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2020年09月07日06:42

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ガンプラのお値段事情

おはようございます、月影TAKAです。
今回はネット落札とかで高額化しているガンプラとかに対して「ガンプラのお値段事情」をプラ御モデラーに対しても直撃コースで発言していこうと思います。

例えば「92万円で落札されたガンプラがある」とかよくありますが「どうして92万にもなったのか?」という点で疑問に思いますね。
まあ、そのガンプラのスケールサイズにもよりますが、最大でも既存キットが6000円で技術工賃が10000円だとしても大体は1万6千円位が妥当である。
それが約58倍にも相当する価格になる。

まず、「価格が58倍にもなった原因」を紐解いていきましょう。
1. ネームバリュー(例えば造形師さんのメディア評価がかなり高くてその名前分ガンプラ価格が高騰化する法則)

2. ワンオフ要素(例えば、「そのガンプラが1体しかない」なら「この世に2体と存在しない」という「競り事情」が発生する。この競りにより「結果的に58倍にもなった」可能性が高い。なお、「その造形師さん以外に仲間がいた」場合は「そのグループは競りのテクニックを持っている(価格を釣り上げるテクニックを持っている)となる)。

3.フルスクラッチ事情(もし、そのガンプラが「位置からパテやプラバンで骨組みや肉盛りで手作りした」という原型のガンプラが存在しない「フルスクラッチビルド」の類なら理屈は通る。ようは「量産型型枠が存在しない⇒上記のワンオフ事情と同じ事情が発生する」となるため、自然と値段が高騰化する。

まあ、簡単に書くとこの3つ。
なお、これ以外にもし「4」があれば、これが「ジオラマ作品」であれば「場合によっては92万に到達する可能性がある」となる。
例えば「ガンプラ使用数50機で、背景となるジオラマベースを付くのにかなりの作成技術を要求するなら」使用したガンプラの値段+技術料とジオラマベースにかかった工作材料+モデラーの技術料で結論から「92万円以上」は場合によっては正攻法で行く。

で、「じゃあ、どうして普通の作例では1000円〜1万円位で安定しているの?」と言えば簡単。
それが「ベースキットの量産化」である。
よくに「ロット成形」という物で、それが「射出式成型機での成形法の利点」でもある。
例えば「毎分何個部品を量産できる?」というのが射出式成型の利点であり、これが「型枠があるか無いかの差」ともいえる。
つまり「値段が低いから価値が低い」とは限らない。
いわば「量産体制が整っているから、サイクルが確立しているので結果的に価格が下がった」という法則が存在する。
つまり「既存キット」でも「500円キットが成立するのか?」というのは「ランナー点数」と「使用する樹脂量」「成形ロット上の価格設定」がそれを可能としているのであり、「低レベルのガンプラだから500円である」というわけではない。
逆に「同じサイズのガンプラでもフルスクラッチビルドなら場合によっては1万円越えする」場合があるため、この「成形ロットとサイクル確立」の効果は価格抑えにはかなりの効果を発揮する。
故に「バンダイがガンプラを成型量産する」という威力はプライベートでガンプラを売り出すのに対して威力差が発生するのは当然ともいえる。
しかし、それ故に「射出式成型法の難点」も存在する。
それが「抜き勾配」「エジェクト(突き出し)」「片割り」「t(厚み)」である。
どれもガンプラの量産を考えれば一つでも「不成立」であれば、その金型は「失敗作」となり、金型ひとつの値段が「500万円〜1000万円」とすればそれが使えないなら「その費用分の損失」となり、よしんば作れたとしても「その金型の製作費用分の商品売り上げでの金型製作費の回収」を必要とされるので、金型作りは遊び半分で企画立ち上げができないのである(いわば、金型を作ったところで商品が売れてくれないと費用回収ができない)。
しかし、「既存キット金型を直す」のは何割か利点がありその一つが「値段が高いベース型(プレート)が転用できる」という値段を抑える利点ですね。
まず、部品的に値段が高いのは「鋼材面積が広いプレートパーツ」か「内部形状を構成するコア・キャビパーツか」になります。
その中間の部品はよほど複雑な形状の部品でない限り天文学的な値段にはなりません。
特に製品部に相当する部位に対しては「プラスチックに形状的な傷跡を作ってはいけない」として「磨き作業」が入る。
この磨き作業は大体手作業で行われることが多くこの部位の値段高騰化がしやすい。
しかも、プラスチック成型時に「成形設定をミスしたら破損しやすい部位」も「製品部」となるため、その部位が一番損失が大きいともいえる。

これがプラスチック成型であり、金型の構成は「1つの簡単な部品で成り立つ」という簡単なものではない。
ネットオークションでのガンプラ売買に関しては「造形師の領域」であり、「有名な造形師さんだからその値段で売れる」とか「造形師さんの力だからその値段が成立する」というのは大体当てはまらない。
逆にB-CLUBのレジンキットはベースキットでも8000円〜2万円クラスの値段問題があり、これでも「レジン用の型枠がある」からできるものであり、レジン成形は「射出式成型ではない」ため連続的に高速でパーツを成型することには向いていない。
つまり「量産する工程には難点がある」という物があり、それでもバンダイが商品化していないキットモデルをレジンキットとして売り出すから少数生産でもある程度は売れるというだけである。

これをまとめるなら。
バンダイのガンプラ⇐B-CLUB等のレジンキット⇒造形師のフルスクラッチビルド

であり、これが指すのは値段である。
安い⇐中間⇒高い

といった感じ。これが分かっているとネット上でも早々言い合いにはならない。
逆に言えば価格が高すぎるのは「それだけ量産商品には向いてない」という事になるため、作り込みが凄くても別の意味では評価が低くなる原因となる。

こういう感じですかね。
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