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2020年01月24日13:11

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どこの牛でも危険?!

 僕は早朝に風呂に入って本を読みます。今朝、小林信彦さんが2001〜02年に書かれた「和牛の消失」というエッセイを読んでて、ええっと声が出た。
 忘れてたけど、このころ築地の市場で狂牛病の牛が見つかり騒ぎになったのだ。都内の和牛を売りにする高級ステーキハウスから和牛がメニューからなくなり、アメリカ牛が出されたのだと。
 最近、アメリカから輸入される牛肉はなんだかいう牛の成長を促進させるホルモンが日本産の何百倍も含まれておりやばいよと警告されている。まあアメリカなんてそんなもんだ。
 そんなこと言う前に、いつの間にかアメリカ牛の中でも例えばティーボーンステーキ肉がデパートなんかで普通に売られている。肉に脊椎とか脳みそを混ぜちゃうと狂牛病の恐れが出るとして輸入されてなかったはずだ。トランプとアベの間で決まっちゃったんだろか。だから肉骨粉をえさ(共食い)にしちゃダメ、というルールだったはず。
 人間だって食人の習慣がある人の中で脳みそ食ったりすると、クールー病という狂牛病のような病気になることが知られていた。のちにこれはウィルスじゃなくて異常プリオンというのが原因だとわかった。
 突撃取材で時の大統領だって臆せず暴露取材をして映画を作るⅯ・ムーアは多分このエッセイが書かれたころ、日本ではまだ無名だったけど「あほでバカなアメリカ人」(題名は不正確化も)という本が出て、その中でアメリカ人のアルツハイマーのかなりの多くがアメリカの牛肉を食ったせいだといいう説を紹介して
警告していた。
 風評被害なんてよくいうけど、みんなすぐ忘れちゃうことでもあるなー、なんて思ってしまいます、もちろん自分も含めて。
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