mixiユーザー(id:33120836)

2020年07月01日23:39

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働くは傍を楽にすること

具体的な計画があるわけではないものの、定年もまじかになってきて(とは言え、制度が変わって定年が引き上げられる可能性もどんどん高くはなっているものの)転職とか再就職の情報をいろいろチェックしていると、やはり年齢が高くなって期待されるのは人脈なのかなあ、と感じます。もちろん、卓越したスキルがないから、と言うのが前提ではあるものの、その「卓越したスキル」とは、「評価してくれる人」とのつながりであり、独立してどんなスキルを持っていても、なかなか「売り」にならないのが難しいところです。

もともと、就職とは組織で活動するために雇ってもらおうとすることですから、周囲の人に評価されるような働き方ができないといけないわけで、だとすれば、特定のことが「できる」ことよりも、組織の中でそれをやってきたことが評価の基準となるわけです。まあ、組織で仕事をするためには、できることを前提に、周りからそれをやらせてもらえるようにすることも重要で、「仕事はできるけど、態度が悪くて干される」みたいな状態では、企業としては給料を払う価値もありませんから、これは致し方のないことでしょう。とは言え、人間関係に左右されすぎる組織は恒常性、事業継続性の観点からは問題があるので、その辺はバランスを考える必要があるでしょう。

社会とは人が構成するものなので、人との係わりの中で発揮されるスキルこそが社会に求められるというのはもっともな話です。それでも、私のようにあまり人と関わらないでいたい上に、そこそこ器用であまり人と関わらなくても不自由なく暮らせてしまうタイプには不利だなあ、と感じる今日この頃です。
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