オアシス日記「底辺の受け皿」

オアシス活動日記（３月１０日（火）
https://livedoor.blogcms.jp/blog/voloasis/article/edit?id=5696335
【参加者】

●配食希望者数　７９人
●ボランティア１０人　　内初参加者０人　　　

【配給内容】　　　

●食品＝サンドロール１本　バナナ約１本以上　



食料支援品（及び現場持込支援品）



お茶２リットル（河村氏より）
スイートポテト(鈴木明元さんより)
ルイボスティー２リットルとカルピス１リットルお菓子少し(鈴木さんより)
カルシウムウエハース１６０(山田さん&西村さん(父)より)
コーヒー３・６リットル(Ｔ・Ｎさんより)
カレーライス７０食分(榎並ファミリーより)
お弁当１２６パック(水野さんより)
ビスケット(向島さんより)
お米５キロ(ゆっこさんより)
お米５キロとソウメン(山口さんより)



　　 　　　
●飲み物＝メンバー持ち寄りの、お茶、コーヒー、ルイボスティー、カルピス（合計．８・６リットル）　　　　　　
(飲み物を持参してくれたメンバーは、河村氏、Ｔ・Ｎさん、鈴木さん）

　　　　　　　　　　　　　 　　　

●期間限定支援＝カイロ

【購入内容】　

「パン」１１０個772円 「バナナ」７箱 700円
（バナナは向井さんからのご寄付です）

【 寄付の報告とお礼 】
（食料品の寄附は上記支援品の欄を御覧下さい）



再び、向島さんよりビスケットを寄附して頂きました。



再びゆっこさんより、お米とビニール袋を寄付して頂きました。



山口さんより、お米と歯ブラシ、歯みがき粉や歯間ブラシ、ボディータオル等を寄付して頂きました。


ありがとう御座いました
こころから感謝します



＊
今回のボランティアは、先週オアシス市が出来なかったのでささやかながら小さいオアシス市を開催致しました♪



そして以前コロナ対策期間ですので、ドリンクバー用のカップ配布も行い、以前もらったとゆー人で忘れた方には今回のみ紙コップの配布を行いました。



聴いてみるとカップ貰ったけど忘れたって人が沢山おりましたが、紙コップを渡す時に次回忘れたらないからねー！



コロナの感染が怖いからちゃんとしてね、ペットボトルじゃもうもらえないよーって重ねて釘をさしておきました。



そしてジーンとする位嬉しかったのは、コロナ対策で教会で調理が出来ないにも関わらず、自宅のキッチンの限られたスペースで頑張ってせっせとお弁当パックを126個も水野さんが作ってきてくれたのです(;つД｀)

思えば大和撫子さんも同じ様に頑張って作って来てくれるんだなぁと改めて思い返して、kinちゃんの事も思うと、オアシスは何て聖なる人達に助けられて居ることかと感動しますね☆




そうそう、更に今回は西村さん(父)の娘さんの絵美さん(みかちゃんの妹さん)がカレーライスを７０人前作ってきてくれたのです！



今回も配るものが多くて人手が足りず、わたくしナチオはセンターに立たずにヘルパーさんが食品配布に入ってくれて、僕が代わりに５人ずつ流すポジションをやらせて頂きました♪


慢性的な人手不足ではありますが、毎度どうにかこうにか回せております。

それにしても今回の配食希望者の数が、前回と全く同じ７９人だったのですが、もしかしたらこの７９人と云うのが最低ラインなのかも知れないと思いました。

概ね決まった方と久し振りだな〜っと言う方と始めてかな〜っと言う人とごちゃ混ぜになってるのですが、基本的に誰か彼かが入れ違ってても、基本的にはこれが底打ちと云う様な気がしてます。

特に強い理由はないのですが、何となくそんな気がしてます。

そう云えば先日あるメンバーと話をしていた時にこんな事を聴きました。

熱田荘と云う一時保護をする施設が名古屋にはあります。
其処では野宿状態から社会復帰する為に生活保護受給をしてアパートに入る際、ちゃんと自分で生活の面倒を見れるのかと云う事を査定されるんですが、そんな施設の周りに貧困ビジネスの勧誘が沢山来るんだそうです。

貧困ビジネスと云う奴は、野宿者や生活困窮者を捕まえて生活保護を受けさせて、その受給した保護費からお金をピンはねして行くと云う感じの商売です。

汚ね〜事をしやがってと思っておるのですが、しかしそんな貧困ビジネスでもある意味では役に立ってるとも言える事例があります。

熱田荘を利用していた人から聴いた話では、ああした施設には刑務所から出所して来たけど引き取り手のない人もいるようで、その中には覚せい剤中毒なのかシンナー中毒で脳が萎縮してしまったのか判りませんが、何を喋ってるのか判んないような人もいるそうです。

そうした人達の場合、自分の生活の面倒を見ると言うことも出来ない場合もあり、熱田荘のような一時保護施設をあちこちたらい回しになる場合もあるようです。

で、そうした人が路上に出て行くのが良いのか、それとも食い物にされてるとは云え貧困ビジネスで生活を管理されて孤独死を免れるのか、究極の選択ではありますが一利はあるのです。

一般社会の中で生きるなら最低限この位の能力がないとコミュニケーションする事が困難であると云うラインは、ないようであります。

それを線引きにして受容れないとか云う意味ではなく、単純に話にならないと云う場合があるのは誰でも一度は経験された事があると思います。

そうしたコミュニケーションを拒否したような方でも、恐らく貧困ビジネスは受容れるでしょう。
金づるなのですから。

しかし、住環境としては最悪ではあっても、誰か人が居て管理してくれて居ると云う事は大きな事で、ある支援者がホームレスは大きな子供だと云う表現をしていましたが、この世の中で大人になり切れず親のスネをかじって生きて居る人は居る訳で、そうした人はかじれる親のスネがある訳です。

その親のスネがない人で、何とか社会で生きて行こうとして、自己管理能力など色んな能力がしっかり力になってないで失敗してしまった場合、または病気などでそうした生活に必要な能力を失ってしまい一人では生きて行けない状況になってしまった場合、誰も面倒を普通は見てくれないのですが、因果な話で悲しいかな金づるになってしまうけれど、生活を面倒見てくれるのが貧困ビジネスだったりするのですよね。

最も底辺の受け皿が貧困ビジネスと云うのも何だか悲しい話ですね。



【告知コーナー】
●　http://yaplog.jp/oasis2000/archive/420　児童養護施設の学習ボランティアを募集しています。
オアシス代表河村氏からの希望で、児童養護施設の学習ボランティア活動を紹介しています。様々な理由により養護施設で暮らしている子供たちが、基礎的な学力を身につけて、日々を幸福に生きて行けるように、小さな手助けをしてみませんか？ 詳しくは上記リンクをご覧下さい。

【スペシャルサンクス】
●　http://www.tkd55.com/　株式会社ティーケーデザイン（オアシスの代表を務める河村氏の会社です）
●　http://natural-mind-5.blogspot.jp/>　革個者 NATURAL MIND（長年オアシスに支援を続けて下さっている、革製品のお店です）
●　http://www.chourakuji.org/chorakuji/index.html　稲荷山・長楽寺（衣類の寄付の呼びかけをして頂いています）
●　http://wans-cafe.com/>Wan’s Cafe　（お布団の寄付を頂いた方の、ワンちゃん同伴可の喫茶店です）
●　http://temple.nichiren.or.jp/3031003-hongakuji/　日蓮宗・本覚寺（お菓子の寄付を頂いたお寺です）
●　https://tabicafe.jimdo.com/　旅カフェ（アースデイで店長からタープをお借りしました喫茶店です）
●　http://www.dishcafe.net/　でぃっしゅcafe（食糧支援を頂きました錦のカフェです）
●　http://avisilvers.com/　アビシルバーズ(トングーさんがオーナーをしているシルバーショップです)

by https://voloasis.jimdo.com/オアシス