mixiユーザー(id:33120836)

2019年08月22日23:25

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フレームワーク

幸せは失ってから気付く、なんてことを言います。幸せと言うほどでなくても、これまで日記に書いたように、邪魔だと思っていた習慣とか、意味がないと思っていた行為が、なくなってみてから大切なものを守ることにつながっていたことに気付くこともあります。職場を転々としてみて、堅苦しく見える職場の方が結局は働きやすいことが多いと感じるようになりました。明らかに「柔軟性がある」ように見える職場は、何をやるにしてもいちから組み立てなければならないことが多く、似たようなことをやるときにも過去の事例を活用しにくく、それが自分が関わらない仕事となればなおさらですし、そんな状態で自分が関わらない仕事に積極的にかかわってくれる人はまれです。しかも、過去の知見が活用しにくいのでトラブルの発生も多く、その対応に追われて何時でも忙しくなります。

設計の仕事をしているときは、実際の現場でもうちょっと柔軟に動ければ、と思っていて、実際に現場で仕事をすると、ベースの設計ができていないと柔軟に動くも何もない、と感じられます。一般的な要求と私の要求が違うのか、基本の流れをガッチリ作って、流れに乗らない部分が出た時にどう対応するかを決めておく、と言うありきたりに思える組み立てを皆さん嫌がるようで、なんでもありで(主張する人によれば「臨機応変」)何も決めないか(「なんとなく」しか決めない、と言う方が適切かも)、とにかく決めたことだけやってそれ以外は一切禁止か、という極端な(わかりやすい)仕事を求められる気がします。

ルールを守りつつ柔軟性を確保するのは、ルールも複雑になりますし、運用も難しくなります。能力のある人が適切な役割を果たすことが必要で、実際、これは現在の組織の状況とあっていないように感じられるので、私の要求が組織の要求とあっていないというのが事実かもしれません。とは言え、柔軟性も求められ、効率や確実性も求められるのであれば、どうしたって適切な設計のもとで必要な柔軟性を確保する必要は出てきます。とは言え、私が自分の感覚で自然に振舞えるような組織にはなかなか出会えませんから、案外、違うやり方もあるのかもしれません。誰か、知っていたら教えて欲しいものです。
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