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2019年11月17日09:07

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ターミネーター最新作を見てきました!(ネタバレあり)

「ターミネーター2」の「正統続編」という触れ込みのターミネーターの最新作「ニューフェイト」を金曜日の夜に見てきました。

私は、ターミネーター1、2が好きで、特に「2」は今でも好きな映画を聞かれたら、真っ先に名前が出るほどでして。
「3」以降の映画やテレビシリーズの「サラ・コナー・クロニクルズ」については、色々と評価がありますが、私個人としては2のラストが最高と思ってます。
そのへんは置いといて、今回の映画は面白かったです。
ネタバレありなので、OKな方のみどうぞ。












過去作を知っているとニヤリとできるシーンや台詞、ありましたね。
特に「運命なんてものはない、未来は自分の手でつくるものだ」という例の台詞は、おおおお!来たー!と鳥肌立ちました。
あと、最初のシーンから、2のサラ・コナーのあのシーンの映像を使ってきたので、これは本気で古参ファン殺しに来たな…という予感をひしひしと感じました。
で、そのあと突然ジョンが死ぬ。「マジか!?」と思いましたが、あ〜これもまたアリか、と思いました。
ターミネーター2のお話は綺麗に完結していると思うので、その続編を作るためには、ジョンを殺す必要があったのだろうなと。
ジョンが死ぬことで、新たな「人類の英雄」を登場させることができ、サラ・コナーが戦い続ける理由ができ、1のカイル・リースに相当する新たに「英雄」を守るための存在が登場できる。

時を経て、TRPGゲーマーになった私の目で見た正統続編「ニューフェイト」はシナリオ的にPC側キャラ間の因縁がよく作られているなあ、と思うに至りました。
PC1 荒廃した未来において、新たに人類の英雄となる少女
PC2 未来で少女に救われた恩義から、命に代えても少女を守ろうとする強化人間
PC3 かつての「人類の英雄」の母にして、過去の自分にPC1を重ねる老女
PC4 任務でかつての英雄を殺したがその後、自我に目覚めてPC1を守ることで罪滅ぼしをしようするロボット

…こんな感じですかね。みんながPC1にいい感じに因縁を取得してます。
サラ・コナーの存在感は凄かったし、T-800もいい役回りだと思いましたが、あくまでも主人公は新キャラの2人(PC1、PC2)であったところも良かったですね。
あと、敵のターミネーターも、黒い金属の骨格になっても追ってくる「1」の怖さと、殴っても殴っても液体金属だからすぐに修復する「2」の怖さを両方ブレンドしていたところも良かった!あんなん反則でしょ。勝てる気しないわ。

ラストの戦闘は、私も言われてから気付いたんですが、パーティで役割分担しながら、敵を殴る、TRPGのボス戦闘でしたね。

D&Dで言うと、単独精鋭のボスを撃破・防衛・指揮・制御役の4人で殴る感じ。
瞬発力のあるグレイスがダメージディーラーの撃破役、元々ターミネーターなので銃弾を受けたりしても動けるT-800が防衛役、主人公であり、みんなの戦う理由であるダニーは仲間を鼓舞する「指揮役」、グレイスやT-800ほどの肉体ポテンシャルはないけど、武器の調達とかグレイスの薬の調合とか戦闘以外でも役立ち、銃での後方支援もするサポート役のサラ・コナーが「制御役」

で、最後は撃破役、防衛役、制御役が全員ぶっ倒れ、指揮役が伝説の武器を握って敵を殴って倒すという大変熱い戦闘でしたねー。
ニューフェイトはD&Dだった(極論)

いやあ、ターミネーター2の正統続編という触れ込みだったので、いったいあそこからどうやってつなげるんだと、内心不安で見に行ったんですが、「そう来たか!」という感じで面白かったです。衝撃的な展開に賛否両論あるようですが、私にとっては「アリ」でした。でも、このさらに続編は作ってほしくない気がする。
結局リージョンが何者かとかには深く触れずに終わりましたが、「私たちにやれることをする!」と言って、去っていったダニーとサラがラストシーンの今回の終わり方でよかったんじゃないかな。(この後の話を作ろうとすると、結局T2と同じ話になる)

というわけで、最新作ターミネーター、楽しめました!
そしてT2をまた見たくなった。DVD借りてこようと昨日思っていたら、なんと土曜日の夜にテレビでやることになって、めちゃくちゃうれしかったです。
T2を見て興味を持った方がいたら、是非ニューフェイトも見てほしいと思うのでした。
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