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2020年07月11日23:17

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危機管理への取り組み姿勢

COVID-19やら豪雨災害やら、日々生命を脅かす災害の話題が流れています。それでもニュースで見る他人事と言う人もいれば、日々災害に怯えて暮らす人も出てきて、風評被害や自粛に関するトラブルなど、間接的な被害も出ています。とは言え、現在の日本でCOVID-19や豪雨災害でどれくらいの人が死んでいるのかと言えば、これまでの累計で1000人ほどで(「Yahoo!新型コロナウイルス感染症まとめ」による)昨年の交通事故死者数が2500人ほどなので、期間を考えると同等と言う感じでしょうか。もちろん、対策をしてこの数字なので、何も対策がなければもっとひどくなるのでしょうけれど、例えば肺がんの死者数2018年度は約15万人で、たばこが肺がんのリスクを3倍、4倍にすると言った話を考えると、コロナウイルスの自粛を求めるより先にたばこ販売の自粛を求めるほうが先ではないかと思ってしまいます。

恐怖による行動に論理性を求めてもあまり意味はないのでしょうけれど、知っていれば高いリスクでも無視できるのに(もちろん、それに対して過敏になっている人も中に入るでしょうけれど)、新たな脅威、未知の脅威に対する恐怖が行動に与える影響の大きさには驚くばかりです。未知と言うからには今はそれほどでなくでも対応を間違えると大きな被害をもたらす可能性もあるわけですから、必ずしも非合理な行動とは言えませんけれども、未知であるからには現在有効と考えている対策が役に立たないリスクも視野に入れておくべきですから、現状分っていることを妄信するのもやはり問題で、誰かが「間違った」ことをやることで判明する新事実もあることを考えると、危機だからこその多様性の必要性もあるように思えます。ただ、対応には「みんながやってこそ有効」と言うものもあるわけで、多様性の一環として「自粛警察」も非難せずに受け入れるべきかもしれません。
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