こんばんは、月影TAKAです。
こちらでは「ミニ四駆 簡単まとめ番外編15」になります。
11月に発売になる新たなパーツやマシンについて語ります。
まずは「ミニ四駆用ベアリングオイル」について。
遂に発売告知が出ましたね（笑）。
でも、馬鹿にはできないし大真面目で「良い判断」と思います。
結局は「ミニ四駆のコースに対してはタミヤが責任を持つ（という名の自己主張をする）」事でしかタミヤは外部からミニ四駆を守ることができないんですよ。
その問題が「機械オイル」であり、旧仕様なら「ジッポオイル」等がベアリングの潤滑オイルとして使われてきました。
タミヤ公式からは、タミヤRCカー用ですが「メタルオイル（モーター・ベアリング両方に使えるオイル）」と「VGベアリングオイル（これはベアリングやベアリングローラー推奨。モーターにも使えなくはないけど少量使用するのがオススメ）」が推奨オイルとされていました。
で、第3次ブームのミニ四駆事情では「パチモン」もとい「模倣品パーツ」が横行してしまい、これがタミヤ公式から問題視されています（ベアリングローラー、カーボンプレート等が大体6個セットで2本分くらい安い値段でたたき売りされていますが、微妙にカーボンプレートの形状が違ったり、ベアリングローラーの精度が悪かったりしていました）。
で、そのうえで問題視されたのが「モーターや電池の社外調整機器」や「社外性ベアリングオイル（モーターオイル）」となります。
言うまでもありませんが、それらの調整機器や社外性のどこのメーカーかもわからないオイルの使用はマシンの安全性を削ぐ危険要素があり、それでJCJCを破壊した場合は完全に悪者扱いされます。
で、ド直球で攻撃する発言をするなら「社外性危機や社外性オイルにはJIS保証が無い」と言っておきます。
JIS保証は商標登録が必要な物もあり、タミヤ模型のミニ四駆やRCカー、それらのカスタムパーツやケミカル類はちゃんと商標を取得した正規品になります。
よくにいう「海外ユーザーの日本製絶賛の根拠」は「どこを見て日本製判断しているか？」とすれば間違いなく「JIS」となります。
これらを踏まえると「パチモンパーツ」の製造先が「メーカー不明の中国企業」がパチモンパーツを大量生産したり、オイルも「やたらと気化性と油燃配合が危険な物を使用している」場合は安全性もくそもありません。
第2次ブーム時代なら「社外モーター」や「社外オイル」がこの問題のやり玉に上げれていました。
で、今回ミニ四駆用ベアリングオイルがタミヤ公式から発売されます。
つまり、これによりタミヤ模型は「ミニ四駆の整備にはタミヤ製オイルを必ずご使用ください」と強く主張できる流れとなります。
ただし、「ミニ四駆ようベアリングオイル」はあくまで「520・620ベアリング、9〜13mmベアリングローラー向けのオイル」だろうな。
あえて「モーターにオイルを使用する」事は説明・推奨していませんでした（これはおそらく、タミヤの依頼先であるSMCモーターの品質保証を考慮しての配慮だと思われる）。
なお、ネタバレをすると「FA130モーターの推奨オイルはメタルオイル」です。しかし、高摺動性を発揮するのは「VGベアリングオイル」で、正直言えば「どっちも使える」というポジです。
オイルの耐久力が高いのは「メタルオイル」の方ですが、綺麗に摺動して高回転化するのは「VGベアリングオイル」となります。
2-26接点復活剤をモーターに使用すれば、コイルの進汚れ掃除も可能でありよくにいう「コイル焼け」からモーターを守ることができます（大半のモーターがお陀仏になる原因が「コイル焼け」と言われる「スス汚れにより電気が流れ肉なる⇒よくにいう電気溜まりができる⇒その部分からスパークが発生する⇒コイルが焼き切れる⇒電気が途中で流れなくなる（断線）⇒モーターのお亡くなり」となります。
また「モーターの寿命」と言われるもう一つの原因が「モーター軸の抱き問題」である。
ようは「かなりの高熱になっているモーターはモーター軸ピンや終戦のベアリングパーツの勘合が変化してしまう⇒モーターの回転が悪くなる⇒スピード・パワーが出なくなる⇒モーターの寿命（お陀仏）」と言われている。
要は「コイルが焼き切れる」か「モーターの回転が悪くなる」かでモーターの寿命が判断されます。
しかも「モーターから臭いにおいがする」というのは「金属の摩擦焼け」と「モーターコイルの焼け」の症状であり、これが酷い場合はモーターが瀕死のダメージを負って再起不能になっている可能性があります。
しかし、予防線として「ベアリングオイル」や「接点復活剤」を使用して金属パーツの摩擦対策やコイルの洗浄をすることでモーターの状態をベストコンディションに保つことができます。
で、よくガチ勢達が言う「モーターの育成」としてモーターのコミュテーターのブラシを薄く広く慣らすことでモーターの通電性が向上し、「アトミ・トルクチューンモーターでありながら空けポンのライトダッシュ並に速いモーター」を作ることができる。
で、ここで「不正か正攻法か？」の分かれ道が「モーターの整備方法」である。
モーター内には「接点グリス」というコイル火花による異常加熱を抑える冷却用グリスがモーター内に塗布されている。
一応、正攻法でモーターの小さな真猿穴から接点復活剤を噴く行為でコイル洗浄しても接点グリスは影響を受ける。
しかし、影響度は「グリスが多少柔らかくなるだけ」であり、接点グリスを抜き取る行為にはならない（よくに「接点復活剤を噴くとモーターが速くなる」というのはこれが原因）。
しかし「モーターをパーツクリーナ―で満たした小瓶に漬け込んでモーターに電気を流してプラズマを発しながら回転させる」行為は「接点グリス抜き」と呼ばれる危険モーターを作る問題となり、これがよくにいう「超四駆が否定される原因（ガチ改造が否定される原因）」となる。
ベテランミニ四レーサーからすると「ガチ改造は見てくれを言うのではなくモーターと駆動系の仕様を言う」裏事情がある。
ガチ改造は「不正調整モーター＆不正改造を施した駆動系」でマシンを超四駆化した物であり、ミニ四駆の持つ「コースに対する安全性」を完全に阻害したクズマシンと化す問題がある。
勿論、JCJCに対しては「コースを大きく歪ませる。養生テープをはがす・コースを割る」等の危険要素を誘発させるため一般のミニ四レーサーからすると破壊してやりたいマシンとなる。
その危険要素の中に「社外性オイル」が何割か介在しているなら、タミヤが主張して「ミニ四駆用ベアリングオイル」を発売することはこれらの危険要素に対するアンチテーゼとして機能するため、この上で異常な走行性能を発揮するマシンが登場した場合、面と向かって「否定」を行使できる事情がある。
今までは「オイル事情」がひた隠しにされており、「一部の上位ミニ四駆チームが第3メーカーと結託して非合法の金属用オイルを開発していた」等の問題もあったため、これらの要素にも大穴を空ける可能性がある。
次に「13-13 2段式プラローラー」に関してはリアローラーとして使えますね。
現在は「12-13の2段式ローラー」を主流で使っているので新しくそのローラーも発売されたら試してみたくはあります。
11月は新要素がどんどん出てくる予感がしますね。
今日はこんな感じです。
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