2月を待たずして寒さも極まれり。真冬日が昨年からずっと続いていて、北海道の冬の厳しさを改めて感じる今日この頃。そんな中、兵庫県のシンガー、ほりおみわさんと健さんのユニット「魅惑のみわけん」の4日間に渡った北海道ツアーが、小樽なまらやにて最終日を迎えました。私も昨年に引き続きゲストで出演させていただきましたが、思えば私にとって今年初めてのライブでもありました。
前半は、私がソロで三曲演奏の後、3人で定番の「ウエストバージニア・マイホーム」を歌い、その後みわけんライブ。
魅惑のみわけんの魅力を一言で言うのは難しいのですが、あえて言うならばやはり歌の力!みわさんのマウスミュージック、「大きな輪になって」「陽気に行こう」などの優しく力強いオリジナル曲、中世音楽、さらにレナード・コーエンのカバーなど、意外な選曲の妙もあり。どの歌にも芯の通った魂が宿っているのです。そして、そんな歌の世界をダルシマーや歌で最も効果的に盛り立てていく、健さんのセンスの良さも光ります。
後半には、ありがたくもみわさんにリクエストしていただいて、私の歌もの「クンネチュㇷ゚」「シクトゥシ」「川になって(作詞ありまじろうさん)」「チリワインの歌」も一緒に歌いました。むわー、何という豪華な!
また二人に戻って、みわけんライブの最後は「アワーズ・アフター」「ミス・ローワン・デイビス」といったインスト曲。みわさんが昨年から導入しているギブソンのギターがまた良い音でした。
今はみんなが大変な世の中ですが、どんなに大変でも生きていかなければいけません。自分が生きていくために、そして人を生かすために、できることをできる限りする。どんな状況でも楽しそうに歌うほりおみわさんと健さんに、ツアーミュージシャンの心意気を見せていただき、私も(お笑い担当なのに)胸が熱くなったのでした。魅惑のみわけん、すでに6月の北海道ツアーも入っているそうなので、今回残念ながら来られなかった皆さんも、ぜひチェックしてください!
ログインしてコメントを確認・投稿する