「ザ・インプ」をVHSビデオで、見ましたよ。
1987年アメリカ作品。
「謎のトロフィーに閉じ込められていた邪悪な〈ザ・インプ〉(小鬼)が。いま蘇り、街を恐怖のドン底へとおとし入れる
すぷらったー、ホラーを超越したかつてない惨劇!想像を絶する〈インプ〉パニックとはいったい何なのか!「核変異体 クリーポイゾイド」の監督デビッド・デコトーが、ふたたび新星リネア・クイグリーと絶妙のコンビをみせている。ヌード美女たちの乱痴気騒ぎを襲う悪夢の体験がやがて始まる。カルビン、キース、ジミーのいたずら3人組は、女の子だけの社交クラブの入会式をのぞき見ようとして捕まり、ある罰をいいつけられる。それは公園のボーリング場にあるトロフィーを盗み出すことだった。だがそのトロフィーには殺人鬼〈ザ・インプ〉が閉じこねられていた——。」(パッケージより)
女子社交クラブ、トライデルタの入会式を覗きに来た、カルビン、キース、ジミーのいたずら3人組。トライデルタの入会式は、パブスをリーダーに、ロンダとフランキーの先輩3人が、入会希望者のリサとタフィーをいたぶるというもの。尻たたきに、生クリームスプレー。そして美女の裸のシャワーシーンとサービスショット。3人組、嬉しそうに覗いていたら見つかっちゃった。罰に、リサとタフィーと、3人組にボーリング場に行ってトロフィーを取って来いって言いつけます。パブスはもちろんいたずらを企んでいますよ。パブスの父親がボーリング場のオーナーなんで、監視カメラで様子を見て、タイミングを見て、脅かせようって。5人はボーリング場に到着、難なく入ると、なぜかレジをこじ開けようとしている女泥棒スパイダーがいたりして。トロフィーもすぐ見つけますが、トロフィーの底が開いて煙とともに出てきたのは、トロフィーの妖精ではなく、インプ(小鬼)でした。出してくれたから、願い事叶えてやるぞって。ジミーの願い事は、金。ほらよって、金がでで〜ん。キースの願い事は、エッチ。リサが突然淫乱になり、キースに迫ります。タフィーの願い事はダンスパーティーの女王。でもやっぱり、その魔法は、うさん臭いものでしたよ。・・・・・。てな、たわいなくて、バカバカしい展開が続きます。
30年以上も前の作品なんで、VFX効果は当然なく、インプは顔しか動かず、いかにも人形っぽいし。
生首をボーリングのボールにしたり、身体を引っ張て引き裂いたりというC級スプラッターシーンや、C級よろしくのおっぱいシーンなど、C級要素満載の、青春、スプラッター、セクシー、バイオレンス、ホラーコメディ。
全く、テーマ性のない、いい加減な設定、でたらめなストーリーの、おバカ展開を楽しむだけの作品ですよ。
こういう作品は、これでいいんです。
「出しくれよ。いいインプになるからさ。願いをかなえてやるぞ。ハッハッハッ…」
今日も、面白かったです。
映画って、いいですな。
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