おはようございます、月影TAKAです。
今回は「ガンダム作品のタイムパラドックス」について語ります。
なお、これは「講談社のコミックボンボンに「アナザーガンダム4作目（ターンエー以降にアナザーガンダムがあれば）」を想定して話します。
で、この要素の要が「タイムパラドックス要素」である。
例で挙げるならこんな感じ。
1. 未来的表現は「瞬間凍結」「光の航行の速さ」等で疑似表現・解釈表現は可能である。
2. 同理論づけても現代科学では「過去に戻る法則」は存在しない（空想科学では「過去に戻れる技術と物質」という曖昧設定で可能とされる）。
3. 「過去と未来の技術交流」は作品影響としてはかなりややこしいことになりやすい（これはクロノトリガーでもあったけど、過去と未来の間に「現代」があれば、過去と未来の話に影響が出れば現代の時間軸が潰れる可能性があるという物。それを表現したのがクロノクロスのラヴォスである。
こんな感じである。
特に2.の「過去に戻る要素」がガンダム作品では実は壊滅的に表現不可能なのである。
何故なら「ガンダム作品の宇宙世紀技術は松本零士先生の宇宙戦艦ヤマトに影響を受けているから」となる。
ようは宇宙戦艦ヤマトの「波動エンジンとワープ装置は未来に影響があっても過去を変える力はない」として、これがガンダム作品の技術に貫通しているのである。
よって、「ナラティブなどで光の速度で移動するフェネクスは存在するが、魔導エンジンで過去に飛翔する魔王ガンダムは存在しない」という法則がある。
だって、「松本零士作品には過去に戻る技術は無いんだもの」である。
「どうして、ガンダム作品に関係ない松本零士作品が関係するのか？」は島本先生の「アオイホノオ」を見ればわかる。
実は「松本零士のお弟子さん」という名漫画家は結構いる。
あの「新谷かおる先生」も松本零士先生のお弟子さんであの「やったらん」のモデルでもある。
要はそういう事である。
「ガンダム作品で宇宙戦艦ヤマトや松本零士先生に影響を受けて松本理論構築した制作者が何人いる？」としたら「その人らだらけだろ？」と問題があるのである。
で、この「ガンオタと作者側の見解としては」「松本零士先生のハーロックや宇宙戦艦ヤマトで再現されている技術は認めるが、それ以外の技術は認めない」という問題もあるわけですわな。
何故なら「その時代でタイムパラドックスに対して緻密に盛られているから」である。要するにそれに付け足すと「破綻する恐れとタイムパラドックスを誘発するから」という問題があるからである。
まず、「ガンダム作品をアナザーガンダムで表現するためには」時間の流れを広く取らずに「過去の技術と未来の技術の違いを物理法則的に描かなくてはならない」と思うんだよな。
例えば「過去の時代のMS⇒実弾と実体剣重視のMS戦闘」「未来の時代のMS⇒ビームサーベルとビームサーベル、ビームシールドを使うビーム主体のMS戦闘」である。
これは「初代ガンダム対F91以降のガンダム作品」という構図でもある。
もちろんF91の時代では「ビーム技術が進歩しすぎて、体の部位のどこかにビームが当たれば一撃で沈む危険性がある」と考えられているが、逆に「肉弾戦や実弾に対する攻撃は想定されていない」という問題もある。
これが「過去と未来を行き来する技術で両方のMSを相手にしなければならない」とかなると「その両方の戦いに適応した主人公ガンダムが必要になる」となるだよな。
それくらいしないと「Gのレコンギスタの辻褄も合わない」と思いますね。
今日はこんな感じです。
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