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2021年09月06日07:24

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ミニ四駆 簡単まとめ67

おはようございます、月影TAKAです。
今回は「ミニ四駆 簡単まとめ67」になります。

今回のテーマは「スライドダンパー」になります。
実はスライドダンパーは「スライドダンパー」というカテゴリーがあるものの「使用用途あ3種類くらいある」裏事情があります。

スライドダンパーの用途をそれぞれ語るならこんな感じ。
フロントスライドダンパー⇒フロントローラーが左右にスライドする改造。言うまでもないが「コーナリング・ジャンプ後の着地でマシンの減速が非常に少ない」利点がある。ただし、逆を言えば「コーナリング・ジャンプでマシンが減速しない為、簡単な要所でコースアウトしやすい」難点がある。

リアスライドダンパー(正攻法)⇒よくにいう「リアスライドダンパー」の使い方。第2次ブーム時代なら「リアステー+リアウイングスライドダンパー」の併用がされていた。本来「たからばこセッティング」とはこれを指していた。現在のたからばこセッティングのベースとなったのは「リアステースライドダンパー」が登場してからであり、97年後半から出ある(これは映画「超速スイッチオン」で紹介されていた筈なのでだいたいその時代あたりである)。
正攻法のスライドダンパー改造は「高速スライドダンパー改造」と言われており、リアステ―ローラーが「ガードローラー」となってマシンが急減速するのを防ぐ(後に説明する上下ローラーを付けたスライドダンパーはステーがスライドした場合にエンドまで行き切るとマシンのどこかに当たってそこがブレーキになりかねないからである)。

リアスライドダンパー(安定性重視)⇒別名「遅い方のスライドダンパー」と言われるガチ勢の夢パーツ論者の「アホな言い分」を具現化したバカ理論である。よくにいう「リアステーを切り取って上下スライドダンパーを取り付ける改造方法」だが、正直言って「これは遅くなる方のスライドダンパー」と言われている。ある意味「HD3以上のモーターを使用する際に高安定性を発揮するスライドダンパー改造」と言われている改造方法である。
原因は「リアブレーキプレート」にある。
上記の正攻法のスライドダンパー改造だった場合は「リアステーに取り付けたアンダーローラー」がガードローラーとなるため、リアブレーキパーツが当たりにくくなり高摺動性を保ったまま立ち上がり加速を高めることができる。
しかし、「上下ローラー共にスライドダンパーに取りつける」改造は上記のガードローラーが機能しない。ようは「一番後ろにあるブレーキプレートがコース壁に当たりやすくなる」問題が発生して立ち上がり加速で速くなろうとしているのに逆に「立ち上がりでストッパーが効いて遅くなる」原因となる。
おそらく「スライドダンパーが夢パーツ呼ばわりされた」のはそれが原因と思われる。
なお「リアスライドダンパーを一番後ろにしちゃダメなの?」と言われたら「良いじゃない?でもやらんだろ」と突き返すわ。何故なら「立体コースマシンにとってスライドダンパー要素は補正要素(サブ要素)であり、主要要素がマスダンパー・ブレーキパーツだから」である。ブレーキパーツやマスダンパーの性能を高めようと思えばリアステー側なら「一番後ろかそれに近い位置に取りつける」方向に走るため、結果的にスライドダンパーが後輪付近に配置される。

という感じ。第2次ブーム初期〜中期にかける「スライドダンパー最強説」を構築したのは基本的に「フロントスライドダンパーとリアウイングスライドダンパー」であり、このGUPをベースに改造したミニ四駆が基本的に「テクニカルコースで速かったマシン」と言われていた。逆に「スライドダンパーの評価を落とした」のは97年に登場した「リアステースライドダンパー」である。これは「アルミステー・リアブレーキステー・スライドダンパー」の3つのGUP要素を1つに集約した子供発想の「よくばりGUP」だったが、「3要素の利点が互いを潰し合ってクソ使えないGUPに降格した」問題があった。
ネタバレを言えば「ステー取付が当時ねじ・ナット1点止めなのに、ブレーキでガタつく・スライドダンパーでガタつく・アルミプレートの重さでガタつく」と取付部を集中的に攻撃する欠陥設計が露呈してしまい、このパーツからスライドダンパーというGUPを知った世代は「スライドダンパーなんて大したことない。遅くなるだけ」と揶揄しやすいようですが「そのスライドダンパーが失敗作なだけ」と考えたらその言い分が通らなくなります。
本来のスライドダンパーは「リアウイングスライドダンパー」を指し、今回のスピンコブラが取り付けている仕様となります。
直線では直進安定性の為に前後共に19mmローラーを取り付けて、リアステーには13mmか15mmローラーを取り付けてスライドダンパーの左右ストローク幅を調整する改造が第2次ブーム時代でも多かった気がします。

ダンシングドールはタムタム神戸店のコース(平地)で走らせてコツコツデータ集め。
どうやらタイプ3のパワー関係は「タイプ3の車重>>ベアリングローラーの摺動抵抗」らしく、13mmベアリングローラーでも簡単に滑るようです。
そんため、フロントローラーをプラローラーに変更して12-13mm低摩擦プラリングローラー(ゴムリングタイプ)に変更しました。
で、昨日のコース走行から「ダンシングドールのリアウイングローラー改造派有効」ということが判明したので、この改造を基軸にしてローラーを16mm低摩擦ローラーから17mmアルミベアリングローラー(ゴムリングタイプ)に変更して安定性を向上させました。
で、今回の裏改造要素は「マルチセッティングウェイト」になります。マシンのコーナリングの安定性の要素は2つ存在します。
1つは「ローラーの摺動安定性(スラスト角)」です。ローラー摺動抵抗とスラスト角でマシンにブレーキを駆けつつ向きを変更してコースを走る要素ですね。
もう一つの要素は「バンパーウェイト要素」です。結局「マシンの車重がコース走行に影響する」というのは眉唾ではなく本当の話です。
大体タイプ3はリアモーターマシンなのでコースアウトする場合は「フロントタイヤが浮いて跳ぶ」パターンがたいはんでした。
という事はフロントバンパー株に左右1gずつウェイトを持たせてマシンの重心を前寄りにする弄り方にしました。
流石に前を極端に重くすると転倒の原因となるため、大体1gぐらいが妥当と思います。
サイドローラーは19mmのままで、このローラーは直線でのマシンの安定性に使います。
クラシックなマシンですが弄る場所が多いので結構楽しいです。

今日はこんな感じです。

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