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2019年04月20日22:04

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選挙改革

明日が統一地方選挙の第二弾となります。相変わらず、ネットで選挙のための情報を調べようとしても、(地域によって差はあるのでしょうけれど、)選挙公報のPDFが見られる程度で、「政治に関心を持て」と言っている割に、関心が低いと言われている世代によく使われているメディアで情報が発信されないというのはなかなか不思議なものがあります。もちろん、「ネットでもっと情報公開」と言っている候補者もいますが、やはり「票が集まる実績」がある方法に頼り、実績を持っている人たちのやり方を踏襲してネット社会に近づこうとしないと言うことでしょうか。

今どきになっても「ネットで公開すれば安上がり」とか言っている人も、改ざんや偽サイトの対策をどう考えているんだろう、と敬遠したくなるものの、選挙期間中くらいなら監視を強化して改ざんが見つかったら閉鎖、くらいのことはできるでしょうし、公式サイトを国レベルで用意するとかしてもよいのではないかと思います。それができないというのは、やはり大手既存メディアの圧力があるのか、とか、勘繰られて当然でしょう。NHKオンデマンドとかも整備されていて、政見放送とか、いつでも見られるようになって然るべきなのに、おそらく「再生回数が異なると不公平」とかなんとかあるのでしょう。いや、それなら視聴率調査をして視聴率が落ちる候補者は放送回数を増やさなくてはならない、とすべきです。所詮は、いまある不公平は「決まっているから仕方ない」、これからのことは、「不公平になる『かもしれない』からやらない」と言って現状維持をしたがるのです。

沖縄では、「女に政治は無理」と書いたビラが貼られていた、と言うニュースが流れていました。ネットで炎上するのはダメで、ビラがニュースになるのはよい、と言うのも先程の話と似た構造です。本来の判断基準は「今よりマシか」であって、「どれだけ理想的か」ではないはずです。やってみたら改善も後戻りもできない、みたいなよほどの事情がなければ、とりあえずはやってみたらよいはずなのに、そう思えない人がこれほど多いのは本当に不思議です。
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