7/5(日)今日首都圏は午前中雨が降っていたものの、昼過ぎに止みました。雲の隙間から陽が差すにつれ、気温は上昇していきます。最高気温は26度、湿度は70%代、前日に続き幾分涼しさを感じられました。
第1章 浜崎あゆみのデビュー前後
昨日、テレビ朝日系列で放送された歌姫浜崎あゆみのデビュー前後を描いたドラマ「M愛すべき人がいて」が、最終回を迎えました。緊急事態宣言の影響でロケが中断されたことにより、予定よりも少なく、全8話で完結しています。
見本の写真
左 浜崎あゆみ デビュー曲「Pocker face」のPV映像を携帯カメラで記録
右 新生第5期WANDS 掲載元 BARKS 詳しくは本文記載
浜崎あゆみは、1998年4月8日に1st Single「Pocker face」でデビューしました。同ドラマでは、デビュー前年の1997年からブレイク後の西暦2000年までの4年間を描いています。あゆ自信が、プロデューサーの松浦将人の力をかりずに、歌詞を描き、ステージ衣装を決め、いちアーティストとして大きく成長した様子を感じられました。実際ライブにおいて、彼女は10数人のダンサーやコーラスを含む一座を取り仕切る女王の風格が漂います。
19歳半でデビューした彼女は今や41歳9ヶ月、昨年末一児の母親となりました。同世代の安室奈美恵が引退しても、彼女は音楽活動を続けていきます。ドラマ最終回のCMにて、2年振りに新曲を配信リリースすると、発表されました。
写真掲載元 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=svsDrhEuCjM
インターネットの普及により、CDの需要が減り、配信リリースに特化するアーティストが年々増加しています。ライブの開催が出来ない中、各アーティストとも曲作りに精を出しているでしょう。
第2章 3人組アーティスト「WANDS」、25年振りのライブツアー開催を見送る
さて、ネット検索で有名なgoo編集部が、モニターに対して、「生きる伝説だと思う3人組アーティスト」についてアンケートを行い、集計結果を発表しました。1位は、紅白歌合戦でもお馴染みの女性1人、男性2人からなる神奈川県厚木市出身の「いきものがかり」となりました。2位THE ALFEE、3位ジャニーズの少年隊と続きます。
首位に輝いたいきものがかりは、神奈川県厚木市の小田急線とJR相模線の海老名駅前で、路上ライブから出発しました。ライブハウスでの公演をきっかけに、音楽プロデューサーの目にとまり、デビューにいたったといいます。今年4月から夏場にかけて行う予定だったホールツアーは、コロナウィルス感染拡大の影響により、1年程度の延期が発表されました。秋から予定していた収容人数1万人を越えるアリーナクラスのライブは、早くも中止の決断を下しています。
生きる伝説だと思う3人組アーティストランキング
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=45&from=diary&id=6145543
コロナウィルスの影響により、成長を続けてきたライブ・エンタメ業界は大きな打撃を受けました。ぴあ総研が推計した今年2月から来年1月までの中止や延期による損失額は、音楽や演劇公演、スポーツの試合などを合わせて6900億円に上ります。そのうち音楽コンサートは約3300億円、演劇・ステージ系が約1600億円です。
日本政府は、7月10日(土)以降、収容率半分未満、観客数の上限5000人でのスポーツやライブ・エンタテイメントを含むイベントの開催を認めています。
早速プロ野球もサッカーJリーグも、7月10日以降、観客を入れて試合を開催します。既にプロ野球の各球団は、5000枚のチケットを販売済みです。
参考リンク
https://www.kanaloco.jp/article/entry-392633.html
8月1日以降は、観客数の上限が撤廃され、収容人数の半分での開催が許可されます。
7月になり、早くも感染第2波の兆候が見え始めています。首都東京を発端に、全国的に感染者が再度広がり始めました。
幸いにも感染者のうち、40歳未満が7割5分以上を占めることにより、重症化する患者は少ないようです。日本政府は、持病のある高齢者にウィルスが移ると、病床数が逼迫し、医療崩壊に繋がると、危機感を持っています。夜の街や繁華街を避ける、マスク着用、うがい、手洗い、室内の消毒作業など、引き続き我々は感染症対策を続けます。
さて、3人組のアーティストランキングでは、2019年11月13日(水)に19年ぶりに再始動を発表したWANDSが、第7位に入りました。
同バンドは、1991年12月4日に1st Single「寂しさは秋の色」でデビューして以降、3人体制を維持しながら、メンバーが度々代っています。
写真=シングル「寂しさは秋の色」のジャケット
再結成した現在は、第5期体制となります。
2020年以降も、度々テレビに出演し、過去の名曲を披露しています。直近では6月24日にテレビ東京系列で放送された{「テレ東音楽祭2020夏」〜もう一度聞きたい最強ヒットソング100連発〜}に出演しています。番組内でトークはなく、ステージにて、ミリオンヒット曲「時の扉」と「愛を語るより口づけをかわそう」の2曲をメドレー形式で熱唱しました。なお同番組では、体調不良により、キーボードリストの木村真也は出演を見合わせています。ヴォーカリストの上原大史とギターリストの柴崎浩と、サポートのベーシストとドラマーを含め、4人でのステージとなりました。
彼らは、再結成後シングル2枚を発表し、10月に25年振りのライブ開催を発表しました。
公演日
・10月7日(水) 大阪 梅田クラブアクトロ
・10月15日(木) 愛知 名古屋クラブアクトロ
・10月26日(月) 東京都渋谷クラブアクトロ
以下の日記に書いています。
2020年5月24日付 大規模イベントの今後 新生第5期WANDS 秋に25年振りライブツアー開催 新曲オリコンデイリーで2日連続首位!
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1975784603&owner_id=32437106
写真=BARKS 5月20日付け
https://www.barks.jp/news/?id=1000182813
既にファンクラブ「WANDER-LAND」では、ライブチケットの優先予約を終え、当落の結果を待つのみでした。
運営側は、感染拡大が収まらない状況を見て、ライブの開催に懸念を示すようになりました。会場となる大阪、愛知、東京渋谷のライブハウスは、肩が触れ合うほど人が密集します。ソーシャルディスタンスをとるのはきわめて難しい状況です。また10月の時点で、ライブの開催が出来たとしても、収容人数が半分以下の制限がついている可能性もあります。
従って、ファンクラブ会員のチケット当落発表日に、25年振りに開催するライブツアーの中止が発表されました。
オフィシャルホームページによると、ライブツアーとは異なる形でファンが楽しめるコンテツを用意するとのことです。
クラスター発生暦のあるライブハウスでの公演は、高いリスクを伴います。ライブの開催に向けて準備を始めていた第5期WANDSは、活動方針を見直しました。次の目標は、1999年以来のオリジナルアルバムのリリースになります。
最終第3章 大規模イベント開催には、ワクチンの実用化が不可欠
朝日DEGITAL ワクチンについて
https://www.asahi.com/articles/ASN6Z5HSZN6VPLBJ001.html
写真掲載元 日本医事新報社
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14959
ワクチンの開発が成功し、供給が始るまで、我々の生活は元に戻ることはありません。感染者数が減っている段階でも、大人数が集るイベントでは主催者も参加者も神経質になります。日本政府は、感染症対策の専門家の助言を受けて、人との距離を2mとるように国民に求めています。イベント開催時、ソーシャルディスタンス2mの制限がつくと、一つの客席に対して、前後左右の席を開ける必要が出てきます。政府の方針では、8月1日以降イベント開催時、観客数の上限を撤廃しているものの、収容人数の半数以下と定めています。従って、一つの客席に対して、隣の席は使用できないものの、前後の席は開放されます。
スタッフも観客もマスク着用を義務付けられ、会場の入場口では必ず消毒液が設置されます。公演終了後は、出入り口での混雑を避けるため、ブロックごとの規制退場が採用されるでしょう。立ち見は禁止され、着席指定の可能性もあります。withコロナ時代のライブや演劇鑑賞は、制約がつきます。
日本では、大阪大学とアンジェスの共同チームが、ワクチン開発をリードします。DNAワクチンを実験動物に投与した際、抗体を確認しました。6月30日、国内で先駆けて、大阪市立大学付属病院にて治験を始めました。
第一段階では、治験に参加する抗体を持っていない健康な20歳から65歳までの30人を対象にし、投与量が多いグループと少ないグループに、15人ずつ分けます。
ウイルスの遺伝情報を体内に入れ、免疫反応を起こします。
ウイルスのたんぱく質を無力化する「抗体」ができて、長続きするのか、確認するのです。
安全性が認められて、実用化されても、早くて2021年3月といわれています。
withコロナ時代の今、感染者の重症化リスクを回避しながら、経済活動を続けます。菅官房長官と西村経済再生担当大臣は、再度緊急事態宣言を発することがないように、国民に注意を呼びかけました。
前回のスペイン風邪パンデミックは、100年も前のことになります。第1次世界大戦の混乱期に起こったパンデミックは、意外と知られていませんでした。当時日本は経済活動を制限せず、通常のインフルエンザ対策のように、マスク着用、手洗い、うがいなどを徹底していました。ワクチンや有効な治療薬もないまま、日常生活を送った結果、集団免疫をつけて、克服したといわれているのです。
写真掲載元
https://www.asahi.com/articles/ASN4V7J9PN4PUOOB00Q.html
1920年1月12日付け 東京朝日新聞より
もちろん100年前と現代では、状況が全く異なります。ライブ・エンタメ業界は、ワクチンが実用化されるまで、イベントの開催は慎重になるでしょう。いかにクラスター(集団)感染を起こさずに、安全に開催できるか、運営側は徹底した衛生管理が求められます。
日本のソロアーティストとして、CD売上枚数最多記録を持つ浜崎あゆみは、秋に感染防止策をとりながら、アリーナクラスのライブを開催する準備を始める、とファンに向けてメッセージを発しました。彼女は、今年の夏まで予定していたホールツアー38公演のうち36公演の中止を余儀なくされました。
写真は2018年11月15日にリリースされたミニアルバム&2018年から2020年に跨るホールツアー「TROBLUE」のジャケット写真
秋に我々は、文化的な生活を取り戻すことが出来るのでしょうか。全ては夏間の行動次第です。
ライブ・エンタテイメント業界は苦境に立たされています。
浜崎あゆみ「ほんと最低で最高」Mよ静かに眠れ…
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=6145441
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