mixiユーザー(id:32212643)

2021年01月12日07:41

81 view

ガンダム作品の素材要素

おはようございます、月影TAKAです。
今回は「ガンダム作品の素材要素」について語ります。

この「素材要素」とはそのまま「2次創作における素材要素」になります。
ガンダム作品において「原作が凄くつまらなかったのに、どうしてこの作品評価されてんの?」と思われるガンダム作品が結構ありますが、これは「作品構成」と「素材要素」に分解されているためですね。

「作品構成」は基本的に「ガンダム作品原作(初代とは言っていない)のシナリオ・ストーリー構成」に分類される要素になります。

「素材要素」はそのまま「ガンダム作品で使用されたキャラクター・MS・戦艦や街のイメージ等の素材要素」になります。

そのため、「ガンダム作品そのものが面白くなくても、MSやキャラクターの方が評価される」というガンダム作品も結構あります。

個人的な判断で各ガンダム作品を見ればこんな感じです。

〇初代ガンダム
作品構成⇒並
素材要素⇒並
感想:言うまでもなく「良くも悪くもガンダム作品の基本」なので「並」の評価になります。作品構成を「良」にしたいですが、残念ながら「TV版」で賛否があるため劇場版の構成力含めて「並」になります(つまりTV版は「低」になり、劇場版が「良」になります)。
MSや戦艦のバリエーション、キャラクター構成は面白いですが、後から更に面白い作品が増えるので、とりあえず基準であり「並」です。

〇Zガンダム
作品構成⇒並
素材要素⇒良
感想:素材要素は文句なく「良」になります。前作の「エルガイム」から良い感じで素材要素を付け足して強化されています。永野デザインが更に確立したきっかけ作品とも言えます(入口はエルガイムです)。
作品構成は「良」もあれば「低低(最低)」もあるので、足し引きして「並」という評価です。例えば「中盤〜Zガンダムが登場するまで」は作品構成としては「良良(最良)」とも言えます。しかし、そこから後半の「ドロドロした政治的な物」とか「キャラのワガママ要素」がシナリオ構成をグダグダにしており後半に行くほど「低低(最低)」となります。しかし、あくまで「TV版」を基準にしたもので、劇場版(最近の)ならバランスよく「良」判定に入る作品です。

〇ガンダムZZ
作品構成⇒良
素材要素⇒良
感想:「一番ガンダムらしくない」と当時言われていたが「アニメ作品」とすればZガンダムまでと比べても一番安定しているガンダム作品である。Zガンダムから引き続きという事でキャラ要素やMS等の要素は似た系統に感じる(ただし、永野デザインと藤田デザインの違いがあるので、ガンダムZZ系は「メカメカしい&マッシブ」の要素が強いです)。
作品構成は後半はジュドーのダウン症状が目立ちましたが(気持ち低下要素)、持ち直してZガンダム程、酷い状態は回避されました。
今なお、ファンが多い人気作品です。

〇逆襲のシャア
作品構成⇒良
素材要素⇒並
感想:劇場版としては一番有名な作品ですね。作品構成は劇場版前提(初代はTV版再編集なのに対して逆襲のシャアは劇場版前提で作られています)作品な分、作品構成は頬完璧(この作品は9割が「シャアのワガママ」によってシナリオが構成されている為、そういう類のガンダム作品です)。
素材要素は「素材の質は優れているが、何よりも数が少ない」点で並となっています。これは「ユニコーンガンダム」まで貫通します。
可もなく不可もなく高いレベルでまとめられた良作と判断します。

〇ガンダムF91
作品構成⇒並
素材要素⇒良
感想:別名「富野監督うつ病への道」入口作品。この時代あたりから既にこの現象は出ていた模様(なお、宮崎監督(ジブリ)も似た症状が出ていたらしいです)。
「今までのガンダム作品を一端リセットした」と監督が思っているガンダム作品です。
このため、作品の味方としては「初代〜逆シャア」「F91〜Vガンダム」とされているみたいです。
一応「逆シャア〜F91」までの歴史は続いていますが、「過去の歴史」扱いされているためガンダムの顔が「昔、こんな顔のMSがいた」程度にしかこの作品の連邦軍キャラ達には認識されていなかった(また、ジェガンを現役にしたのも富野監督の策略です。新しいガンダム作品にしたいながらもガンダム作品と認識させるためには前作のMSを一応登場させて時代的な繋がりを持たせたらしいです)。
作品構成が「並」というのも「新しいガンダム作品(当時評価)」の影響です。逆シャアみたいに「前作の流れ」が付与されない為、「話があまりにも短い」とガンダムファンには評価されています。
これを補正するために、ホビー業界では「F90・シルエットフォーミュラー」等でカバーリング作品が作られています。

Vガンダム
作品構成:低低(最低)
素材要素:良良(最良)
感想:ガンダム作品上「評価が極端な作品の入口」と言われている問題作品。
もうこの時点で「富野監督のうつ病」が監督自らカミングアウトされていたため、作品構成(シナリオ構成)は完全にガタガタでF91までと比べて「最低評価」を喰らわされています。
当時では「テレビマガジン」でもVガンダムを取り上げられていたので「幼稚園児も見ていた」と判断できます。
そのうえで「ギロチンや焼死等の残虐要素を平然に見せて幼稚園児を教育する」等を富野監督が平然とやったのでこれは最低評価となります。
しかし、MSや戦艦、キャラクター素材は歴代ガンダム作品の中でも最良の部類に入り「キャラクター素材やMSだけ使用して作品構成を変えれば今でも高評価を得られる」とまで言われるくらい素材要素は優秀です。

Gガンダム
作品構成:良良(最良)
素材要素:良良(最良)
感想:「これはガンダム作品ではない」と言われやすいが、Gガンダムをアニメ作品として見たら「かなり完成度の高いバトルアニメ」として一部のファン層では神アニメとされている。
ただし「MFファイターで2次創作を作るのは非常に難しい」として素材要素としては本来「低」扱いされやすいが、発想は間違いなくぶっちぎりで一番であるため「良良(最良)」とされている。
1年あれば作品の密を作るのは可能であり、Gガンダムの作品構成自体がシンプルであるためその要素も付け加えて作品構成(シナリオ構成)も優れている。

ガンダムSEED・SEEDデスティニー(種デス)
作品構成:低低低(評価対象外)
素材要素」良良良(ガンダム作中トップクラス)
感想:SEED自体は「福田夫婦の悪意」によって「相当ガタガタ(実を言えば砂漠の虎の時点でシナリオは崩壊していた)」なため、作品構成は「低低低(最低を踏みぬいて評価対象外。同人アマチュアよりも低い評価。子供の落書きレベル)」にしている。
しかし「プロジェクトSEED」と呼ばれる「2次創作や自分で話を考える人達のために、ある程度MSの自由度のキャパを広げる要素」や「キャラクターも転用が利きやすい幅の広い使用要素がある」点があるため、素材要素は「良良良(ガンダム作品トップクラス)」とされている(ただし、フリーダムとストフリは除く)。
あくまで「素材は優秀だが監督とシナリオライター(福田妻)が素人」という結果のガンダム作品である。
なお、補正すると「福田信者」とは03年〜06年までに発生した「福田夫婦を中核としてガンダムSEEDの一部要素を絶対神とする信者層」の事であり、別名「詐欺グループ」である。大半が「同人メンバー」で構成されており「自費出版⇒金が絡む問題⇒詐欺グループ」と認識されている。
なお、福田信者と当時対立していたのは「同人側に流れなかったガンダムファン層(一般視聴者)」であり、よくにいう「ライト層」である。一般視聴者にとっては「金が絡まない要素」であり、福田信者にとっては「金(同人誌売り上げ)が絡む要素」であったため、熾烈な言い争いで福田信者が執拗に一般層をネット上で言葉攻めにした過去がある(果てには一般ユーザーの人間性まで攻撃する福田信者までいた)。
金が絡むと恐ろしいな…この業界。
なお、福田夫婦は「ガンダムSEED原作のシナリオを同人メンバーに対して人質にすることで信者に引き込んだ」経緯がある。
同人誌は基本的に「キャラ同人」と呼ばれる「原作のキャラクターを使用した同人誌」を作ることが多い為、「自分好みの意見が通るし、敵対すると同人誌を作りにくくさせられる」としたらほぼ人質同然である。
当時でも「ガンダムSEEDのキャラ同人」はBL・一般同人・年齢制限同人でもかなり多かったことからこの要素はほぼ間違いないと言われている。
私がかなり前に語った「03年〜06年におけるネット上の詐欺行為」の一面はこういう要素も含まれています。

今日はこんな感じです。
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する