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2022年01月23日23:55

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災害食

昔は災害用の非常食と言えばカンパンが定番で、小学生のころは備蓄の入れ替え時に配られて家に持ち帰って食べた覚えがあります。時代は変わるもので、だんだんと「災害時こそ元気の出る食事を」と、保存食も味にこだわるようになり、レトルトや缶詰などバリエーションも増えましたし、大規模災害では炊き出しも迅速に行われるようになりましたけれど、それでも、2,3日分はある程度食いつなげるようにしておく必要はあると言われていますので、我が家でも非常用の食糧を確保するようにしています。

以前、購入したのはアマゾンなどで売っている「命の箱」と言うやつで、アメリカの沿岸警備隊か何かの装備品となっているという水と遮熱ブランケットと非常食が箱に入っているものです。ところが、水は刃物がないと開かないレトルト風の袋に入っているし、なにより非常食が砂糖をラードで固めて小麦粉を混ぜ、食べられるようにとりあえず火を通しました、と言う感じのもので、やたらと甘くて非常時でも食べる気になるのか、と言う感じで、とある小説で軍隊の非常食はつまみ食いを防ぐためにわざとまずく作っている、と書いてあったのを思い出しました。もちろん、何日か食べるものがないような状態なら食べるのでしょうけれど、それで体力をすり減らしても仕方ないので、次にはDATREXと言う製品を買いましたけれど、こちらはだいぶ食べやすいものでした(今検索したら、「命の箱」も非常食が変わっているようです)

結局は、普段食べて入れ替えられるもののほうがよさそう、と言うことで、一定量のカロリーメイトを買っておくことにしましたが、カロリーメイトも続けて食べるには飽きる味なので、よさそうなものがあれば別に買った方が良いかも、と思っています。そろそろ期限が切れるので食べてみたDATREXは甘くなくてカロリーメイトに飽きたときにはよいかもしれません。いずれにしても、私はこういうものを割と気にせず食べていられるタイプなので、本当は妻とかに考えてもらう方がよさそうだと思うのですけれど、あんまり興味を持ってもらえないんですよね。
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