10/17 神戸 てまり（1日目）

大阪のホテルに連泊の二日目。一回のカフェでの朝食バイキングはかなりいいレベル。ただし、入店に際してはマスク、手指の消毒、さらにビニール手袋までしないといけないのは、やはり今のご時世仕方ありません。

あいにくの雨模様でしたが、散歩がてら心斎橋方向を目指して歩いていくと、途中に目に入った「船場センタービル」。なんの予備知識もなくちょいと入ってみると、繊維卸売問屋を中心にした市場が行けども行けどもひたすらずーっと続いています。繊維業界のアメ横みたいな感じ。ビルは1〜10号館まで続いていて、長すぎて途中で諦めたくらいです。衣服や靴など、ファッション関連に興味のある人は、一日中ここで物色しても時間が足りないくらい、有意義な時間を過ごせるでしょう。

そんな休み時間も楽しんだところで、いよいよ神戸へ。ラグタイムギターの仲間、永田義明（英秋）さんが企画してくれたライブが、お好み焼き屋さんの「てまり」で行われました。女将さんが一人で切り盛りする、なんかじゃりン子チエに出てきそうな良い感じのお店です。
開場前に永田さんと二人で共演曲を練習していると、関西ラグタイムクラブの木谷さんたちをはじめたくさんお集まりいただきました。

最初は永田さんとの二重奏で「Maple Leaf Rag」「The Entertainer」「忘れません」を演奏。私のギターに永田さんが編曲を合わせてくれて、チューニングが違う二本のギターによる、完成度の高い共演になりました。私とクラシックラグ曲で共演できるギタリストは、日本中探してもごくわずかなので、とても嬉しいのです。

その後はいつもの通り、マイペースでソロ演奏。クラシック・ラグからアルコール・ワルツ、ラゴンドなどの新作まで、完全生音でお届けしました。珍しく投げ銭ライブでしたが、いっぱい投げていただき、感謝感激でした。

最後は再び永田さんと「チリワインの歌」を演奏しておしまい、と思ったらもう一曲という事で、私のソロで「クライマックス・ラグ」を演奏しました。しばらく弾いていなかった曲ですが、長年かけて習得したものは体が覚えているものですネ。
終演後の飲み会では、美味い日本酒と燻製ピーナッツにしびれました。
お越しいただいた皆さん、どうもありがとうございました！

さあ、実は今日も同じ場所で投げ銭ライブを行います。昨日は予約満席でしたが、今日は余裕あり。ご都合がよろしければ是非お越しください！

★ 10月18日（日）　19:00〜
神戸 鉄板・おばんさい「てまり」　（兵庫県神戸市灘区福住通６-１-１）
出演：浜田 隆史（ギター）
オープニングアクト：永田 英秋（ギター、歌）
料金：投げ銭
お問合せ：Tel: 078-779-0476 （お店）