっくりの死体みたいなのをベルチェックの妻ナンシーが見つけます。駆けつけたマシューは、エリザベスが危ないとエリザベスを訪ねると、エリザベスは眠っており、別室の植物の中にエリザベスの複製ができようとしていた。マシューは、エリザベスを抱えて逃げます。警察に通報しますが、複製は消えており、警察は相手にしてくれません。ギブナーと、ジェフリーと、警察署長が同じ車に。3人だけじゃなく、みんな複製されちゃってます。みんなグルです。生き残ったエリザベス、マシュー、ベルチェック夫妻は相談。エリザベスは言います。「あの植物はあちこちにある。寄生植物よ。どこからか来た」ナンシー「宇宙から?」「体内に入って遺伝子に作用して、人を変えるの。太古に宇宙人が来て、猿と交合してそこで人間が生まれたのと同じよ。」と。4人が寝ていると、弦がマシューの中に入り、莢ができ、花の口からできかけの複製がドロッと出てきたよ。驚いたマシューは、眠っていると体を乗っ取られるとエリザベスを起こします。今度は、町中の複製人間たちがこぞって4人のところに押し寄せて来たよ。キァキ〜キァ〜って、不気味な声をあげて。4人逃げます。マシューとエリザベス、複製人間のふりをして紛れて歩いていると、突然、人面犬が出てきます。なんじゃこりゃ。人と犬が一緒に寝ていて、一緒に複製されたってことでしょうか。この場面はインパクトがありました。びっくりしたんで、バレちゃってトラックの荷台に飛び乗って逃げます・・・。

眠ったら、終わりのSFホラー。一夜明けたら何もかも変わった気がする。一見同じだけど何か違う。夫が、妻が、別人のようになった恐怖。眠っている間に宇宙から来た寄生植物に乗っ取られる恐怖。。ホラーとしては出来はいいと思います。救いのない終わり方も。
今の映像効果技術、音響技術ならもっと恐怖感は出せたと思いますが。
男優陣は豪華ですね。ドナルド・サザーランド、ジェフ・ゴールドブラム、ミスター・スポックことレニード・ニモイと。
42年前の作品といことを考えると人面犬のクオリティーは高い気がします。複製途上の人間モドキの気持ち悪さも、なかなかでした。


今日も、面白かったです。

映画っていいですな。





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