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2020年01月27日23:43

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感染予防

新型コロナウイルスのニュースが連日流れています。ワクチンや感染症予防の話をちょくちょく書いているので、「こいつはまた隔離が不十分とか言い出すに違いない」と思われるかもしれませんが、今回については新型だからと騒ぎすぎではないかと感じています。もちろん、警戒は必要ですし、危機的な状況になった時に困らないような準備や覚悟をしておいたほうがよいにせよ、悪くなるかもしれないからと言って悪くなった時の行動を事前にする必要はありません。台風の進路のようにかなりの精度で状況が予測できるなら、早めの行動を心掛け、最悪に備えて、と言うことも有効でしょうけれど、その「最悪」も台風が急に2倍、3倍の勢力になるとか、台風が通過するタイミングで地震が起こるとか、そんなことに備える人はいません。

目標を高く持つのは悪いことでないにせよ、極端な目標は疲弊するばかりで効果的とは言えません。ちょくちょく原発批判で書いている「絶対安全、とか言うから本来確保できるはずの安全性が確保できない」と一緒の話で、想定される危険の半歩か一歩先を見て行動すれば十分で、「思いつく限り」のことをやろうとしたら、健康や快適さが損なわれてしまいます。安全のためにある程度の我慢が必要だ、と言うのと、安全のために寿命が縮んでも構わない、と言うのは同じことではありません。

今回のコロナウイルスがやたらと警戒される原因となったSAASでも、判断ミスで被害が拡大したと言われてはいるものの、AIDSやエボラ出血熱のように連綿と感染が続いているわけではなく、所詮は風邪の仲間です。とはいえ、インフルエンザも一昔前は風邪の仲間でしたし、一説によると昔は病気はすべて風邪(気が運んでくる悪いもの)で、症状が特定されるたびに名前が付けられ、いまだに特定されていないものの総称が風邪であるとのこと。特定の名前が付けられるほどひどいことになったら、改めて心配し、行動を始めなければならなくなったら迅速に行動する、と言うのが大事だと思います。
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