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2019年08月23日23:24

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ゲームの達人

昨日2019/08/22の日記で、物事(仕事)を円滑に進めるために基盤になる枠組みが大事だ、と書きました。枠組みは大事ですが、枠組みの範囲だけですべてが治まるかと言えば、そんなわけにはなかなかいかず、そこから外れたものをどう掬い上げるか、と言うことも考えなければなりません。そのためには、枠組みをきちんと理解して適切な運用をすることが必要で、それができるひとを確保できれば、優れた成果を上げることが出来ることになります。

枠組みをきちんと理解していれば、とは言うものの、運用の要となる人が優秀だったとしても、完ぺきではないわけですから、枠組みから変則的な外れ方をしたものを「対応不可能」と判断して、別の人が「うまくやればできそう」と思うこともあるでしょう。それを聞いて思い出したのが、SF作家のA.C.クラークの「権威が可能だと言えば、それはまず間違いない。不可能だと言った場合、大抵間違っている。」と言う言葉です。まあ、仕事だったりすると様々な制約がありますから可能であるからと言ってやるべきかどうかは微妙なところではあるものの、知れば知るほど見逃した部分に関する思い込みは激しくなり、必ずしも正しい判断ができるとは限りません。

人は権威になるべく努力して、権威になったがために間違える、と言うのが定番です。どんなに努力しても、間違えないと言うことはないし、「あの人が間違えるわけない」とその人が勘違いするように仕向けるのは結局周りの人達ですから、お互い、一歩引いて考えることが大事になります。
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