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2021年06月21日07:44

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ミニ四駆　簡単まとめ35

おはようございます、月影TAKAです。
今回は「ミニ四駆の簡単まとめ35」になります。

今回のテーマは「抵抗抜きっていつごろから出てきたの？」「抵抗抜きってそもそも何？」というガチ改造勢が正しいかどうかをミニ四駆の歴史法則の是非で語っていきます。

まあ、順番に説明せずに結論を言えば「抵抗抜き改造はジャパンカップで持ち込むべきではないズル改造兼ペテン改造であり卑怯者のする改造である」と蹴飛ばせます。しかし、現在のジャパンカップは「チャンピオンが抵抗抜き改造をズルして通させて公表している」という点で「できちゃった婚並に不正行為で強引に通したペテン改造」と揶揄されています。

まあ「言いがかりつけるなや（怒）」となると思うので、順番に語ります。
私の見解上で「抵抗抜きが成立していた」のは実は「私が小学3年生からビークスパイダ―でお店コースデビューした」時点で既に「抵抗抜き改造は存在していた」となります。
ようは「金属加工ができる大人や工作キットでスペーサーなどを改造した高校生が小学生や中学生をだまし討ちにして勝ち誇るためにやっていた裏調整方法」が抵抗抜き改造の始祖とされる。

現在でいう「超四駆（カツフラ）」は既にVマグナムとかビークスパイダーがキット化された時期には既に登場していました。
当時の小3の私は「社外性のモーターでも使っているのかな？」と思ったけど「全然コースアウトしないしコーナーでも減速しない」ということで「何か特別な調整方法をしてるのかな？」と疑ってはいましたが深く突っ込みませんでした。
まあ、私も最初期は「レブチューンモーター⇒ぶっとびモーター」に交換して後に「ぶっとびモーターが異常発熱してシャーシを溶かす」という悲劇をやらかすのでその点は自業自得としています（それ以降は社外モーターは使わないようにしていましたね）。
で、ここでポイントは「コースアウトもしなければコーナーでも減速しない」と「色んなスプレー缶を軍隊の装備の様に大量に持ち込む大人が多かった」という点ですね。
「ラジコンみたいに改造しているのかな？」と小学3年生にもわかるレベルの異常さでしたね。
なお、これは「大久保のイズミヤカナートの別館おもちゃ売り場裏の倉庫に置かれていたミニ四駆コース」での出来事でした。
で、その3年後にエアロミニ四駆が出て現在でいう「ガチ勢」のガキンチョ年齢の年上が「エアロミニ四駆相手にスーパー1じゃ不利だろ。コレやったらエアロミニ四駆に勝てるんだぞ」とその年上のスーパー1シャーシの駆動系を見せてくれましたがその時に、現在の抵抗抜きに近い改造が施されていました。
スペーサーをリューターで削って小ワッシャーを間にかましてスーパー1の駆動系のクリアランスを狭めた改造でした。
私の記憶には「それ教えてもらった後家に帰って自分のスーパー1にそれを施そうとしたがワッシャースペーサーがチンッ、チンッと擦れてマシンの部品が痛んでいる感じがしたので「これはダメな改造だ」とやめた感じですね。
その時にそそのかされなくて良かったと思ってますよ。
多分、そのままやってると「周囲のマシンに対して後ろめたい気持ちを持ったままミニ四駆を続けている自分の姿」が目に見えるので、この出来事が自分に「基本に準じたミニ四駆の駆動系が一番負い目が無くていい」と考えさせる原動力となっています。
ある意味「ミニ四駆をやるうえで、その後の分岐点になった出来事」と凄く思います。
なお、ガチ勢共は隠していますがこの抵抗抜きが正攻法と言える言い分は「ギヤボックスのマシンに行う事限定」になります。
その原因が「スーパーXはタイプ2を基準にした駆動方式に対してスーパー1～スーパーTZはゼロシャーシを基準にした駆動方式」という点で、ギヤボックスシステムのマシンが駆動系的にクリアランスで不利だからとなります。

しかし、MS・SⅡ以降のマシンは「スーパーXと同じくタイプ2シャーシのシャーシ構想デあるシャーシ側でギヤ位置が決まる構造」を採用している為、実は本来「抵抗抜きをしなくてもいいくらいシャーシ的には優遇されている」となります。
「スーパーXやVSシャーシに抵抗抜き入らない」というのは実は「スーパー1やスーパーTZ向けに抵抗抜きを使っていたからスーパーXやVSシャーシに抵抗抜きを施した覚えが無い」というのを誤介錯して「スーパーXとVSシャーシはシャーシ設計が完璧だから抵抗抜きがいらない」と認識した感じですね。
逆にタイプ2に準じたマシンに抵抗抜きを施すと「コース壁やジャンプを想定したコース地面に対してマシンが衝撃を駆動系で逃さない（減速しない）」問題が発生して「マシンが故障しやすくなる」「コースが割れたりひん曲がる」問題が発生します。
このデメリットをガチ勢共が知っていたため、関東では「フリーラン走行を減らして3台並んで用意ドンという勝負形式や、1台のみで走るタイムアタック方式を推奨した」と考えます。

で、現在のジャパンカップでは「チャンピオンが抵抗抜きしてるんだから、タミヤ公式レギュレーションでは抵抗抜きしてもいいんだ。どうだ参ったか（ドヤァ）」とGetNaviがこっちの発言に対してパワープッシュで圧殺しにかかったので（超速ガイドで）、多くの一般ユーザーが「ふざけんじゃねぇ

このトレンドだけのペテン雑誌がぁ

」と逆切れしてミニ四駆やる人が一気に減った感じです（多分、私と同じ経験をしたミニ四レーサーが比較的多くて抵抗抜きの問題点を知っていたのではないでしょうか。それを知らないGetNaviがアホなだけです）。

という経緯があり、結局抵抗抜きとは「超四駆を元にした不正改造（第2次ブーム中期97年までは参加することすらできませんでした）」であり、出てきた時期は「1995年にはごく一部の店舗コースの大人勢や高校生勢がだまし討ちでやっていた改造方法）」となります。

つまり総称「だまし討ち改造」であり、本来「正攻法で同じ駆動条件（ギヤのクリアランス事情）でやるジャパンカップで持ち込むべき改造方法ではない」とされます。
これは既に「90年代から決まっていた絶対法則」であり、「第3次ブームだからどうのこうの」というのは完全に私達には通用しません。
「大人がペテンにかける・だまし討ちに合わせるための改造方法」と記憶・勉強しているため、これを現在のタミヤ公式が認識するべきだと思います。

今日はこんな感じです。

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